教えて--みなさんのお知恵拝借
メール配信サービスを開始 停止 e-mailアドレス

[記事表示に戻る] [ツリートップの表示に戻る]

◇┳緑内障の薬物療法で使われる用語-投稿者:めばちこ(4/1-11:23)No.5607
 ┣━Re:緑内障の薬物療法で使われる用語-投稿者:こるり(4/1-15:24)No.5609
 ┣━Re:緑内障の薬物療法で使われる用語-投稿者:mejiro(4/1-15:50)No.5610
 ┣━Re:緑内障の薬物療法で使われる用語-投稿者:MS2(4/1-16:15)No.5611
 ┣━Re:緑内障の薬物療法で使われる用語-投稿者:Jun(4/1-17:01)No.5612
 ┣┳Re:緑内障の薬物療法で使われる用語-投稿者:EB(4/1-20:21)No.5613
 ┃┗━Re:緑内障の薬物療法で使われる用語-投稿者:プリティウーマン(4/2-08:48)No.5615
 ┣┳Re:緑内障の薬物療法で使われる用語-投稿者:YUKA(4/2-10:12)No.5617
 ┃┗━Re:緑内障の薬物療法で使われる用語-投稿者:めばちこ(4/4-06:15)No.5635
 ┗━ありがとうございました-投稿者:めばちこ(4/4-06:10)No.5634


トップに戻る
緑内障の薬物療法で使われる用語めばちこ 56074/1-11:23

はじめまして。
現在、緑内障の薬物療法についての翻訳をしています。
この原文の中に(1)eye's drainage system、(2)blood retina barrier、(3)
subconjuntival delivery deviceという用語がでてきました。
(1)については「排涙機構」ではないかと考えているのですが、検索エンジン
でヒットしませんし、文献を見てもそれらしいものがありません。
(2)については「角膜バリアー」ではないかと考えています。これは検索エン
ジンでいくつかヒットするのですが「角膜内皮バリアー」というのが多いこ
と、“blood”を訳さなくていいのかということで不安があります。
(3)については「結膜下輸送装置」ではないかと考えています。原文によると
まだ開発中であるとのことなので、定訳はないのかなともかんがえていま
す。
また、“adverse effects”は通常、「副作用」と訳すと思うのですが、場
合によっては「有害事象」と訳していいものでしょうか?
ご教授願えれば幸いです。

トップに戻る
Re:緑内障の薬物療法で使われる用語こるり 56094/1-15:24
 記事番号5607へのコメント

(1) eye's drainage system

直訳にはなりませんが、緑内障に関する記述で、「(眼)房水の排出(or 流
出)」
という表現がよく使われるようです。「房水 排出」「房水 流出」「眼房水 
排出」
などで検索するとたくさんヒットします。

(2) blood retina barrier

これは「血液網膜関門」のことです。血液脳関門 (blood brain barrier, BBB)

同様の働きをするものと考えればいいと思います。

(3) subconjuntival delivery device

これはよくわかりません。ただ、房水の排出がうまくいかなくなって眼圧があ
がるという
緑内障の治療には、結膜下に流路をつくってやるという手術があるようです。
http://www.nsknet.or.jp/~shin/glacoma.html


トップに戻る
Re:緑内障の薬物療法で使われる用語mejiro 56104/1-15:50
 記事番号5607へのコメント

“adverse effects”

は通常、「逆効果」だと思うのですが。
ですから「有害」なのだと思います。


トップに戻る
Re:緑内障の薬物療法で使われる用語MS2 56114/1-16:15
 記事番号5607へのコメント

めばちこさんは No.5607「緑内障の薬物療法で使われる用語」で書きました。
>はじめまして。
>現在、緑内障の薬物療法についての翻訳をしています。
>この原文の中に(1)eye's drainage system、(2)blood retina barrier、(3)
>subconjuntival delivery deviceという用語がでてきました。
>(1)については「排涙機構」ではないかと考えているのですが、検索エンジン
>でヒットしませんし、文献を見てもそれらしいものがありません。
(1)はOKでしょう。下記を:

http://www.bjc.org/BJC/BJCWELL.NSF/242b687880f3ccf2852564ef007960fe/48
693fb745d3417c852565210077bc26?OpenDocument


トップに戻る
Re:緑内障の薬物療法で使われる用語Jun 56124/1-17:01
 記事番号5607へのコメント

めばちこさんは No.5607「緑内障の薬物療法で使われる用語」で書きました。
>はじめまして。
>現在、緑内障の薬物療法についての翻訳をしています。
>この原文の中に(1)eye's drainage system、(2)blood retina barrier、(3)
>subconjuntival delivery deviceという用語がでてきました。

subconjunctivalではないでしょうか・・・?
・結膜下(ドラッグ)デリバリー装置
・結膜下(ドラッグ)デリバリーデバイス
・結膜下(ドラッグ)デリバリー手段
・結膜下(ドラッグ)デリバリーシステム
最後は「ドラッグデリバリーシステム」とのタームがあるので・・・・?

