みなさんのお知恵拝借
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◇┳substantivity-投稿者:駆け出し(4/8-00:29)No.6761
 ┣┳Re:substantivity-投稿者:May(4/8-19:38)No.6762
 ┃┣━Re:substantivity-投稿者:駆け出し(4/9-13:51)No.6764
 ┃┗┳Re:substantivity-投稿者:ソーデン(4/9-16:59)No.6768
 ┃ ┗┳Re:substantivity-投稿者:May(4/10-18:38)No.6775
 ┃  ┗┳Re:substantivity-投稿者:May(4/10-18:51)No.6776
 ┃   ┗┳Re:substantivity-投稿者:ソーデン(4/11-19:06)No.6781
 ┃    ┗━Re:substantivity-投稿者:May(4/11-21:27)No.6783
 ┣┳Re:substantivity-投稿者:ひなた(4/9-09:38)No.6763
 ┃┗━Re:substantivity-投稿者:駆け出し(4/9-13:54)No.6765
 ┗┳Re:substantivity-投稿者:駆け出し(4/9-15:27)No.6766
  ┗┳Re:substantivity-投稿者:ひなた(4/9-16:50)No.6767
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    ┣┳Re:substantivity-投稿者:ソーデン(4/10-14:02)No.6772
    ┃┗━Re:substantivity-投稿者:駆け出し(4/10-22:10)No.6778
    ┗━Re:substantivity-投稿者:ひなた(4/10-14:10)No.6773


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substantivity駆け出し 67614/8-00:29

いつもお世話になります。
現在、専門外の化粧品関係の資料の英日翻訳をやっていますが、その中で
substantive,substantivityという言葉が繰り返し出てきて、その訳に苦し
んでいます。
http://www.cwacts.com/events/GlobalBeauty/pdf/ColleenRocafort.pd
fに以下の記述があり、髪の手触りをよくする性質というような意味かと思
われますが、日本語で定訳はありますでしょうか。

Conditioning is based on the concept of
substantivity which characterizes the ability of
cosmetic raw materials to modify the hair
surface and affect the hair texture.

実質性、実体性など思いつく言葉をヘアケアと組み合わせて検索してみまし
たが、ヒットしませんでした。

よろしくお願いいたします。

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Re:substantivityMay 67624/8-19:38
 記事番号6761へのコメント

駆け出しさんは No.6761「substantivity」で書きました。
>いつもお世話になります。
>現在、専門外の化粧品関係の資料の英日翻訳をやっていますが、その中で
>substantive,substantivityという言葉が繰り返し出てきて、その訳に苦し
>んでいます。
>http://www.cwacts.com/events/GlobalBeauty/pdf/ColleenRocafort.pd
>fに以下の記述があり、髪の手触りをよくする性質というような意味かと思
>われますが、日本語で定訳はありますでしょうか。
>
>Conditioning is based on the concept of
>substantivity which characterizes the ability of
>cosmetic raw materials to modify the hair
>surface and affect the hair texture.
>
>実質性、実体性など思いつく言葉をヘアケアと組み合わせて検索してみまし
>たが、ヒットしませんでした。
>
>よろしくお願いいたします。
>

以前ヘアケア製品の材料関連の翻訳をした時、髪の「はり」とか「こし」という日
本語に出会い、その英訳に悩んだことがあります。単純にtension, nerve,
stiffnessなどの英語では表しえない「実質感」を意味していたので、たしかその
ときsubstantivityという英語を当てた記憶があります。


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Re:substantivity駆け出し 67644/9-13:51
 記事番号6762へのコメント

Mayさん、コメントありがとうございました。
文脈として、「(ある成分が)髪や肌に対してsubstantiveである」という用に使われてい
るので、髪の性質を表しているのではないと思いますが、「ハリやコシを与える」という
意味にも取れないことはないという気がしてきました。もう少し考えてみます。

でも、ハリとかコシとかから、substantivityという言葉を考えつくなんて、素晴らしい
なと思いました。
ある成分が


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Re:substantivityソーデン 67684/9-16:59
 記事番号6762へのコメント

May さん、こんにちは。

「髪にハリやコシをあたえる」と言う場合、英語では
give more volume to the hair
add body and volume to the hair

が近いかもしれません。


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Re:substantivityMay 67754/10-18:38
 記事番号6768へのコメント

ソーデンさんは No.6768「Re:substantivity」で書きました。

>「髪にハリやコシをあたえる」と言う場合、英語では
>give more volume to the hair
>add body and volume to the hair
>
>が近いかもしれません。

的確なアドバイスどうもありがとうございます。材料関連の発明ばかりてが
けてまして、感覚的な表現はにがてです。
このときの日本文を正確には覚えてないのですが0「毛髪の実質感」とあり
まして、後述の実施例においてpanel memberに「ハリ」だったか「コシ」に
ついての評価をさせるというものでした。volumeまたはbodyの方が適切であ
るとして、もし日本語の「実質感」を逐語訳するとすればsubstantiality
(substantivityではなく)はどう思われますか?


