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◇┳圧縮ファイルに対応できない人・・・-投稿者:EB(7/14-10:12)No.1039
 ┗┳大変ですね-投稿者:ポピン(7/14-10:52)No.1040
  ┗━はぁ・・・-投稿者:EB(7/14-11:29)No.1041


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圧縮ファイルに対応できない人・・・EB 10397/14-10:12

こんにちは。翻訳会社で社内翻訳者をしています。
今日はちょっと愚痴らせて下さい。

フリーランスの登録翻訳者にファイルを電子メールに添付して送信した際、
送られた圧縮ファイルが開けないとか、文字化けしていたと言って、
あたかも当方の手落ちであるかのように仰って来られる方が結構
いらっしゃいます。

しかし、たいていの場合、ご自分が単に解凍ソフトをお持ちでないか、
当方のエンコード方式に対応していらっしゃらないことが原因なのです。
勿論、なるべく翻訳者のご要望を尊重して、「○○さんはエンコードは
uuで、圧縮はなし」などと対応しているつもりなのですが、数百人いる
全ての登録翻訳者の、日々変化するパソコン環境を把握するのは大変です。

送信の際のエラーやノイズが原因でファイルが壊れていたとか、
非常にマイナーな形式だとかいうのならともかく、圧縮形式については
lha(拡張子はlzh)、zip、sit(マッキントッシュ)に、エンコード
方式についてはbase64(MIME)、uu、BinHex(マッキントッシュ)には
最低限対応しておいて欲しいと思うのは会社側の身勝手なのでしょうか? 

上記の圧縮形式やエンコード方式に対応できる解凍ソフトやデコーダーは、
Vectorや窓の杜といったサイトから簡単に入手できます。

急激に進んだ電子化の波に乗りきれず、やっとの思いでパソコンを
操作しておられる翻訳者が大勢いらっしゃることは承知していますが、
パソコンを使いこなせない翻訳者は淘汰されていく傾向にありますから、
これからの時代はそんなことを言っていられる時代ではないと思うのです。

クライアントの要求する環境(OSおよびアプリケーションの種類と
バージョン、圧縮、エンコード等)に合わせて行く努力も必要なのでは
ないでしょうか。それともやはりこれは、私の一方的なわがままなので
しょうか・・・?

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大変ですねポピン 10407/14-10:52
 記事番号1039へのコメント

EBさんは こんにちは。ポピンです。

>クライアントの要求する環境(OSおよびアプリケーションの種類と
>バージョン、圧縮、エンコード等)に合わせて行く努力も必要なのでは
>ないでしょうか。それともやはりこれは、私の一方的なわがままなので
>しょうか・・・?

大変でねぇ。お察しいたします。

「わがまま」かどうかはマーケットが決めてくるれるのではないでし
ょうか? 優秀な翻訳者が少なくて、クライアントが翻訳者を奪い合っ
ているなら、クライアントの方が合わせる必要があるでしょうし、逆に
翻訳者(志望)が大勢いて、仕事を奪い合っているなら、翻訳者の方が
技術革新についていかなければ生き残れないでしょう。

私は現状は後者のように思っていましたが、そうでもないのでしょう
か? 確かに、経験を積んだ翻訳者でもパソコン操作に精通しているか
どうかは別問題ではありますが。どうなんでしょうね?


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はぁ・・・EB 10417/14-11:29
 記事番号1040へのコメント

ポピンさん、こんにちは。

ポピンさんは No.1040「大変ですね」で書きました。
> 「わがまま」かどうかはマーケットが決めてくるれるのではないでし
>ょうか? 優秀な翻訳者が少なくて、クライアントが翻訳者を奪い合っ
>ているなら、クライアントの方が合わせる必要があるでしょうし、逆に
>翻訳者(志望)が大勢いて、仕事を奪い合っているなら、翻訳者の方が
>技術革新についていかなければ生き残れないでしょう。
>
> 私は現状は後者のように思っていましたが、そうでもないのでしょう
>か? 確かに、経験を積んだ翻訳者でもパソコン操作に精通しているか
>どうかは別問題ではありますが。どうなんでしょうね?

私の経験上、確保しておきたい経験豊富で優秀な翻訳者になればなるほど、
かなり初期からパソコンや電子ツールを導入されていたせいか、こちらが
驚くほど(何しろ、中にはかなり高齢の方もおられるので(^^;)パソコンの
知識をお持ちになっていることが多いですし、また、こちらの助言にも
謙虚に応じて下さいます。逆に、比較的経験の浅い若い方は、翻訳技術以上に
(!)パソコンの知識をお持ちです。

困るのは、翻訳者として一応自立されている「中堅」の方々ですね。
ご自身の経験や知識に自信とプライドをお持ちになってくる時期ですから、
「そっちが悪い」と強気で応対されます(^^;

正直言って、そうした方々を切りたい気持ちはあるのですが、
レートを安く抑えられて、しかも品質はまずまずといった中堅を
完全に切ることは難しいのが現状です。

でも、将来「一流」と呼ばれる翻訳者を目指されている方には、
やはり「謙虚さ」を心に留めておいて頂きたいと思います。