ご参考まで。


トップに戻る
Re:緑内障の薬物療法で使われる用語EB 56134/1-20:21
 記事番号5607へのコメント

はじめまして。

(1)〜(3)はみなさんが書き込んでいらっしゃるので割愛して、

めばちこさんは No.5607「緑内障の薬物療法で使われる用語」で書きました。
>また、“adverse effects”は通常、「副作用」と訳すと思うのですが、場
>合によっては「有害事象」と訳していいものでしょうか?

副作用報告などではごく普通に「有害事象」を使いますよ。
「副作用」は「予期せぬ好ましい作用」も含まれてしまうので、
あえて「好ましくない作用」を表現するために「有害事象」を
使います。

ただ、厳密に言うと有害事象に対応する英訳は "adverse event(s)"
ですので、"adverse effect(s)" の場合は「有害作用」となるでしょうか。
このあたりは好みの範疇にもかかってきますので、エージェントまたは
クライアントに問い合わされるのが良いかと思います。


トップに戻る
Re:緑内障の薬物療法で使われる用語プリティウーマン 56154/2-08:48
 記事番号5613へのコメント

EBさん、こんにちは。

>副作用報告などではごく普通に「有害事象」を使いますよ。
>「副作用」は「予期せぬ好ましい作用」も含まれてしまうので、
>あえて「好ましくない作用」を表現するために「有害事象」を
>使います。

これは正しくないと思います。
「有害事象」というのは、被疑薬との因果関係が明確でないけれどもその薬剤の投与中あるいは
投与後に発現した「好ましからぬ作用」というのが定義であり、因果関係が確立されている「副
作用」とは「質的」にことなるものです。特に市販後間もない薬剤にとっては確立した副作用と
いうのは少なく、市場で様々な症例に使用されることによって臨床試験では検出できなかった潜
在的な作用が顕在化してきます。その中で「副作用」を明確にするためには「有害事象」を蓄積
して判断材料にすることが大切になるのです。従って、これら2語は同義に使うことはできませ
ん。


トップに戻る
Re:緑内障の薬物療法で使われる用語YUKA 56174/2-10:12
 記事番号5607へのコメント

めばちこさんは No.5607「緑内障の薬物療法で使われる用語」で書きました

>はじめまして。
>現在、緑内障の薬物療法についての翻訳をしています。
>この原文の中に(1)eye's drainage system、(2)blood retina barrier、(3)
>subconjuntival delivery deviceという用語がでてきました。

めばちこさん、こんにちわ。
私も最近この3語が出てくる翻訳をしました。ある翻訳会社のトライアルだ
ったのですが、ただの偶然でしょうか?もしトライアルからの訳語に関する
質問であれば、このフォーラムの注意事項に反してしまいますよ。
これから同じトライアルを受ける方もたくさんいるでしょうし、出題者の意
図を損ねるということになると思いますが。


トップに戻る
Re:緑内障の薬物療法で使われる用語めばちこ 56354/4-06:15
 記事番号5617へのコメント

YUKAさんは No.5617「Re:緑内障の薬物療法で使われる用語」で書きました。
>めばちこさん、こんにちわ。
>私も最近この3語が出てくる翻訳をしました。ある翻訳会社のトライアルだ
>ったのですが、ただの偶然でしょうか?もしトライアルからの訳語に関する
>質問であれば、このフォーラムの注意事項に反してしまいますよ。
>これから同じトライアルを受ける方もたくさんいるでしょうし、出題者の意
>図を損ねるということになると思いますが。

これは偶然です。
ちなみに私が手がけたのは新薬との対照試験の翻訳です。


トップに戻る
ありがとうございましためばちこ 56344/4-06:10
 記事番号5607へのコメント

大変有用な情報ありがとうございました。
これからも宜しくお願いいたします。