みなさんのお知恵拝借
みなさんのお知恵拝借7月7日09時28分

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-compete discussion - あんじぇら(4/24-14:55)No.10554
 ┗ミスタイプ: compLete discussion - 南都隆幸(4/24-15:15)No.10555
  ┗Re:ミスタイプ: compLete discussion - たけだ(4/24-19:33)No.10556
   ┣たけださんへ- 南都隆幸(4/24-19:45)No.10557
   ┃┗Re:たけださんへ- たけだ(4/25-09:34)No.10558
   ┃ ┗再び、たけださんへ- 南都隆幸(4/25-16:12)No.10559
   ┗Re:ミスタイプ: compLete discussion - LimaLima(4/25-21:00)No.10560
    ┗Re:ミスタイプ: compLete discussion - あんじぇら(4/26-13:17)No.10561
     ┗Re:ミスタイプ: compLete discussion - たけだ(4/26-15:18)No.10562
      ┗Re:ミスタイプ: compLete discussion - あんじぇら(4/26-18:44)No.10563
       ┣検索の効率は、どのように上げるか?- 南都隆幸(4/26-19:33)No.10564
       ┃┣Re:検索の効率は、どのように上げるか?- たけだ(4/26-20:25)No.10566
       ┃┃┗自分が何を知らないかを知る- 南都隆幸(4/26-20:59)No.10567
       ┃┗Re:検索の効率は、どのように上げるか?- おぺら(4/27-12:44)No.10571
       ┃ ┗プロフェショナリズム- サムライ(4/28-09:19)No.10572
       ┃  ┗Re:プロフェショナリズム- おぺら(4/28-20:05)No.10577
       ┗Re:ミスタイプ: compLete discussion - たけだ(4/26-20:05)No.10565
        ┗Re:ミスタイプ: compLete discussion - おぺら(4/27-09:20)No.10568
         ┗Re:ミスタイプ: compLete discussion - たけだ(4/27-12:14)No.10569
          ┗駆け出しの人たちへ- 南都隆幸(4/28-12:17)No.10575
           ┗Re:駆け出しの人たちへ- おぺら(4/28-19:39)No.10576
            ┗甘い希望を持つ翻訳希望者たち- 南都隆幸(4/29-21:09)No.10579


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compete discussion あんじぇら 105544/24-14:55

こんにちは。

次の文で"compete discussion"の意味が分からないのですが、「対立
意見」ということでしょうか?「競争力のある議論」なんていうのは
変ですよね。

・items required under 21 CFR 807.87, including a description
of the device (including detailed, labeled drawings and a
compete discussion of the performance specifications), the
intended use of the device, and the proposed labeling for the
device.

出典:http://69.20.19.211/cdrh/ode/guidance/1385.html

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ミスタイプ: compLete discussion 南都隆幸 email Web105554/24-15:15
 記事番号10554へのコメント

それはミスタイプであり、正しくは compLete discussion だと思いま
す。その文脈では、「(仕様)の全容の解説」とでも訳せばよいので
しょうかね。下手な和訳ですみませんが、ともかく、性能仕様の概略
だけでなく、必要なことを網羅した解説というような意味で
complete discussion と言っているのでしょう。

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Re:ミスタイプ: compLete discussion たけだ 105564/24-19:33
 記事番号10555へのコメント

>それはミスタイプであり、正しくは compLete discussion

私も同意見です。

http://docs.sun.com/app/docs/doc/817-0717/6mggffsav?l=ja&a=view

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たけださんへ南都隆幸 email Web105574/24-19:45
 記事番号10556へのコメント

たけださん、お久しぶりです。私は以前、たけださんに対して嫌味っ
ぽい失礼な物の言い方をしてしまったので、それを今までずっと恥じ
ておりました。どうかこれからも以前と同じくコメントして、私たち
にいろんなことを教えてくださいますよう、お願い致します。

敬具

南都隆幸
Takayuki Nanto

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Re:たけださんへたけだ 105584/25-09:34
 記事番号10557へのコメント

