みなさんのお知恵拝借
みなさんのお知恵拝借6月11日16時37分

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-Testing to failure- ビーグル(12/5-21:30)No.10268
 ┣Re:Testing to failure- mejiro(12/5-21:44)No.10269
 ┣Re:Testing to failure- たけだ(12/6-10:04)No.10270
 ┗ありがとうございました- ビーグル(12/8-22:39)No.10271
  ┗Re:ありがとうございました- たけだ(12/10-14:49)No.10272


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Testing to failureビーグル 【ID: 8】1026812/5-21:30

何度もすみません。

同じく接着剤の仕様書の中で「Testing to failure」という単語がありま
した。「Time to failure」は聞いたことはあるのですが、「Testing to
failure」と言うのは初耳です。

直訳すると「不具合が起きるまで試験をする」だと思うのですが、ここで
出てくる「Testing to failure」はタイトルなので、上の訳(?)だと長
すぎるような…。

すっきりとした訳語をご存知の方、いらっしゃいますか?

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Re:Testing to failuremejiro 【ID: 31】1026912/5-21:44
 記事番号10268へのコメント

ビーグルさんへ。

下記サイトがあります。

http://www.soil.civil.nagoya-u.ac.jp/hp/publication/1995/abst4.htm

After completion of an undrained triaxial compression test to
failure with a constant rate of axial strain, a clay specimen
was continuously subjected to the same rate of axial strain but
with a pore water supply from outside through top and bottom
boundaries.

和文要約

飽和粘土のアニール挙動、実験と計算セル圧一定・定軸ひずみ速度で
境界非排水の三軸圧縮試験を行い粘土供試体を壊した後、同じ定軸ひずみ
速度でせん断し続けるとともに、セル圧を徐々に減らして上下端より水を
供給した。

test to failure「試験を行ない・・・を壊した」
とあります。これをヒントにしては?

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Re:Testing to failureたけだ 【ID: 91219】1027012/6-10:04
 記事番号10268へのコメント

ビーグルさんは No.10268「Testing to failure」で書きました。
>何度もすみません。

考え方としてはmejiroさんのご指摘の通りだとおもいます。
訳文をどうするかとなるとなかなか難しそうですね。

至破壊試験 という言葉は存在しないようですし。

下記が参考になれば良いのですが。

1940 年代に米軍の関係で、初めて"模擬環境(simulation)" 試験が
導入され、個別の環境毎に試験されました。1970 年代には、複合環境
試験が大々的に実施され、80 年代になると、"stimulation" という考
え方が出てきました。これは、これまでより厳しい複合環境のもとで
部品や材料の寿命推定を行うことです。90 年代の米国では、
"reliability enhancement testing" という考え方が生まれました。
これは、ボーイング社とか米軍で使われている手法で、これは最低1
台のサンプルを比較的短期間に破壊するまで試験するものです。
http://eeepitnl.tksc.jaxa.jp/jp/event/MEWS/18th/outline/
02_special%20lecture.pdf

後者の、過酷な環境条件下で行う試験では、
「加速試験」と「弱点検出試験」に区分することができる。
特に、過酷な試験条件のもとで行う試験においては、市場で
の故障と同一の故障モードである結果が得られる範囲の中で
行うのが加速寿命試験であり、市場故障とは異なるモードで
あるが、製品の持っている固有の弱点を探し出すための試験
が弱点検出試験とみることができる。
http://www.espec.co.jp/tech-info/tech_info/pdf/a1/j_10.pdf

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ありがとうございましたビーグル 【ID: 8】1027112/8-22:39
 記事番号10268へのコメント

mejiroさん、たけださん
レス、ありがとうございました。

定訳があれば、まったく違うのでしょうけれど、とりあえず「破壊試験」
にしま
した。

定訳がないとすれば…、むずかしいですね、翻訳って。

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Re:ありがとうございましたたけだ 【ID: 91218】1027212/10-14:49
 記事番号10271へのコメント

ビーグルさんは No.10271「ありがとうございました」で書きました。


遅ればせながら、破壊検査ではないかと思います。
破壊試験だとdestructive test/fracture testを指すことになるよう
な気
がします。
wikipediaですから100%信頼するのは危険ですが。

[編集] 破壊検査

接着力を評価するには、実際に被着材を接着したものを剥がす破壊検
査を
行なう。接着剤と被着材それぞれの種類や接着条件によって強度は大
きく
左右されるため、複数の接着剤を評価するに当っては同一の被着材お
よび
条件下で接着した検体を準備しなければならない。

接着時の破壊検査方法はJIS K6848にて規定される。破壊検査は、試験
サン
プルに加える力の方向により3種類に大別される。

* 引っ張り - 接着面に対し垂直方向の応力をかける。
* せん断 - 接着面に対し平行方向の応力をかける。
* はく離 - 被着材を引き剥がす。


接着剤の破壊箇所は、一般に以下の3箇所が混合する形で起こる。図は
被着
材が同一の場合を示しており、異なる材質を接着するケースでは破壊
は5箇
所の混合となる。これら破壊は一様には起こらず、接着剤の厚さ・破
壊検
査の方法・サンプルの寸法・破壊速度・寿命・温度や湿度などの外的
条件
により左右されることを念頭に置かなければならない。これら破壊箇
所の
判定は基本的に観察手法に依存する。

凝集破壊(cohesive failure)
硬化した接着剤層が破壊する。この場合、接着剤が要求強度を満たし
てい
ない場合が多く、種類の選定または接着時の条件を適正にする必要が

る。
接着破壊(interfacial failure、界面破壊)
接着剤層と被着材層との境界面が破壊する。この場合、接着力そのも
のが
不充分と考えられる。種類選定または接着条件の適正化とともに、被
着材
の表面状態についても考慮する必要がある。
基材破壊(adherend failure)
被着材そのものが破壊する。この場合、接着剤および接着力は充分な
強度
を持っており、むしろ被着材の強度を検討する必要がある。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8E%A5%E7%9D%80%E5%89%A4