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タイトル: 繊細な人に与えられた使命
投稿者 : ナント 
投稿時刻 : 2010年7月1日15時05分 
本文:
在宅さん、お返事をありがとうございます。在宅さんに対して、あれ
これと、具体的にどのようにすれば不審に思われなくて済むか、とか
どのようにすればよい人間関係が得られそうかとか、あるいはどのよ
うにすれば自信を持つことが出来るかなどというアドバイスめいたも
のを述べるつもりはありません。僕自身が、いまだにもがいているか
らです。

でも、30歳のときに在宅ワークを始めて、それから24年にわたって翻
訳の在宅ワークだけで生計を立ててきた結果、ひいては、今までの数
十年にわたる人生の経験を経てきた結果として、僕は思うのですが、
在宅さんとか僕みたいな繊細なタイプの人間には、そういう人間だけ
に与えられた使命のようなものがあるだろうと思うのです。使命とい
うか独自性というか強みというか喜びというか、そういうものがある
のです。

おそらく在宅さんも同じでしょうが、僕も幼いときから小さなことで
すぐに傷ついてしまっていました。組織の中で6年ほど働きましたが、
いたたまれずにやめました。もし組織の中で働き続けていたら、きっ
と上司や同僚を殺していたか、私自身が自殺していたでしょう。人は
みな、組織をやめて脱サラした私を羨んだり不当に恵まれてだらだら
と生きているかのように言いました。独立自営することの苦しみなん
て、脱サラしたことのない人にはわからないので、致し方ありませ
ん。私が脱サラできたのは言語の運用能力という才能に恵まれていた
からであって、もしそういう才能がなければ贅沢を言わないで組織の
中で生き続けていたはずだ、と大多数の人は考えています。でも私
は、もし翻訳業で生計を立てられなかったら、乞食になってでも脱サ
ラしたでしょう。それくらいに切羽詰っていました。

それはともかく、言いたいことが山ほどある中でごく一部だけをここ
で無理やりに述べるとしたら、次のことを言いたいと思います。私は
確かに神経が弱い人間であるため、つまらないことで苦しんでばかり
いて、したがって在宅ワークをしていても世間に対して申し訳ない思
いをしていましたが、そういう変な繊細さを持っているからこそ、た
とえば言語や文学や芸術や宗教や哲学などの深遠かつ遠大な世界の醍
醐味を味わうことができるのだろうと思います。ですから私は、私の
持って生まれたこの変な繊細さを弱みとばかりは思っておらず、その
弱みがそのまま強みになっているのだと思っています。

在宅さんがこの翻訳業において順調に生きていけるのは、おそらくは
在宅さんが持っておられる繊細さが強みとなり、それが言語運用能力
やその他の学問分野において威力を発揮し、その結果としてビジネス
において成功しておられるからだろうという気がしています。さらに
は、傷ついた心を持っているからこそハングリー精神がますます深ま
り、余計に努力するので、ますます深くて強力な能力が磨かれていく
のだと私は信じています。


親記事コメント
Re:24年間、不審に思われ続けた男-投稿者:在宅ワークの30代男 なし

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