南都隆幸さん

ネット上で南都を知ったのはもう何年前になりますか。
少なくとも3年以上前です。

私なりに、限られた情報によってではあっても、南都さんのお人柄は
何となくわかっております。

どうぞご放念ください。

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再び、たけださんへ南都隆幸 email Web105594/25-16:12
 記事番号10558へのコメント

たけださん

冷たい風の吹きすさぶこのインターネット上で、そのような優しい言
葉をかけて下さる方がおられると、本当にうれしくなります。ありが
とうございます。

私は、この「産業翻訳の基本がわかるウェブマガジン」上で閲覧と発
言を始めたのは、おそらく9年前です。(最初はハンドルネームを使っ
ていました。)いろいろなサイトを見てきましたが、翻訳に関係した
サイトも翻訳に関係のないサイトも含めて、このサイトが最も無駄・
無理・無茶のない場所だと思います。このサイトが存続する限り、末
永く発言を続けていくつもりです。(おそらくは死ぬまで。)今後と
もなにとぞよろしくお願いします。

南都隆幸
Takayuki Nanto

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Re:ミスタイプ: compLete discussion LimaLima email 105604/25-21:00
 記事番号10556へのコメント

私もタイプミスという解釈に同意見です。

判断の根拠をお知らせします。

Description of the device and its intended use. The description
should include a complete discussion of the performance
specifications and, when appropriate, detailed, labeled
drawings of the device.

出典:http://69.20.19.211/cdrh/ode/guidance/1335.html

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Re:ミスタイプ: compLete discussion あんじぇら 105614/26-13:17
 記事番号10560へのコメント

南都隆幸さん、たけださん、LimaLimaさん、こんにちは。

有用な情報ありがとうございます。タイプミスとは気がつきませんで
した。

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Re:ミスタイプ: compLete discussion たけだ 105624/26-15:18
 記事番号10561へのコメント

あんじぇらさん

ちょっと辛口になりますがコメントします。
このサイトでは他の何カ所かの翻訳サイトのように「質問を書いてい
る時間があれば自分で調べれば」という質問は掲載されませんが、あ
んじぇらさんの最近の三つの質問にちょっと甘さを感じました。

predicate devices:3分検索すると訳語候補が三つ見つかりました。

acted upon:uponは、onとほぼ同様の使い方であることは常識だと思い
ます。act uponの訳、用例は30秒でたくさん見つかりました。

compete discussion:この文脈でのdiscussionの意味はネットで検索す
るまでもなくランダムハウスに出ています。

納期が迫っていて、もっと難しい件を調査するのに時間がかかるので
ほかの疑問点を調べている時間がない、といった場合があることは自
分の経験からも理解できます。要は、検索の効率を上げることです。

基本的な辞書(紙媒体、電子データどちらでもいいですが)はお持ち
ですか(多分辞書類だけで80万円くらい投資しています、専門書/
解説書を入れれば100万円は超えます)?

ブックマークに専門用語解説サイトが分野ごとに5カ所以上あります
か(数が多ければいいというものではありませんが、訳語の比較のた
めに数カ所は登録した方が良いと思います)?

インターネットへのアクセスは、ADSLもしくは光フレッツにしていま
すか(私の場合は光フレッツです、検索の能率がすごく向上しまし
た)?

ネイティブが参加している翻訳関連のサイトをご存知ですか(proz.com
が私の知っている中ではベスト)?

