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◇┳主婦の翻訳業と会社員の兼業(新ツリー)-投稿者:LimaLima(10/22-08:31)No.1549
 ┗┳お世話になります。-投稿者:ひな(10/22-12:45)No.1554
  ┣┳Re:お世話になります。-投稿者:Fujioka(10/22-16:39)No.1555
  ┃┗━Re:お世話になります。-投稿者:milktea(10/22-18:48)No.1556
  ┗┳要はやる気と実力ですね。-投稿者:にしのん(10/22-19:23)No.1557
   ┗┳Re:要はやる気と実力ですね。-投稿者:ひな(10/23-14:11)No.1560
    ┣━Re:要はやる気と実力ですね。-投稿者:tam(10/23-18:55)No.1561
    ┗━Re:要はやる気と実力ですね。-投稿者:ありか(10/24-00:10)No.1569


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主婦の翻訳業と会社員の兼業(新ツリー)LimaLima 154910/22-08:31

★★No.1447「在宅で翻訳の仕事がしたいのですが。」
のツリーのNo.1544「主婦の翻訳業と会社員の兼業」を
独立させて新しいツリーにしました。
No.1540「世間知らずの考えですが。」へのコメントです。★★


ひなさん こんにちは

>翻訳と両立させるのなら、私はむしろ時間に融通の利かない
>会社勤めよりも、主婦業の方が適しているのではないか、

主婦業のほうが時間に融通がきくというのはそのとおりだと
思います。

私の考えは、「市場(しじょう)が判断する」ということです。

時間に制約の大きい会社員であっても、お客様(エージェント
あるいはクライアント)から、「それでも頼みたい」と思われる
ようになることにより、お仕事をいただけると思います。

別の観点から考えてみましょう。

翻訳を頼むお客様の立場からすると、その外国語と日本語が
理解でき表現できるということは当たり前のことと思われます
ので特にアピール・ポイントにはならないでしょう。
(これは私の意見ですので、別の考えのお客様もいらっしゃる
かもしれません。)

翻訳者を選定する際には、その文書の内容をどこまで理解でき
るか、その分野の背景を知っているか、その分野で当然使用される
用語を訳語として正しく選定できるかという点を気にするのでは
ないかと思います。こういった点は兼業翻訳者の有利な点です。

実務翻訳の仕事の中には、昼に電話がかかってきて納期が夕方の
ような仕事もあります。こういうものは兼業では絶対にできません。

私の場合は、納期までに週末をはさんだ仕事しか引き受けていません。
他の兼業翻訳者のかたで、もっと短い納期のお仕事をこなされて
いる人も多いと思います。

専業の翻訳者のかたも、主婦のかたも、兼業翻訳者も、お客様から
見ればまったく同じ市場で競争しているというのが私の考えです。

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お世話になります。ひな 155410/22-12:45
 記事番号1549へのコメント

ひなです。

LimaLimaさんのアドバイスをいただいて、新ツリーにしよう、
でも二重投稿になってしまうのかなあ…と思っていたところでした。
管理人さん、LimaLimaさん、ありがとうございます。

専門分野の知識が翻訳者にとって非常に重要なものであることは
分かります。ただ、お勤めをされていて、お仕事とは関係ない分野の
翻訳者を目指して一から勉強される方もいれば、主婦の方でも
大学の専攻などでバックグラウンドを持っていて翻訳を始められる方も
(ブランクはあるかも知れませんが)いると思います。

専門知識の有無は主婦、兼業の問題でなく個人の事情によるものだと
思うのですが、兼業で翻訳者を目指すのは普通のことなのに
主婦で翻訳者を目指そうということになると、
なぜここまで議論を呼ぶことになるのか、というのが私の疑問です。






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Re:お世話になります。Fujioka URL155510/22-16:39
 記事番号1554へのコメント

ひなさんは No.1554「お世話になります。」で書きました。

>専門知識の有無は主婦、兼業の問題でなく個人の事情によるものだと
>思うのですが、兼業で翻訳者を目指すのは普通のことなのに
>主婦で翻訳者を目指そうということになると、
>なぜここまで議論を呼ぶことになるのか、というのが私の疑問です。

