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-ご参考まで「日英契約書翻訳の需要」- ムーブ(7/2-22:24)No.557
 ┣専門分野のない私- ガーガ(7/5-04:35)No.560
 ┃┗Re:専門分野のない私- ムーブ(7/5-07:19)No.561
 ┃ ┗Re:専門分野のない私- ガーガ(7/5-17:03)No.562
 ┃  ┗Re:成り行きかな?- shigechri(7/7-18:38)No.563
 ┃   ┗コメントありがとうございます- ガーガ(7/7-20:29)No.564
 ┣Re:ご参考まで「日英契約書翻訳の需要」- ネコドス(7/15-09:49)No.574
 ┗Re:ご参考まで「日英契約書翻訳の需要」- argon(8/2-05:24)No.611


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ご参考まで「日英契約書翻訳の需要」ムーブ 5577/2-22:24

日英法律翻訳を生業とさせていただいているムーブと申します。
フリーになって2年、なんとか仕事も軌道に乗ってきました。

法律翻訳は需要があるのか?という質問を良く耳にします。
実務翻訳者を目指す以上、大切な問題ですよね。
自分も法律翻訳を目指した頃、また、トライアルに合格して
から後も、疑問を持っていたことでした。
こちらから翻訳会社の内情はわかりませんしね。

私は日英に特化しているのでその観点から。
現在お付き合いのあるエージェントによると、
「日英契約書の需要がうなぎのぼりだが、できる英訳者が
少ない」とのこと。

和訳は分かりませんが、英訳に関して言えば、
法律(契約書関係)は増えているようです。
どの分野もそうかもしれませんが、
英訳者は数が絶対的に少ないと思いますので、
これから法律翻訳を目指される方、
日英を目指されたらいかがでしょうか?

既にベテランが多くを占めている分野より、
敬遠される分野を狙うのが参入できるポイントだと思いますね。
あたりまえのことかもしれませんが。






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専門分野のない私ガーガ 5607/5-04:35
 記事番号557へのコメント

ムーブさんとは違って、私などは専門分野を持たず、何でもかんでも請け負
ってきてしまいました。フリーになってけっこう長いんですが、それでも専
門分野を持たないので、恥ずかしいです。いつまでたっても、どの分野にも
自信が持てないままです。私のような者は、邪道なんでしょうか。何でもや
ってしまう人、何でもやらされてしまう人は、産業翻訳界での単なる小間使
いで終わっているんでしょうか?


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Re:専門分野のない私ムーブ 5617/5-07:19
 記事番号560へのコメント

ガーガさんへ、

>ムーブさんとは違って、私などは専門分野を持たず、何でもかんでも請け負
>ってきてしまいました。フリーになってけっこう長いんですが、それでも専
>門分野を持たないので、恥ずかしいです。いつまでたっても、どの分野にも
>自信が持てないままです。私のような者は、邪道なんでしょうか。何でもや
>ってしまう人、何でもやらされてしまう人は、産業翻訳界での単なる小間使
>いで終わっているんでしょうか?

そんなことないと思います。
私も最初は、それこそ法律ではない分野もこなしていました。
産業翻訳をなさっている方は、それこそ多種多様なパターン
があると思います。ガーガさんのように、
それだけ沢山の分野をこなせる、という方は希少価値
だと思いますけれど。フリーになって長いということですし、
それだけエージェントさんの信頼も厚いと思います。

私は最初から、法律で行きたいと決めていましたし、
その分野で需要があるならその分野のみでいきたかったのです。







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Re:専門分野のない私ガーガ 5627/5-17:03
 記事番号561へのコメント

>私は最初から、法律で行きたいと決めていましたし、
>その分野で需要があるならその分野のみでいきたかったのです。
>=====

私はもともと、建設会社のゼネコンにいたのですが、そこではゼネコンらしく、建築土
木・電気・機械にわたる分野に常に関わっており、同時に海外での工事を請け負う〔つ
まりプラント輸出する)わけですから貿易や商業や法律にも常に関わり、その結果、一
部の分野をじっくりと勉強することなく、何でもかんでもやる、という感じでした。ま
あ、なんでも見てやろうという野次馬的な私の気質には、けっこう適していたのですが
ね。そのあとフリー翻訳者になると、今度はコンピュータや情報通信や車両や電子が中
心の世の中に入っていましたので、もともと比較的よく知っていた建築土木の知識はあ
まり必要でなくなってしまっていました。