私の場合は翻訳だけで食べていく必要がないので事情が異なる部分も
あるでしょうが、翻訳の「基礎体力」の維持と向上が必要なのは皆さ
んと同じだと考えています。

検討はずれの指摘でしたらご容赦願います。




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Re:ミスタイプ: compLete discussion あんじぇら 105634/26-18:44
 記事番号10562へのコメント

たけださん、こんにちは。

辞書類は約30種類ほどJammingで一括検索できるようにしています。
ネットは50MBのADSLで、スピード的には問題ないと思っています。今
回の件、自分は長時間検索しましたが、見つけることができませんで
した。見つけられたらわざわざこちらに相談に来ません。
基礎不足だといわれたら、それまでですね。ま、そういう者も何とか
食べていかなければならないので必死にもがいております。大目に見
てやってください。

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検索の効率は、どのように上げるか?南都隆幸 email Web105644/26-19:33
 記事番号10563へのコメント

検索の効率を上げるべきだ、というお話が出ました。もっともなお話
のようにも思えますし、私もそういうことを他の人に言ったことがあ
ると思います。同時に、他の人から私自身が「もっときちんと検索し
なさい」とか「頭をもっと柔らかくすれば、本当のことが見えてくる
はずだ」とかいうことも言われました。

実は、もし私があんじぇらさんと同じ境遇にいたとしたら、同じよう
な苦境に入り込んでしまって、同じような質問をしていただろうとい
う気もします。あんじぇらさんの今の検索の効率が悪いということが
仮に本当だとしても、その検索の効率が悪いのは、たまたまこういう
医学やビジネスの分野における英文や和文の文章をそこまでたくさん
は読んだことがないからだろうと思います。それは仕方のないことで
あって、それに対して「もっと検索能力を上げなさい」というのは少
し厳し過ぎるようにも思います。

確かに私も、act upon については、きわめて常識的な問題のような気
もしました。compete (compLete) についても、実に簡単にわかるはず
だとも思いました。でもそれは、今の私だからそう思ったのであっ
て、もし10年前の私だったら、同じような疑問を持って、頭を抱えて
たかもしれません。

特に、(もしかしたらあんじぇらさんは心理学や文学や考古学には詳
しいかもしれないのに)生活のために医学という慣れない分野の翻訳
をせねばならない境遇にあって、他の翻訳者たちからは「自分のよく
知らない分野の翻訳は断る勇気を持て」と批判されながらも、生活の
ため、そして新しい分野に挑戦していきたいという意欲にも駆り立て
られながら未知の分野の翻訳に取り組んでいるとき、膨大な医学の用
語のオンパレードの中で溺れそうになっているとき、うっかりと基礎
的な事項(今回の act upon とか compete = complete など)を漏ら
してしまうことは、誰にだってあることではないでしょうか?

あんじぇらさんだって、もし医学の翻訳ではなく、ご自分のよく知っ
ている分野の翻訳をしているときに、これと同じ act upon や
compete という単語が出てきたら、すぐに理解できたはずです。今回
は、あまりにも未知の分野の用語に悩まされ、頭が疲れ切ってしまっ
ているから、ついつい失敗してしまっただけです。私はそう思いま
す。

現に、私はそういう失敗を今までに何回もしてきたと思います。他の
たくさんの難問を膨大に抱えているとき、頭脳が疲弊しきってしまっ
て、英語を知らない人にすぐにわかることでさえ、その瞬間はわから
なくなってしまうことさえありました。

質問する人よりも回答する人の方が大変な思いをすることも多いで
す。逆に、回答する人の方が実は気楽なときもあります。質問する人
は自分の無知や甘さや未熟さや欠点をさらけ出してしまうこともよく
あり、だからこそどのように質問すべきかという問題も実に大きな問
題であるので、質問する人は実に厳しい立場にいると言ってもよいと
思います。だからこそ、私などは、回答するのは楽だと感じますが、
質問するのは実に怖い。

ろくに推敲もしないで投稿します。だらだらとした長文ですみませ
ん。

南都隆幸
Takayuki Nanto

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Re:検索の効率は、どのように上げるか?たけだ 105664/26-20:25
 記事番号10564へのコメント