これはたんに需給バランスがくずれて、翻訳料金が安値で安定する傾向が
出てくるのが嫌われるせいだと思いますが...。

ただしこれはたんなる私見です。

Y. Fujioka


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Re:お世話になります。milktea 155610/22-18:48
 記事番号1555へのコメント


ひなさんは No.1554「お世話になります。」で書きました。

>専門知識の有無は主婦、兼業の問題でなく個人の事情によるものだと
>思うのですが、兼業で翻訳者を目指すのは普通のことなのに
>主婦で翻訳者を目指そうということになると、
>なぜここまで議論を呼ぶことになるのか、というのが私の疑問です。

ひなさん、はじめまして。
イギリス在住の milktea と申します。

フェミニズムにより、学校を
卒業したらバリバリと仕事をこなし、結婚後も仕事を続け、出産後も
速やかに会社へ戻るのがよしとされ、専業主婦はある意味で
「頑張りが足りない」と周囲の目に映る、という観念が
女性(10代の女の子も含む)の間に浸透しているようです。
男性は逆に妻に家にいて家事に専念して欲しいと願う人の方が
多いのでは?男性の方が「専業主婦」に対して寛容な気がします。
イギリスでは、家事と仕事の両立、あるいは学校でトップに立とうと
女性の方がよりプレッシャーを感じているそうです。
一方男性(10代の男の子)も、いわゆる Girl Power に押され、
違った意味での(強くなりすぎた女達に対する)ストレスを
抱えているそうです。
つまり、「仕事を2つ抱える」兼業組は「頑張っていてエライ」、でも
「専業主婦」が「在宅」で「仕事」をするというと
「まともに会社にも勤められないのに退屈しのぎに在宅なんて
できるわけが無い」と否定的な意見が出てくるのです。

専業主婦の方たちが、胸を張って「専業主婦です」といえるような社会も
いいのではないかとわたしは思います。
そして、専業主婦が、何らかのかたちで自分の能力を発揮したいと
思った時に、周囲がそれを応援してあげられる制度が必要だと思います。
イギリスでは、主婦が学校(カレッジ)で勉強を希望した場合、
「やめた方がいい」といわれる事はありません。金銭的援助も受けられ、
小さい子をベビーシッターに預けて勉強できるよう学校側が積極的に
アドバイスをしてくれるなど、主婦のみならず
シングルマザーにとっても心強い事と思います。
日本もそうなってくれる事を願わずにはいられません。
ただ、このことが専業主婦軽視の風潮に拍車をかけるようなことに
ならなければいいのですが…。

以上、長くなりましたが、個人的な意見を述べさせていただきました。
反論も大歓迎です。

milktea

 


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要はやる気と実力ですね。にしのん 155710/22-19:23
 記事番号1554へのコメント

ひなさん、こんにちは。

>専門知識の有無は主婦、兼業の問題でなく個人の事情によるものだと
>思うのですが、兼業で翻訳者を目指すのは普通のことなのに
>主婦で翻訳者を目指そうということになると、
>なぜここまで議論を呼ぶことになるのか、というのが私の疑問です。

ひなさんの疑問、もっともだと思います。恐らく議論になってしまった一番の
原因は「主婦のサイドビジネス」という言葉が「片手間にやる」という印象を
与え誤解がうまれてしまったからだと思います。

LimaLimaさんのおっしゃる通り、クライアントに気に入ってもらえればある程
度自分で量を調整しながら翻訳を続けて行くことは可能ですよね。ただ、実際
来るもの拒めずという風潮もあるので、なかなか難しいことです。そこで「空
いた時間でやる」というようにうまくはいかないよ、という意見が出たのだと
思います。

ただ、個人的にはそんなこと自分で実感すればよいと思ってます。下記で投稿
されたmikaさんのように、社会人として経験のある方なら「仕事をする」とい
うことの厳しさをいちいち人から指摘されなくてもお分かりでしょうし、翻訳
という仕事に向いているか向いていないか、というのはやってみなければ分か
らないですから。要はやる気と実力があれば、どんな動機でこの道に入ったに
せよ、主婦であろうが会社員であろうが、仕事はもらえる、と思います。


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Re:要はやる気と実力ですね。ひな 156010/23-14:11
 記事番号1557へのコメント