ご親切なお言葉を頂戴しまして、ありがとうございます。私は私なりの道を歩んでまい
ります。ここのコーナーは、質問するコーナーではありませんが、でも「他のみなさん
は、どのような経歴をたどり、どのようなご専門をお持ちなのか、なぜそのようなご専
門を持つに至ったのか」をお尋ねできれば、私のようなものには、大変参考になります


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Re:成り行きかな?shigechri 5637/7-18:38
 記事番号562へのコメント

>他のみなさんは、どのような経歴をたどり、どのようなご専門をお持ちなのか、なぜそのよう
なご専門を持つに至ったのか」をお尋ねできれば、私のようなものには、大変参考になります
>。
化学を専門にして世に出、化学会社で殆ど定年まで「化学」関係の業務に従事し、その関係の内
外文献に囲まれ、各種試験成績の原文とその外部依頼して得た和訳文に日常的に接してきました
から、翻訳業そのものへの親しみが育ち、結果的に「化学及びその関係分野」を専門として仕事
をしています。現在は「化学」そのものをさらに深くしつつ、「その関係分野」の範囲をも広げ
ようと努力しています。もともと「パソコン」で「何かを操作する」のが好きですから、趣味の
「写真」分野を含めて小生に向いていると考えています。最近では、得られた報酬を関係の書籍
購入費用の方が上回ったりする月もあります。しかし、登録翻訳者には定年がほぼ無いところが
気に入っていますし、快適な作業環境と多少とも安定した依頼があれば「良い仕事」と言えまし
ょう。

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コメントありがとうございますガーガ 5647/7-20:29
 記事番号563へのコメント

shigechriさんは理科系なんですね。
私のように英文科出身の者にとっては、
理科系の人たちは、まぶしい存在です。
理科では実体のあるものを追求しますが、
言語の場合、何となく実体の薄いものを
追っかけているみたいで、
なんとなく心もとないです。
でも、私は英語が好きなので英語で書いてありさえすれば
どんな分野の文献も面白いと感じる、変な性格を持っております。
そんなわけで、私は専門分野のない人間なんです。

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Re:ご参考まで「日英契約書翻訳の需要」ネコドス URL5747/15-09:49
 記事番号557へのコメント

>現在お付き合いのあるエージェントによると、
>「日英契約書の需要がうなぎのぼりだが、できる英訳者が
>少ない」とのこと。
>
>和訳は分かりませんが、英訳に関して言えば、
>法律(契約書関係)は増えているようです。

貴重な情報をありがとうございます。
契約書翻訳の学習を続けるか悩んでいましたが、
これからも頑張ります。

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Re:ご参考まで「日英契約書翻訳の需要」argon 6118/2-05:24
 記事番号557へのコメント

Webで徘徊しておりましたら、偶然行き当たりました、通りすがりの者で
argonと申します。

過去に企業の法務部に在籍しておりましたが、現在転進の道を探しており
ます。

貴殿の記事を拝見して興味を持ったものですから、ご教授をいただければ
幸いなのですが、日英の契約書翻訳というのは、調印済みのものを訳すので
しょうか。
と申しますのは、日本語で書かれた締結済みの契約書を、英語になおす需
要が考えにくかったものでして。

日本語で書かれ締結住みの契約書ということは、 日本国内の当事者間の
契約であることが多いと思われますが、これの英訳が必要となるということ
は、その契約書を外国人が読む必要が出てきたということなのでしょうか。

和英契約書翻訳が、締結前の、契約書原案の起草のこと指すとなると、個
人的にはこれはもう「渉外弁護士と同程度の能力を有した方だけができるお
仕事」という気がしておりますものですから、私には到達が困難と思ってる
ものですから。