南都隆幸さん


検索の効率を上げるための方法の一つは「自分は何を知らないのかを
知ること」だと思います。

最近、プラント工事関連のプロジェクトで超有名な国立大学の仏文科
出身の女性翻訳者と仕事をたのですが誤訳が多くて苦労しました。

派遣元がその能力不足を指摘したときに、この女性は「面接や試験を
して私に(この仕事のための)能力があると判断したのは会社だか
ら、誤訳の責任は私だけにあるのではない」というような言い訳をし
ました。
彼女は様々な誤訳をしましたが一番すごかったのは
plant operation and maintenance manualを仏訳したときに
plant operationとmaintenence manualの二つのtermに訳してしまった
ことです。

彼女は自分が何を知らないのか知らなかったのでしょう。
言い換えれば、この仕事のために何を勉強すれば良いか解らなかっ
た、あるいは勉強することにさえ思い至らなかったのかもしれませ
ん。
もちろん彼女を使っていた派遣先の会社の人たちにも問題はあったの
ですが、間違いなく社員はオーバーワークですから丁寧な指導はでき
ないのが現実です。

結局この女性は派遣会社を退職しましたがフランス語の翻訳の世界は
結構狭いですから、彼女が翻訳業を続ければまたどこかで接触する公
算は大です。

そのとき私はどうするのか・・・・・。


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自分が何を知らないかを知る南都隆幸 email Web105674/26-20:59
 記事番号10566へのコメント

たけださんの仰るように、「自分が何を知らないかを知ること」が大
切だということには、大賛成です。ただ問題は、「さて、私は今か
ら、自分が何を知らないかを知る努力をしよう」と言って数年ほど何
か具体的な努力をしてそれを知ることができるわけではないというこ
とです。「自分が何を知っていて、何を知らないか」は、実際には、
何年も何十年もの人生経験とガリ勉と猛烈な労働の結果として、半ば
無意識的に獲得していくものではないかという気がします。

もちろん、若いうちから「自分が何を知っていて、何を知らないかを
知る努力をしよう」という方向性を打ち出して、それに向けて努力し
ようとすることは大切だと思います。でもその結果が出るのは、きち
んとした努力家の場合でさえ、おそらくは中高年になってからだとい
う気がします。そして、初めからそういう方向性もなく、あまり勉強
をする気にもなれない人は、中高年になってもついにそれを知ること
なく終わるのだろうと思います。

例のフランス語の翻訳者の件にしても、やはりその方がさまざまな英
語を読んできた経験が不足しているだけのことであって、これからそ
ういう点(何とかいうマニュアルについての英語を読み間違えたこ
と)も含めて、余裕のある広くて柔軟な日本語力・英語力・フランス
語力、そしてその他の技術関連の知識や一般常識を獲得していって、
そういう数十年の努力の末に、「私は、やっと何がわかっていないか
を知った」と思える時が来るのではないかと私は思うのです。

あんじぇらさんがどういう境遇や学識や経験や学歴を持った方かはほ
とんど知りませんが、あんじぇらさんの質問内容を見る限り、今のあ
んじぇらさんに「自分が何を知っているか、何を知らないかを知りな
さい」とか「それだけの経験がありながらも今回の事柄をきちんと検
索し切れなかった原因を探りなさい」とか言うのは、少し厳しすぎる
ような気が私にはしています。

でも、どうか誤解しないでください。私はたけださんを変な意味で批
判しているのではありません。たけださんのようなことを仰る人も必
要ですし、おそらくは私自身も同じことをあちこちで言ってきたに違
いありませんし、さらには、いろんな意見を聞くことによって、あん
じぇらさんがよりよい方向に向かえばそれでよいのですから、たけだ
さんの意見は建設的な批評として大いに価値があると思います。

南都隆幸
Takayuki Nanto

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Re:検索の効率は、どのように上げるか?おぺら 105714/27-12:44
 記事番号10564へのコメント

南都さん、

> 「自分のよく知らない分野の翻訳は断る勇気を持て」と批判されなが
らも、生活のため、そして新しい分野に挑戦していきたいという意欲に
も駆り立てられながら未知の分野の翻訳に取り組んでいるとき

