matter は「物質」というような意味で使うときには、原則として
uncountable noun であるはずなんですけど、リックさんの仰る通り
「いろいろな種類の物質」というような意味だったら (various,
different) matters というふうに可算名詞として複数形にするという
ことも考えられる「とは」思います。たとえば wine や paper や
coffee や iron などが本来は不可算名詞だけども、いろいろな種類の
ワインやコーヒーなどというときには可算名詞にして複数形にします
よね。
でも、matter を複数形にするとどうしても「事柄」という意味が表面
化してしまうような気がします。foreign matterS というふうに複数
形にすると「外国の諸事情」というか「外国の諸問題」みたいな意味
になることが多いような気がします。もし「いろいろな種類の異物」
と言いたいのなら
different (various) kinds of foreign matter
というふうに言って、あくまでも matter は不可算名詞にするだろう
と思います。この場合にもしも
different (various) kinds of foreign matterS
というふうに matter を可算名詞の複数形にしてしまうと、どうも
「いろんな種類の外国の諸問題」というか「諸事情」というような意
味になるのではないかという気がするのですが、間違っているでしょ
うかね。
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