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◇┳credit (財務) の解釈-投稿者:ぺんぺん草(4/26-03:35)No.3365
 ┣┳Re:credit (財務) の解釈-投稿者:フリー翻訳者(4/26-10:23)No.3366
 ┃┗━Re:credit (財務) の解釈-投稿者:Takacjo(4/26-11:23)No.3367
 ┣━Re:credit (財務) の解釈-投稿者:やん(4/26-11:33)No.3368
 ┗┳Re:credit (財務) の解釈-投稿者:ぺんぺん草(4/26-14:11)No.3370
  ┗┳訂正-投稿者:ぺんぺん草(4/26-14:49)No.3373
   ┗┳Re:creditの解釈-投稿者:びょうやく(4/26-16:02)No.3374
    ┗━Re:creditの解釈-投稿者:ぺんぺん草(4/26-17:14)No.3375


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credit (財務) の解釈ぺんぺん草 33654/26-03:35

いつもお世話になります。

販売管理プログラムの説明文で credit が次のように使用される場合、「貸
方記入を行う」という訳は適当でしょうか? ご教示よろしくお願いしま
す。

1) If the issue quantity is negative, then this allows a
mechanism to attach credits to previous invoices for cross-
reference purposes, and also to ensure that giving credit twice
for the same item is avoided.

引き当て数量が負の場合、クロスリファレンスが可能なように以前の請求書
に対して貸方記入を行うメカニズムを利用でき、同じ商品への貸方記入を重
複して行わないように防止することも可能です。

2) It is possible to generate a financial credit for a
previously invoiced transaction. Either in Full or Partial
credit may be generated depending on the circumstances of the
transaction concerned.

以前に請求がなされた処理について財務上の貸方記入を実施できます。この
貸方記入は、その処理の状況に応じて全体的な貸方記入または部分的な貸方
記入を選択できます。

注: 1) の文で issue quantity: 引き当て数量としていますが、在庫から
発行される数量、すなわち在庫から引き当てられる数量と解釈し、この訳を
あてました。-- 検討中です。

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Re:credit (財務) の解釈フリー翻訳者 E-mail 33664/26-10:23
 記事番号3365へのコメント

こんにちは。
簿記は、全くの素人ですが、敢えて、コメントします。
1)CREDITは、「貸方記入、または、、、の貸方に記入する」でしょう。
  注1)「ISSUE QTYがマイナス」とは、リベートや戻し品代(金)などに
      関する(負担容認書=CREDIT NOTE)ことでしょうか?若し、
      結論が出たら、教示ください。
  注2)CROSS、、、=相互参照とも訳せます。
  注3)ITEM=項目、品目、アイテムが一般的では?
2)注1)TRANSACTION=取引が一般的では?


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Re:credit (財務) の解釈Takacjo 33674/26-11:23
 記事番号3366へのコメント


こんにちは。Takacjoと申します。

credit という言葉は、企業の内部的な会計処理を指して
いるときは、貸方記入でよいと思いますが、取引先に対
する行為を指すときは、請求(書)の取消しや返金を意
味することがあるのでそれなりの表現が必要でしょう。

1)については、内部処理の問題のように見えるので貸方
記入でよいと思いますが、2)は、以前に請求がなされた
取引について財務上のcreditをするということは、取引
先への行為を含んでいる感じがします。その場合は、貸
方票の発行でもよいと思います。(日本の財務会計実務で
は使わない表現ですが,請求取消、返金とまで踏み込ん
でよいか迷います)。

いずれにせよ、請求に対する否定としてのcreditに対応
する適切な日本語の財務、会計用語が無いのです。貸方
処理とぼかすのも手かもしれませんが。

なお、issue については、在庫から出ていくということ
であれば、出庫、出荷、蔵出しという表現もあります。






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Re:credit (財務) の解釈やん 33684/26-11:33
 記事番号3365へのコメント

ぺんぺん草さん、こんにちは。

私の財務は専門ではありませんが。
"credit"は、「(口座に)振り込む」「支払う」という意味で使用されることも
あります。この場合は、それにあたるように思います。リーダーズにはその意
味がちょっとだけ載っていますが、他の辞書には以外なほど載っていません。
「貸方に記入する」ということは、イコール、支払うことなのでしょう。
でも、そもそも「貸方」という言葉がわかりずらい言葉ですよね....^^;)



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Re:credit (財務) の解釈ぺんぺん草 33704/26-14:11
 記事番号3365へのコメント

皆さん、こんにちわ
レスをいただき、ありがとうございます。

ちょっと迷いましたが、ひとまとめでコメントさせてくださいね。

やんさんがおっしゃるとおり「貸方」という言葉は経理担当でない限りわかりにく
い言葉ですね。英辞郎にも、貸方に記入する の他に、払い戻す、返金する、〜に入
金するなどの訳があります。

