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タイトル: Re:状況により特定される場合(その3)
投稿者 : TAKIN 
投稿時刻 : 2008年7月10日09時36分 
本文:
(「その2」に関係した内容ですが、話題の流れ上「その3」への
コメントとします。)

結局は同じことになるのかもしれませんが、ここで「いきなり
the を使う」のは、何かの手順を省略したというよりも、「臨場
感のある情景を提示する」ための文章技巧だと私は理解しました。

"The 23-year-old..." と書けば、その23歳の女性は既に「特定さ
れている」、ということは、読者も実際にその場に居合わせて、
著者が「床でストレッチしているあの子は・・・」「バーにつかま
っているあのおばさんは・・・」と指差しながら話すのを聞く感じに
なります(「あの」=the)。著者はここで単に例を挙げる代わり
に、それ以上に具体的な一つの情景を示しているわけです。

ついでながら「初出だから a」を適用したときの書き換えの必要
性は南都さんの言われるとおりだと思いますが、その理由が(ご
承知の上でしょうが)十分説明されていない気がします。私見で
は、23-year-old stretching on the floor という句は、
stretching on the floor という修飾句による限定が強すぎて、
更に不定冠詞をつけるのは不自然に思われます。南都さんの書き
換え案では stretching は see の補語であって主語を修飾しては
いないので、この問題はなくなります。

私は仕事以外の英文はろくに読んでいないヘタレ翻訳者ですので、
誤解もあろうかと思います。ご指摘ください。


親記事コメント
状況により特定される場合(その3)-投稿者:南都隆幸 Re:状況により特定される場合(その3)-投稿者:南都隆幸

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