にしのんさん、milkteaさんコメントありがとうございます。

皆さんおっしゃる通り、最初の時点で誤解が生じたことが
発端だったんですね。主婦の翻訳ということが、
サイドビジネスというのではなく、兼業あるいは再就職という意味で
取り組むと考えれば、ここまで議論されることもなかったように思います。

要は本人のやる気と実力、という言葉は、私にとって
励みになりました。翻訳業の大変さも、そのやる気と実力を培い、
維持するのが実は一番難しいということも、これから自分で嫌と言うほど
味わうのだろうなとも思いますが…。

私は主婦の仕事や子育ては一つの仕事であり、
主婦業と翻訳を両立させることは、兼業と同様に大変なことだと思います。
そのため、私個人としては、将来もし結婚して子供ができ、両立のために
家族や周囲に迷惑をかけるのであれば、仕事をしばらく休むと思います。

頑張って子育てと仕事を両立させるのも、どちらかに集中するために
専業主婦という道を選ぶのも、個人の考え方や状況次第で、
どちらが良い悪いと世間がとやかく言うことではないと思っています。

ただ、私が翻訳者になりたいと思った理由の一つに、普通の企業では
何だかんだ言っても女性が出産後も仕事を続けることは困難で、
いったん辞めてからの再就職も難しいのに対し、翻訳であれば
自分の努力次第で、ブランク後の復帰も可能だということがあります。
この考えに対しても意見がある方はぜひコメントをお願いします。

私の場合、結婚だの再就職以前に社会経験もなく、翻訳の勉強も
始めたばかりなので、生意気に考えを言うような立場ではないのですが…。


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Re:要はやる気と実力ですね。tam 156110/23-18:55
 記事番号1560へのコメント

ひなさん、はじめまして。
主婦兼在宅翻訳者のtamと申します。

私の場合、在宅翻訳者を選んだ理由は、
主人の職業によるところが大きいです(転勤族なので)。
一応開業届けも出していますし、主人の扶養には入っていませんので、
職業を聞かれたときには「主婦」ではなく「自営業」と答えるようにしています。
ただ、主人の給料だけでやっていけないわけではないですし、
税金や年金、健康保険料のことなどを考えると、
扶養に入って時々仕事をするほうが賢いかな、とはよく思います。
では、どうしてそうしないかというと、
自分の将来のためと自分の立場を確保するため…でしょうか。
主婦が在宅で翻訳の仕事をしているというと、
何だか趣味でやっているように思われがちなんですが、
ある程度の収入を得て、税金や年金面でも独立することによって、
社会的にも「職業」として見なしてもらえるように思いますし、
自分にもそれなりの責任感が出てくるように思います。

>頑張って子育てと仕事を両立させるのも、どちらかに集中するために
>専業主婦という道を選ぶのも、個人の考え方や状況次第で、
>どちらが良い悪いと世間がとやかく言うことではないと思っています。

私もそう思います。
ただし、専業主婦が税金や年金面で優遇されている点に関しては、
早く国に改善してもらいたいですし、
もっと女性が子育てと仕事を両立しやすい環境になればいいなと思っています。


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Re:要はやる気と実力ですね。ありか 156910/24-00:10
 記事番号1560へのコメント

ひなさん、tamさん、こんばんは

>頑張って子育てと仕事を両立させるのも、どちらかに集中するために
>専業主婦という道を選ぶのも、個人の考え方や状況次第で、
>どちらが良い悪いと世間がとやかく言うことではないと思っています。

私の母は私が小さい頃翻訳業を在宅でしていました。字幕翻訳の下訳から始めたそ
うですが、その内仕事が増えあまりにも短納期での仕事の依頼が重なり、ついには
これは続けられない、と決断し辞めてしまったそうです。こう書くと「やっぱり主
婦は甘い」と思われそうですが、母を見ている限り私はそうは思いません。それに
人に迷惑をかけない限り、決断に良いも悪いもないですから。(同時に、翻訳をやる
にはやはりそれなりの覚悟が必要、というのも事実だと思いますが)

ちなみに母はその後近所の子供たちに英語を教え始めたところ盛況となり、結局扶
養からは抜けてました。こっちの方が「天職」だったみたいです。20年以上教えて
きて今は「何事もプロになるには続けることだよ」と言っています。私もまだまだ
駆け出しですが、それを肝に銘じて励もうと思ってます。