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Re:substantivityMay 67764/10-18:51
 記事番号6775へのコメント

補足です。


「毛髪のハリとかコシといった実質感」という場合の「実質感」です。逐語訳は極
力避けたい、というか拘らないというモットーで仕事してるんですが、時にはそれ
が求められることもありまして。。。


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Re:substantivityソーデン 67814/11-19:06
 記事番号6776へのコメント

May さん、こんにちは。

|「毛髪のハリとかコシといった実質感」という場合の「実質感」で
|す。

「実質感=ハリとコシ」であるとわかりますから、実質的な意味のな
い「実質感」はコンテクストによっては訳出する必要がないかもしれ
ません。どうしても訳出しなければならないのなら、私なら次のよう
に訳します。

●「実質感」→「実際に見たり、さわったりして得られる体感」
feel and appearance of the hair (with more body and volume)
feel and look of one's hair (with extra body and volume)

●substantiality
[n.] The quality of having substance or physical form

corporeality
concreteness
materiality
nonspirituality
solidity
spirituality(antonym)
bodilessness(antonym)

この単語は、外見や幻想から実質(本質、実体)を区別したり、精神
性(spirituality)と具体的な物質、存在を区別したりするために使
われるのではないでしょうか。ヘアケアやファッションの現場で使わ
れるよりも、もっとアカデミックなコンテクストで使われる方がふさ
わしいように思います。


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Re:substantivityMay 67834/11-21:27
 記事番号6781へのコメント

ソーデンさんへ:

ご丁寧な説明ありがとうございます。非常に勉強になりました。私、化学分
野での翻訳経験だけはやたらとあるんですが、いくつになっても学ぶことが
あります。こういうサイトに参加できて本当によかったと思います。

管理人さんへ:発言番号6782は誤って送信したものです。お手数をおか
けしますが、削除をお願いします。


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Re:substantivityひなた 67634/9-09:38
 記事番号6761へのコメント

こんにちは。

辞書を引くと、substantiveには「直接染料」という意味もあり、毛髪用染料
にもこのカテゴリに分類される製品があると思うのですが、文脈に沿いませんか。


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Re:substantivity駆け出し 67654/9-13:54
 記事番号6763へのコメント

ひなたさんは No.6763「Re:substantivity」で書きました。
>こんにちは。
>
>辞書を引くと、substantiveには「直接染料」という意味もあり、毛髪用染料
>にもこのカテゴリに分類される製品があると思うのですが、文脈に沿いませんか。

ひなたさん、コメントありがとうございます。
染料ではなくてシャンプーやコンディショナなんですが、髪や肌に「直接働きかける」と
いうような意味合いも検討してみます。

ありがとうございました。


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Re:substantivity駆け出し 67664/9-15:27
 記事番号6761へのコメント

次の案件として同じクライアントからの文書の翻訳をお願いしますといって渡され
た資料の中に、答えが見つかりました。
skin substantivity(capability to remain on the skin)
だそうです。
「定着性」と訳すことにしました。
どうもお騒がせしました。


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Re:substantivityひなた 67674/9-16:50
 記事番号6766へのコメント


>skin substantivity(capability to remain on the skin)
>だそうです。
そういう意味なら「substantivity=染色性」という訳語があります。


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Re:substantivity駆け出し 67704/10-10:40
 記事番号6767へのコメント

>そういう意味なら「substantivity=染色性」という訳語があります。

これは、染料ではなくてシャンプーとか保湿クリームとかにも使用されるも
のですか?


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Re:substantivityソーデン 67724/10-14:02
 記事番号6770へのコメント

駆け出し さん、こんにちは。

Q: What does substantivity mean?
A: Substantivity is a phenomenon by which materials with
opposing charges or like compositions to a substrate (i.e.,
hair or skin) are more readily adsorbed onto or attracted to
its surface, and once there, are resistant to subsequent
rinse-off.
http://www.crodausa.com/faqs.lasso?-token.product_section=pc

adsorbed onto or attracted to its surface と書いてありますから、
adsorbed (定着)、attracted(吸着)でよいのではないでしょうか。


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Re:substantivity駆け出し 67784/10-22:10
 記事番号6772へのコメント

ソーデンさん、大変参考になるサイトを紹介していただき、ありがとうござい
ました。
実はこの会社のほかのページは斜め読みしてたんですが、FAQの方は見てませ
んでした。
日本語のパーソナルケア関係のページでも「定着性」という用語を使っている
ところが何件もあったので、これを採用します。
ありがとうございました。


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Re:substantivityひなた 67734/10-14:10
 記事番号6770へのコメント


>これは、染料ではなくてシャンプーとか保湿クリームとかにも使用されるも
>のですか?
>
ごめんなさい、前言取消です。

頭皮や毛髪の手入れに関わる訳語が必要でしたね。

失礼しました。