産業翻訳実務相談室

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◇┳出版翻訳の報酬はいくらくらい?-投稿者:Simon(1/28-12:10)No.4174
 ┗┳Re:出版翻訳の報酬はいくらくらい?-投稿者:おせっかい2(1/28-13:28)No.4175
  ┗┳Re:出版翻訳の報酬はいくらくらい?-投稿者:Simon(1/28-13:37)No.4176
   ┣━Re:出版翻訳の報酬はいくらくらい?-投稿者:おせっかい2(1/28-18:45)No.4178
   ┗┳Re:出版翻訳の報酬はいくらくらい?-投稿者:出版翻訳者(2/20-14:25)No.4207
    ┗━Re:出版翻訳の報酬はいくらくらい?-投稿者:若葉(2/22-23:07)No.4212


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出版翻訳の報酬はいくらくらい?Simon E-mail 41741/28-12:10

出版翻訳の報酬についてお聞きしたのですが、
私は今まで産業翻訳しかしたことがないのですが、
興味のある分野の出版翻訳の募集が目にとまりました。
そこでの報酬は、「支払いは印税形式で4パーセント」となっているの
ですが、これが実際どのような金額になるのかまったく検討がつきま
せん。ご教授いただければ幸いです。
よろしくお願いします。

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Re:出版翻訳の報酬はいくらくらい?おせっかい2 41751/28-13:28
 記事番号4174へのコメント

本の定価×印税率×初版発行部数

定価が2000円で、初版2000部なら、印税4%をかけて

2000円×2000部×4%=16万円

となります。

その後、増し刷りがあれば、その分も加算されます。
最近は初版だけでおしまいというケースがほとんどの
ようですが。



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Re:出版翻訳の報酬はいくらくらい?Simon E-mail 41761/28-13:37
 記事番号4175へのコメント

おせっかい2さん どうもありがとうございます。

>定価が2000円で、初版2000部なら、印税4%をかけて
>
>2000円×2000部×4%=16万円
よく分かりました。
そうすると、これに数ヶ月かけることになると厳しいですね。
出版翻訳の報酬というのは産業翻訳より良くないのでしょうか?
翻訳の世界は不可解ですね〜。



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Re:出版翻訳の報酬はいくらくらい?おせっかい2 41781/28-18:45
 記事番号4176へのコメント

Simonさんは No.4176「Re:出版翻訳の報酬はいくらくらい?」で書き
ました。

>そうすると、これに数ヶ月かけることになると厳しいですね。
>出版翻訳の報酬というのは産業翻訳より良くないのでしょうか?
>翻訳の世界は不可解ですね〜。

そうですね〜。

出版の点数ばかりが増えて、部数が極端に落ち込んじゃってるそう
で、初版でお終いがほとんどだとか。

一方で、ただ働きでも良いから、自分の名前の入った訳書を出した
いという人は、いくらでもいますから…。

結局、そっちの方へ時代が流れていくのでしょうね。かなり有名な人で
も、現物支給でやっていたりするのが実状ですから。

産業翻訳の人でも、訳書があると、たとえば、箔が付いて営業効果
を期待できるということもあると思います。仕事の記念碑として、
一生に1回くらいやってみるとか。


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Re:出版翻訳の報酬はいくらくらい?出版翻訳者 42072/20-14:25
 記事番号4176へのコメント

>出版翻訳の報酬というのは産業翻訳より良くないのでしょうか?

 これは明らかにそのとおりなんですが、4%という印税率は低すぎ
ます。出版社にもよりますが、書店で普通に見かける小説(エンター
テインメント、ということになるでしょうか)なら印税率は8%、悪
くても6%というのが相場です。文庫本は定価が800円くらい、初
版も1万部程度は出ますから(最近はこれも落ちていますが)、8%
なら64万、6%でも48万くらいになります。文庫本1冊(原稿用
紙で5〜600枚)なら2か月程度でできるので、「数ヵ月で16
万」というのはいくらなんでも極端すぎる例でしょう。

 もちろん「とぎれずに仕事があって、コンスタントに月300枚程
度を訳して、平均月収2〜30万」というのは、やっぱり産業翻訳に
比べれば安いんですけど。


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Re:出版翻訳の報酬はいくらくらい?若葉 42122/22-23:07
 記事番号4207へのコメント

>>出版翻訳の報酬というのは産業翻訳より良くないのでしょうか?
>
> これは明らかにそのとおりなんですが、4%という印税率は低すぎ
>ます。

くうう〜、以前にシリーズ物で数冊出しましたが、印税率2%です。
毎年少しずつ増刷されてますが、お小遣い程度です。
当時は駆け出しで何も知らずに、すべてを出版社に任せていました
ので、原稿料も契約内容も振り込まれてからなんぼという状況でし
た。出版社は最大手ではありませんが、一応歴史の長い名の通った
出版社です。こういう例もあるということで、参考までに。