という部分に限って私の意見を述べます。

私はやはり、自分のよく知らない分野の翻訳は断るべきだと思います。
プロとして、「私はやりたい、意欲があるから挑戦したい」と未知の分
野に取り組むことによって、お金をいただいてはいけないと思います。

もちろん、すべての翻訳内容について100%の知識を有することはありえ
ません。しかしながら、「未知」に近い分野の場合、はっきり断ること
がクライアントのためであり、翻訳会社のためであり、自分のためであ
り、ビジネスの常識だと思います。「お花は生けたことありません。で
もなんとなくさしておけば形になるでしょう」という考えで一流ホテル
の玄関を飾ることはできないのと同じ事です。

もちろんそのときは断っても永遠に断り続けるということを意味するも
のではありません。医薬、特許、金融、機械、いろんな分野があります
が、いきなり翻訳のプロとして仕事を受けるのではなく、例えばそれほ
ど給与が高くないけれども高い水準を要求されない社内派遣翻訳で経験
を積む、翻訳ではない業務で業界経験を積むということで知識の蓄積は
できると思います。

検索能力は必要です。でも、それで対応できる範囲は限られています。
その基礎にあるべきは、絶対に専門分野の基礎体力だと思います。

以上、私の個人的意見ですので、反対の方もたくさんいらっしゃるでし
ょう。また、このスレッドのもともとの質問とは何ら関係ありませんの
で、ご容赦ください。

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プロフェショナリズムサムライ Web105724/28-09:19
 記事番号10571へのコメント

おぺらさん、個人意見などとと謙遜される必要は毛頭ありませんよ。お
ぺらさんが書かれているプロフェショナル像こそが、まさに本物のプロ
中のプロと呼ばれるべき人たちを指しているのだと思います。

翻訳という分野とは異なりますが、私が懇意にしていただいているプロ
のジオロジスト(オイルマン)は、「ジオロジストにはそれぞれ得意と
する地域があり、シェルなどがアラスカ沖の石油埋蔵についてコンサル
ティングを求めてきた場合、「アラスカ沖は●●というジオロジストが得
意としているので、そちらに打診してください」と答えているのが常
だったそうです(むろん、その逆もあり、自分が得意とする地域の仕事
が他の仲間のジオロジストから回ってくることもたひたびあったそうで
す)。その方は藤原肇さんと言い、既にジオロジストとして引退されて
いますが、反骨精神が旺盛な方であり、自分が誇りとするジオロジスと
してトのプロフェショナルリズム精神を汚すような輩が登場した時、徹
底的に叩きのめしたという経緯があります。
そのあたりは、やはり私の知人のジャーナリスト奥菜秀次さんが著した
『捏造ジャーナリスト落合信彦』(鹿砦社)の第四章「落合信彦オイル
マン伝説の終焉」に詳しく出ていますので、ご関心があれば一読ください。

今後もおぺらさんの忌憚のないご意見を楽しみにしております。


サムライ拝

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Re:プロフェショナリズムおぺら 105774/28-20:05
 記事番号10572へのコメント

サムライさん、いいお話ありがとうございます。

そうなんですよ。私が理想としてて、なかなかたどり着けない姿。それ
は、自分に仕事が来た時に、「それはあのかたの守備(攻め)範囲です
から、あのかたにお願いしてください」と言えるようになること。そし
て私もそう言ってもらえるようになること。

まさに「矜恃」の世界。欲は手放す、腕は磨く。それに一歩でも近づけ
るよう、がんばりたいです。

ご紹介の本、こんどぜひ読んでみますね。ありがとうございます。

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Re:ミスタイプ: compLete discussion たけだ 105654/26-20:05
 記事番号10563へのコメント

あんじぇらさん

不躾な書き込みにご丁寧に回答いただきありがとうございました。

そこまで基礎的準備ができているし、確か10年ほどのご経験もおあ
りなのに、長時間探したけど見つけることができなかった原因を一度
時間をかけてご自分なりに分析されてみてはどうでしょう。

そして、結果を相談室なり喫茶店なりに書き込んでいただけると有用
な情報になると思います。

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Re:ミスタイプ: compLete discussion おぺら 105684/27-09:20
 記事番号10565へのコメント

acted upon や compete discussion の意味が皆目見当がつかないとい
うことでしたら、翻訳を生業とすることはできないでしょう。あんじぇ
らさんは、ご自分でなんとなく意味を理解されていて、それについて他
の翻訳者の意見を求められただけでは?

