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◇┳医薬の資料の揃え方-投稿者:[naif](6/28-13:38)No.996
 ┗━Re:医薬の資料の揃え方-投稿者:EB(6/30-13:52)No.1005


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医薬の資料の揃え方[naif] URL9966/28-13:38

 私は文系出身で医薬翻訳を目指しています。現在、医薬分野の通信教育を
受講中です。niftyの「翻訳フォーラム」で見た過去の記事によりますと、
メディカル翻訳を目指すには、学習の過程で、書籍代100万円は覚悟しなけ
ればならない、というものがあり、とても印象に残っています。私が現在揃
えているのは、『ステッドマン』『最新医学大辞典』『生化学辞典』『南山
堂医学大辞典』の基本辞書と看護学生用の解剖・生化学・薬理などのテキス
ト、免疫の入門書などです。あと、CDで『25万語』『バイオ』。これでも、
調べ物には足りないのは言うまでもありません。とりあえず必要なものから
揃えていきたい、とは思うのですが、最低限これは必要だ、というガイドラ
インがあると助かるのですが、どなたか教えて頂けないでしょうか。例えば
『薬科学大辞典』などもあれば便利なのでしょうが、2万円という値段に腰
が引けたりします(^^;ですが、必須のものであれば、10万〜20万円ずつくら
いかけて徐々に揃えていきたいと思っています。アドバイス、お願いしま
す。

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Re:医薬の資料の揃え方EB 10056/30-13:52
 記事番号996へのコメント

こんにちは。現在、翻訳会社にて医薬翻訳者として勤務致しております。

>私が現在揃えているのは、『ステッドマン』『最新医学大辞典』
>『生化学辞典』『南山堂医学大辞典』の基本辞書と看護学生用の
>解剖・生化学・薬理などのテキスト、免疫の入門書などです。
>あと、CDで『25万語』『バイオ』。

学習者であれば、とりあえずこれで十分かと思います。
あえて申し上げると、かなり「用語集」に偏っているので、
もう少し体系的に学習できる書籍(臨床診断学など)もあれば
尚良いかと思います。どのような用語をどのような場面で
どのような語と結びついて使用されているかが学習できます。
あと、意外に役に立つ物では、英和大辞典と臨床検査法提要
(1万5千円程度)があります。どの医学分野でも使えるので、
買って損はないと思います。

それ以外のものに関しては、学習を進めていく途上や
仕事を請け負う過程で必要になったときに、その都度揃えて
いけば良いでしょう。

いざというときの「保険」として書籍を買い揃えておくのも
良いかもしれませんが、いざ必要になったときには10年も
前の資料(書籍)で使い物にならない(特に薬事法絡みのもの)
といったこともありえます。「必要な時に最新のものを」が
損(?)をしない買い揃え方ではないでしょうか。

参考になりましたら幸いです。