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タイトル: Re:プラスマイナスがバランスされた交流
投稿者 : たけだ 
投稿時刻 : 2009年9月15日21時15分 
本文:
LCDの焼つきの原理に関して回答致します。

 液晶分子は細長い形をしており、更に電気的には分極しているので電圧(電界)をかけ
ると電界方向に向こうとしま
す。LCDはこの原理を応用して液晶分子をシャッター代わりに使っています。

 液晶は交流で駆動しなければならず、理想的にはプラスマイナスがバランスした波形で
駆動されなければなりませ
ん。DCオフセットが生じると、液晶の中に溶け出している不純物(特にイオン)が電極に
吸着され、内部に電界を作
ります。液晶が感じる電界は外部から印加される電圧と内部のイオンが作る電界の和にな
ります。これが焼きつき(絵
が永久的に残る)の原因です。

 しかし実際の駆動波形にはDCオフセットが生じています。

一例を挙げます。
 TFT(薄膜トランジスタ。性能の悪いFETだと思って頂ければ結構です)のゲート電圧を
ONからOFFに下げると
き、TFTのゲートと画素電極の間にできる寄生容量によって液晶に印加した電圧が若干下
がります(突き抜け電圧とい
います)。
 通常、この下がる分は予め補正してキャンセルしておきますが、画面全体で突き抜け電
圧が一定にはならないため、
どうしても画面全体でDCをキャンセルすることができません。
 更に突き抜け電圧は液晶に印加する電圧にも依存するため、白を表示している時と黒を
表示している時では異なりま
す。
http://www.nc-
net.or.jp/mori_log/%C5%C5%BB%D2%A1%A6%C8%BE%C6%B3%C2%CE%A1%A6%B2%B
D%B3%D8_%A4%BD%A4%CE
%C2%BE/2/%B5%BB%BD%D1%A4%CE%BF%B9No.8699-
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