たけださんのお話にあった仏語翻訳者の方ですが、確かにチームにその
ような方がいると困りますね。私も同じような経験があります。仕事に
対する誠意の無い人が一番困ると思います。

でも因果応報。いいかげんな仕事をする人には注文がこなくなるだけだ
と思います。そのような人のためにエネルギーを使うのは無駄だな〜と
数年前に悟りました。

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Re:ミスタイプ: compLete discussion たけだ 105694/27-12:14
 記事番号10568へのコメント

おぺらさん

この掲示板ではこの手の話題がほとんど出ませんよね。

利用者にとっては、それはある意味気楽なことで、良いことなのかも

れません。

特に「お知恵」コーナーでは、私の書き込みのような意見は、不要な

かもしれません。

いずれにせよこの話題は、私としては打ち切りにしたいと思います。

私の発言に不快感を持った方にはお詫びいたします。

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駆け出しの人たちへ南都隆幸 email Web105754/28-12:17
 記事番号10569へのコメント

最後に一言、申し上げます。いろんな方がいろんなことを仰いまし
た。辛いご批判もありました。でも、誰も「質問するな」とは言って
おられないと思います。だから、管理人さんが許してくれる範囲内で
あれば、これからもみなさんは遠慮なくここでいろんなことを質問す
ればよいと思います。

それこそ、人それぞれであり、いろんな人がいるでしょう。プロに徹
している人もいるし、そうなりたいけどなかなかなれない人もいるで
しょう。第一、たとえばプロになりたくて、まずは社内翻訳とか技術
畑での実務経験を持ちたいとは思っても、たとえば女性の方であり、
旦那さんが「外に出るな」と厳しく言われて家庭に留まり、それでも
どうしても翻訳がしたいと思い、実務経験なしで翻訳に手を染めるこ
ともあるでしょう。あるいは子供たちが小さいので、どうしても会社
勤めという貴重な体験を経ることができなかった人もいるでしょう。
あるいは病気がちで会社勤めができなかったとか、いろんな事情があ
るでしょう。

また、そもそもプロであることがそれほどまで大切なことなのか、と
いう問題も、実は大きな問題なのですが、そうは言っても、少なくと
も若いうちは、プロ意識に徹して頑張ればよいとも言えるでしょう。
そういうガチガチのプロ意識がないと、この厳しい世の中や外国語の
世界や専門知識の世界は渡ってはいけないとも言えます。

そしてその世界を数十年ほど突っ走ったあと、病に倒れたり最愛の人
を失ったり全財産を失ったりしたあと、いったい自分は今までこのよ
うな狭い世界の中でプロだとか何とか言ってきて、何だったのかと自
問自答し、そんな自分のプロ意識なんてものは、一輪の花の美しさを
愛でる無学な人の深い感性に比べれば、実はちっぽけなものだったに
過ぎないと感じることがあるかもしれません。

まあそれはともかく、翻訳の世界でかなりの手腕をふるう人に比べた
ら駆け出しにしか過ぎないように思われる人は、こういう席で発言し
にくいでしょうけど、どうかこれからも遠慮しないで質問なり意見交
換なりをしていただきたいと思います。レベルの高い方はついつい厳
しいことも仰るでしょうけど、それはすべて私たちに対する建設的な
刺激なんだと捉えて、くじけないようにしていきたいと思います。