当方は、これは仕入・販売(経理)のプロが使うプログラムであり、多少専門的な
表現でもよいだろうと考えました。先のコメントで触れませんでしたが、この取引
は企業体企業のようで、締め日が来るまでは Takacjo さんがおっしゃるところの
「内部的な会計処理」が続くと考え、会計用語である「貸方記入を行う」という訳
をあてました。

当然ながら「取引先への支払い行為」が最終的には発生するわけですが、企業間の
大きな取引では借方票、貸方票という未収金 / 未払い金の記録をためていき、ある
程度たまったところで、差分を銀行送金するということが行われますよね。実際、
2) の文章の前には、Credit Note (貸方票) というタイトルがついています。

個人販売の状況で credit が出現した場合は、やんさんご指摘の「口座に振り込
む」、「(即座に) 支払う」と訳した方がよい時もあると思います。

皆さんのコメントを考慮させていただき、現在のところ、この文章では基本的には
「貸方記入を行う」で通してもよいだろうと考えています。2) の financial
credit の部分だけは、「貸方記入 (財務上の払い戻し処理)」とでもしておこうか
と思います。

また、cross reference、transaction にはフリー翻訳者さんがご指摘くださっ
た 相互参照、取引を使用したいと思います。

issue quantity がマイナス: これはおっしゃるとおり返品や注文取り消しによる
ものと思われます。この用語のすぐ近くにはこれらの説明がありませんが、ほかの
箇所で返品、注文取り消しなどの説明が出現しています。


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訂正ぺんぺん草 33734/26-14:49
 記事番号3370へのコメント

ちょっと訂正させていただきます。

> 2) の financial credit の部分だけは、「貸方記入 (財務上の払い戻し
> 処理)」とでもしておこうかと思います。

と書き込みましたが、この文章の上に付いているミニタイトルが Credit Note:貸方票 で
すので、この部分 generate a financial credit は「貸方票の発行」でいきたいと思い
ます。


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Re:creditの解釈びょうやく 33744/26-16:02
 記事番号3373へのコメント


creditsは、単に売り手側の内部の減額修正ということではなく、買い手
側に送付される"credit memorandums"または"credit notes"を意味する
可能性が高いと考えました。

"a financial credit"も同様に相手先に送付される"credit memorandum"
または"credit note"を意味する可能性が高いのではないかと考えました。

インボイスとcredit memorandum (credit note)、および米国の請求
実務の関係については、日経文庫の「英文簿記の手ほどき」(小島義輝著)
の「6.証票制度」「§22証票の作成」の[解説]に分かりやすい説明が
あります。要点をまとめると次のようになります。

*米国では物品を納入するたびにインボイスを発行する。インボイスは
単なる送り状ではなく、現金割引を含む支払い条件(たとえば、「30日以
内に支払い/ただし10日以内に支払うと1%の現金割引」)を記した請求書
である。つまり米国では納品の都度、支払いの請求をすることになる。

*米国では基本的にインボイス毎に決済する。

*すでにインボイスを発行した取引について、それらの返品ないし値引
がおこった場合に、売り手は買い手に対してcredit note (またはcredit
memorandum)を発行する。

*credit noteの文言は、"We have credited your account as follows"
(下記のとおり、貴殿に対する債権を減らしました)となる。

*credit noteは「債権の訂正通知書」であり、いわゆる「赤伝」という
ことになる。

*一方、日本では現金割引の慣行がないため、インボイスによる納品のつ
どの支払いの請求はせずに、月次請求書を送付する。納品や値引きの場合
は、その金額を控除した金額で月次請求書を作る。

私の下手な要約よりも、実物をお読みになると良いかもしれません。
返品や値引きの場合、米国では、"credit note"を発行し、買い手に送付す
るのが一般的なのかもしれません。

ところで、"a financial credit"の"financial"ですが、これは、想像で
すが、「(物が動かない)金額上(のみ)の」というような意味が込め
られているのではないかと思います。

ぺんぺん草さんのご質問の対象になっている2つの文章では、おそらく、
最初の方が物の動きを伴う場合(返品=マイナスの出荷)の"credit note"
発行に対応し、後の文章が物の動きを伴わない(値引きなど)場合の
"credit note"発行に対応しているのではないかと思います。

びょうやく



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Re:creditの解釈ぺんぺん草 33754/26-17:14
 記事番号3374へのコメント

びょうやくさん、こんにちわ

詳しいコメントをありがとうございます。

> creditsは、単に売り手側の内部の減額修正ということではなく、買い手
> 側に送付される"credit memorandums"または"credit notes"を意味する
> 可能性が高いと考えました。

なるほど、1) ではいったん請求書が発行されているわけですから、それに対するマイナス処理として
credit note とは書いてなくても、credit: 貸方票の発行と読み取るべきなのかもしれませんね。

2) の financial credit はこの文の上に Credit Note というミニタイトルが付いているため、
credit note の発行という解釈でよいと思われます。

この作業文章には何種類かの credit 処理が説明されていますので、訳しながらじっくり検討してみた
いと思います。

本の紹介もありがとうございます。一区切りしたところで読んでみます。