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-INCMによる掲示板巡回- Buckeye(6/22-21:26)No.535
 ┗Re:INCMによる掲示板巡回- マスター(6/23-02:17)No.537
  ┣Re:INCMによる掲示板巡回- Buckeye(6/24-07:19)No.541
  ┃┗実務翻訳は面白い- 新聞少年(7/1-10:31)No.556
  ┗8月の新刊- マスター(7/3-00:01)No.558


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INCMによる掲示板巡回Buckeye 5356/22-21:26

みなさん、

@niftyにある翻訳フォーラムのマネージャーをしているBuckeyeです。

実は最近、INCMというウェブ掲示板の巡回ソフトを使って、ここの掲示板を巡回
できるようにしました。とても便利なものなので、多くの方々に使っていただけ
ればと思い、こちらの管理人さんの承認を得て、ご紹介することにしました。

INCMというフリーソフトは、Windows95/NT4.0以降のWindows OS上で走るウェブ
掲示板自動巡回ソフトです。

設定は難しくありません。いったん設定が終わったら、その後は、ツールバーを
クリックするだけで、INCMがたくさんの掲示板を巡回して未読発言を集めてきて
くれます。集められた発言は、オフライン(インターネットに接続しない状況)
で読むことができます。また、コメントをオフラインで書けば、次の巡回のとき
に自動的に投稿してくれます。ダイヤルアップで接続している人は、電話代やプ
ロバイダの接続料金が節約できます。

うれしいのは、INCMが未読管理を行ってくれるので、テンキーの「0」を繰り返
し押すだけで、未読の発言だけを拾って読んでいけるということです。また、デ
ータがすべてローカル(自分のパソコンのハードディスク)にあるため、発言が
非常にすばやく表示されるというのも大きな利点です。ブラウザでアクセスして、
まだ読んでいない発言はどれだろうと自分で探す必要はありませんし、アクセス
してみたら新規発言がなくてがっかりということもなくなります。オフラインで
コメントを書くときは、使い慣れたエディタなどが使えます。このように、常時
接続で接続料金が気にならない人にとっても、大きなメリットがあります。

今回作成した、ここを巡回するためのプラグインは、翻訳フォーラム掲示板の入
口に置いてある「INCM導入キット」に同梱してあります。このキットには、いろ
いろな掲示板に対応したプラグインがたくさん入っていますが、ここの掲示板向
けに開発したものは「Trans-Kato」という名前にしてあるのですぐにわかるはず
です。

翻訳フォーラム掲示板には、フォーラムサイトからリンクが張ってあります。
http://www.nifty.ne.jp/forum/fhonyaku/

導入は簡単なはずですが、万一、うまく動かない場合には、INCMの公式サイトあ
るいは翻訳フォーラム掲示板の「8号−サポート」(近々予定しているリニュー
アル時に「8号:ネット指南◆有益サイト紹介・INCM利用法など」と改称の
予定)で聞いてみてください。

Best Regards,
Buckeye

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Re:INCMによる掲示板巡回マスター 5376/23-02:17
 記事番号535へのコメント

Buckeyeさん、便利そうなツールのご紹介ありがとうございました。

ご本の売り上げも順調なようですね。

『実務翻訳を仕事にする』宝島新書 定価:本体700円+税

ちなみに出版翻訳では、こちらの本の評判がいいですね。

『職業としての翻訳』 鈴木主税 (著): ¥1,600

実は、某社でも類書の企画が進んでおり、この8月にも刊
行されるのだそうです。なんと予定していたタイトルも全
く同じだとか。毎日さんに先を越されたと某社の営業課長
が悔しがっていました。
(おいおい、こんな情報リークしていいのか?> 自分)

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Re:INCMによる掲示板巡回Buckeye 5416/24-07:19
 記事番号537へのコメント

マスターさん、おじゃましてます。

>>ちなみに出版翻訳では、この本の評判がいいですね。
>>
>>『職業としての翻訳』 鈴木主税 (著): ¥1,600

この本、私はローカライズ中心の会社のえらい人から勧められて読みました。面
白かったし、実務翻訳者にとってもためになることがいろいろと書かれてますよ。
実務でも出版でも、翻訳というものに対する姿勢は基本的に同じですから。

ただ一点、とっても残念だったのは、「実務翻訳者は、いずれ、出版の世界で仕
事をしたくなる。理由は、本当に興味があるわけじゃない科学とか経済とかの翻
訳を収入のために1枚いくらでやっていたら、そのうち飽きてイヤになるから」
というような記述があったことです。

私は、まとまっているけど1歩遅れの本を読むのと、断片的ながら最先端の事柄
に実務の仕事を通じて触れるのと、どっちが面白いかと言われると悩んでしまう
くらい、実務の仕事で触れる内容が好きですから。ワクワク度は、実務の仕事で
触れる内容のほうがはるかに高いですね。

Best Regards,
Buckeye

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実務翻訳は面白い新聞少年 5567/1-10:31
 記事番号541へのコメント

Buckeyeさんの言葉===
>私は、まとまっているけど1歩遅れの本を読むのと、断片的ながら最先端の事柄
>に実務の仕事を通じて触れるのと、どっちが面白いかと言われると悩んでしまう
>くらい、実務の仕事で触れる内容が好きですから。ワクワク度は、実務の仕事で
>触れる内容のほうがはるかに高いですね。
・・・・・・・・・
(( 新聞少年 ))
まったく同感。よくぞ言ってくださいました。
私は、何度も出版翻訳へ移ろうと真剣に考えましたが、
実務翻訳の魅力に抗しきれず、結局は今日も実務翻訳。

いつも「最先端」の内容に触れているわけでもなく、
仮に最先端の事柄が書いてあっても、私には理解できなかったりして、
面白くないことも多いですが、面白くない分野にいま触れている、
いうことは、逆に言えば自分にとって未知な分野を
いま開拓しつつあるということ。

たとえば、私はもともと、会計学や法律には全く興味がなかったのですが、
金のために無理やり大量の会計書類や法律文書を訳しているうち、
いつしか楽しんで会計学や法学の本を読んだり、
放送大学でのその種の講義を聴いたり・・・。
依然としてそれらはどちらかというと嫌いな分野ですが、
以前の私なら最初の一行さえ読む気もなく、
そういう方面に収入以外の目的で本気で興味を持っている人は
この世にいないであろう、とタカをくくっていました。
そんな視野の狭い私の目を開いてくれたのは、実務翻訳。

一生、特定の分野や特定の価値観だけを信じ、
同じような種類の事柄に興味を持つ人とだけ
接触して生きていくことができるのなら、
それも本当に幸せなことで、私もできればそんな生き方がしたかったですが、
幸か不幸か、オギャーと生まれた瞬間から、
自分とは興味分野も価値観も考え方も行動様式も
全く違う人たちとひしめきあって生きなければならなかった人たちにとっては、
自分に全く興味のない分野、嫌いな分野にさえ
無理やり飛び込んでいく生き方をせざるをえません。
そしてそのような生き方が、そのような人にとっては喜びでもあります。

長くなりました。失礼。

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8月の新刊マスター 5587/3-00:01
 記事番号537へのコメント

みなさん、こんにちは。

そろそろ紹介してもよさそうなので。
内容についてはよく知りません。

『翻訳とは何か―職業としての翻訳』
山岡洋一著 2001.8 日外アソシエーツ刊行
本体価1,600円 ISBN4-8169-1683-0

http://www.nichigai.co.jp/newhp/whats/yamaoka/yamaoka.html