駆け出しの人たちによる質問に答える気になんかならない人もいれ
ば、そういう質問に答えることを喜びとするだけではなくて、回答す
る人の方が質問する人よりも実際には大いに勉強させてもらっている
のだから、実は回答者の方が感謝しないといけないのだと感じている
人たちも、ここには大勢おられるはずです。

私自身はここにおられる優秀な方々に比べるとプロと言えるかどうか
わからない落ちこぼれでしょうけど、そんな私でも答えることのでき
る質問もあります。そういう質問があれば、万難を排してお答えしま
す。頓珍漢な回答も今までどおりしてしまうでしょう。でも精一杯の
ことはします。遠慮しないで質問してください。

南都隆幸
Takayuki Nanto

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Re:駆け出しの人たちへおぺら 105764/28-19:39
 記事番号10575へのコメント

結局は、お客さんのために仕事するか、自分のために仕事するか、とい
うことになるのかな〜?

私はついつい、「お客さんの目からみてナンボ」の考え方をしてしまう
ので、前回の発言となりました。

もちろん、ここで質問を出し合って、一緒に考えるのは楽しいし、勉強
になると思います。これからも活発な意見が飛び交う掲示板となること
を期待します。

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甘い希望を持つ翻訳希望者たち南都隆幸 email Web105794/29-21:09
 記事番号10576へのコメント

ついつい私は、またもや優し過ぎること、というか、甘すぎることを
書いてしまったような気もします。何も言わなかった方がよかったの
かもしれません。恵まれない境遇と闘いながら死に物狂いに努力し続
ける人たちを鼓舞するつもりでいたのですが、逆に、いい加減な人た
ちに対して甘い希望を与えてしまっただけなのかもしれません。

たとえば、翻訳学校に行く人たちの大多数は、洋書を1冊も最後まで読
み通したことがないと聞きます。大学生のときに100冊の洋書を読破し
ていた私でさえ、とても英語で飯が食えるなどという甘い期待は持っ
たことがありませんでした。ほんとに気が狂う寸前まで英語を勉強し
たし、専門分野だって、多くの分野の本をどれほど読んだかわかりま
せん。放送大学での経済学・法学・電子工学・情報工学・生物学・化
学、その他ありとあらゆる分野の科目のテレビやラジオの番組を見ま
くり、放送大学のテキストは200冊ほど並べて、わかりもしないのに読
みまくりました。

52歳の今まで、トイレにいるときもシャワーを浴びているときも、い
つも専門分野の暗記事項や外国語をブツブツと唱えていたし、散歩す
るときも、いつも本を読みながらでしたし、ともかく人生を楽しむ暇
などありませんでした。

それでも、私には専門知識はろくに身につかなかったと感じています
し、500冊の英語で書かれた洋書を読破してもいまだに英語がきちんと
は読めないし、2,000本くらいの英語の映画を見ても英語がろくに聴き
取れないと感じており、ついでにフランス語で書かれた洋書も50冊ほ
ど読みましたが、フランス語もろくに身についたとは思っておりませ
ん。

したがって、私は私なりに死に物狂いで52歳の今まで頑張って来まし
たが、それでもいつかは翻訳の世界では食っていけなくなるだろうと
思っています。それくらいに、私にとってこの世界の英語もその他の
外国語も、日本語も、それから専門分野の知識も、難しすぎると感じ
ています。

ですから、洋書をたとえば100冊さえ読んだことのない人には、翻訳者
になりたいなどという傲慢なことは言ってほしくはありません。もち
ろん、数だけこなせばいいというものではありません。でも、たとえ
ば日本で英語を勉強していて、あまり海外経験や外国人との接触がな
い普通の日本語ネイティブの場合は、ある程度は、少なくとも若いう
ちには、数をこなさないと仕方がないでしょう。

ともかく、甘い期待を持たせてしまうような優し過ぎる言葉をついつ
い言ってしまう私は、反省しなければならないかもしれません。第
一、私みたいな中途半端な翻訳者が「これからもくじけないでどんど
ん質問してください」などと言ったところで、大多数の人は何とも感
じないでしょう。