産業翻訳実務相談室 
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◇┳トライアル-投稿者:WL(12/18-08:47)No.3723
 ┣━Re:トライアル-投稿者:タクマン(12/18-09:29)No.3724
 ┣━Reジョブごとのトライアル-投稿者:おせっかい2(12/21-14:22)No.3734
 ┗┳Re:トライアル-投稿者:pipi(12/21-18:03)No.3735
  ┗━Re:トライアル-投稿者:WL(12/23-08:35)No.3738


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トライアルWL 372312/18-08:47

皆さん、こんにちは。以前お世話になっていたWLと申します。

今回はトライアルについての質問です。
ある翻訳会社のトライアルを受けて、登録したのですが、
その後、仕事が来る度に、「短いトライアル」を受けるように
言われます。その会社に登録して1年ほどになりますが、
受けたトライアルの回数は5回以上に上ります。そして、
それぞれのトライアルの結果次第で、仕事を依頼されるか
されないかが決まるようです。

トライアルの量は短いので、さほど時間はかかりませんが(100字〜
200字くらい)各トライアルへの支払いは発生しません。

皆さん、このようなご経験、ありますか?
こんなに何度もトライアルを受けるのであれば、登録の際の
トライアルの意義がないように思われるのですが。

WL

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Re:トライアルタクマン 372412/18-09:29
 記事番号3723へのコメント

WLさん、こんにちは。

「短いトライアル」とのことですが、忙しい時には、
確かに厄介に感じられることもあるかと思います。

しかし、依頼主としては、個別の案件に対して、
どれくらいの品質の翻訳が上がってくるかを
見極めたいのでしょう。もしかしたら、依頼主は、
それをサンプルとして、先客に提出を求められて
いるかもしれませんし、または、自主的に先客に
提出しているのかもしれません。

「短いトライアルを受けさせられている」と考えず、
「短いサンプルを提出している」とお考えになられると
気分が楽になるではないでしょうか。結局は、依頼主の
ご希望は沿えなくては、仕事を受注できないので。

もし、忙しいなどで、トライアルを受けたくない状態
でしたら、例えば「トライアルの文章を拝見したところ、
専門外なので、今回はお見送りさせてください。」と
断ってしまってもよい気がします。

逆に、どうしても仕事を受けたい場合は、トライアルを
求めない依頼主に対しても、「私が翻訳するとこれぐらい
の品質になります。」と自発的に試訳サンプルを提出される
と、「プロ」であることをアピールできるし、信頼を得ることが
できるのではないでしょうか。

長々と失礼しました。


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Reジョブごとのトライアルおせっかい2 373412/21-14:22
 記事番号3723へのコメント

WLさん、こんにちは。
>ある翻訳会社のトライアルを受けて、登録したのですが、
>その後、仕事が来る度に、「短いトライアル」を受けるように
>言われます。その会社に登録して1年ほどになりますが、
>受けたトライアルの回数は5回以上に上ります。そして、

私の取引先にも、同じように案件ごとにトライアルをかす翻訳会社
があります。登録者全員がMLに入っていて、ジョブ情報とそのトラ
イアルがMLに流されます。そのジョブに興味のある人だけが応募する
というモデルです。

翻訳業界では、特許とかITとか大きな括りでの専門分野を分けている
ようですが、実際には一人の翻訳者が大きな括りの分野全体に精通し
ているということはあり得ないので、通常はその中でも得意・不得意
な分野があるのが自然です。

また、翻訳者の技能というのは時間の経過とともに変化するため、
一定ではありません。最初は優秀な翻訳者であった人でも、本人の心
がけが悪かったり、努力を怠ったりすると、数年後には、使い物にな
らない人材になっていることもありえます。
(そういう現象をもの書きさんの世界では「筆が荒れてきた」などと
いうそうです)

翻訳会社としては、とりあえず大きな括りで人材を採用しておき、
個別のプロジェクト単位で内容に即したトライアルを実施して、その
都度、適切な翻訳者を選別という意図なのでしょう。

これは、翻訳者には面倒なようですが、実は自分のスキルチェックに
もなるので前向きに考えられてはどうでしょうか。

翻訳は、完全な自由競争の世界であるが故に、油断は大敵です。あぐ
らをかいているといつの間にか自分が三流になっているということも
ありえます。これは自分に対する戒めですが…。


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Re:トライアルpipi 373512/21-18:03
 記事番号3723へのコメント

こんにちわ。

それは会社によってはありますね。
特に、新しいクライアント(翻訳会社のクライアント)の場合、
先方の求めるものと一致しているかを調べるためにトライアルを課され
るケースがあります。
私はそのトライアルでダメだしを受けたこともありますよ。
もちろん、そのまま、ダメでした、といわれるよりはありがたいです
が。主に、文体や意訳の程度などで引っかかるのですが、その方がこち
らにとっても気が楽、という場合もあります。

翻訳会社に登録する際のトライアルはあくまでも、その翻訳会社の求め
るレベルに合っているかどうか、をチェックしているだけなので、
実際の仕事に適しているかどうか、先方が再度確認したいというのも理
解できます。たいした量でもないですし、せっかくのチャンスですから
深く考えずにこなせばいいと思います。それで、そのクライアントに合
えば、次回以降、そのクライアントの仕事は優先的にあなたに、という
ことだってありますから。



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Re:トライアルWL 373812/23-08:35
 記事番号3735へのコメント

みなさん、どうもありがとうございました。

みなさんの前向きな姿勢を拝見して、もう一度きちんと
考え直してやってみようという気になりました。このように
きちんと市場のニーズに応えようとしている会社だからこそ、
責任を持ってやらなければいけないんですよね。

つい12月の忙しさにかまけて、前向きに考えられないで
いました。やはり投稿してよかったです。
使い物にならない翻訳者にならないよう、がんばります。


WL