みなさんのお知恵拝借

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◇┳目の前のニンジン?-投稿者:NutsMeg(11/13-19:59)No.7330
 ┗┳Re:目の前のニンジン?-投稿者:May(11/14-12:36)No.7333
  ┗┳Re:目の前のニンジン?-投稿者:May(11/14-12:41)No.7334
   ┗┳有り難うございました-投稿者:NutsMeg(11/14-13:52)No.7335
    ┗┳Re:有り難うございました-投稿者:May(11/14-14:05)No.7336
     ┗┳Re:有り難うございました-投稿者:ねいろ(11/15-04:22)No.7337
      ┗┳Re:有り難うございました-投稿者:Takane(11/15-16:58)No.7340
       ┗━Re:改めて有り難うございました-投稿者:NutsMeg(11/16-13:36)No.7343


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目の前のニンジン?NutsMeg 733011/13-19:59

以前ドッグスポーツの競技名のことでお世話になりましたが、今日も
その続きでご相談にあがりました。

イヌをしつけるときに、食べ物をやったり散歩に連れていくことを条
件に命令に従わせるという文脈で、こうした食べ物や散歩のことが次
のように「lure」、「prompt」、「bribe」などという単語で表現され
ています。

Dogs tend to learn to hang tough for the bribe, in this case,
the promised walk, before budging. So, once the dog is primed
up in initial training sessions with command-prompt-response-
reward trials and then command-response-reward trials with the
recyclable rewards, don't use lures of any kind.

promptには「手がかり刺激」という心理学の用語があるようですが、
あまり一般的ではないため、できれば使いたくありません。ニュアン
スとしては「目の前にぶらさげたニンジン」「デコイ」「エサ」「ア
メ」という感じなのですが、どうもしっくりくる訳語が思い浮かびま
せん。

良いお知恵がありましたら、是非アドバイスをお願いいたします。

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Re:目の前のニンジン?May 733311/14-12:36
 記事番号7330へのコメント


下記ページ

www.dogtrainingmanual.com/sitandrise.htm - 26k

によるとpromptとはcommandと一緒に犬にたいしておこなうちょっとした補
助動作のことのようでごほうびとは違うようです。

私の犬の訓練師もsitを教える時、リードを上にあげる(そうすると自然に
犬の顔が上向き、sitの動作につながりやすい)とか、犬の上に指をもって
いく(同じ効果あり)とかするのが最初でした。

しかし、promptを補助動作と意訳してよいのかどうかはわかりませんし、専
門家の間で定訳があるのかどうかもわかりませんが。


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Re:目の前のニンジン?May 733411/14-12:41
 記事番号7333へのコメント

>しかし、promptを補助動作と意訳してよいのかどうかはわかりませんし、専
>門家の間で定訳があるのかどうかもわかりませんが。

↑の補足です。下記サイト

www.dogtrainingmanual.com/therewardsystem.htm -

にpromptとはassisting actionのことと書いてありました。補助動作でO.K.のよ
うですね。


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有り難うございましたNutsMeg 733511/14-13:52
 記事番号7334へのコメント

Mayさん、有り難うございました。ご紹介いただいたサイトはとても役に立ちそう
です。さっそくブックマークさせていただきました。

promptに関してはおっしゃる通りで、「行動を形成したり、その生起率を上昇さ
せるために与える付加的な手がかり刺激」という定義があり、これを「補助刺
激」と訳しているサイトもありました。「補助行動」も使えそうですね。助かり
ました。

確かにここでは「lure」も「bride」も「ごほうび」という意味ではなく、イヌか
ら望み通りの反応を引き出すための「撒き餌」「見せ金」(うう...言い言葉が浮
かばない...)的なニュアンスで使われているんですよね。これを上品(?)に言
い換えることができないか...。引き続き考えてみます。


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Re:有り難うございましたMay 733611/14-14:05
 記事番号7335へのコメント

「補助行動」も使えそうですね。助かり
>ました。

「補助動作」のほうがいいような気が。。。。

ところで、
>
>確かにここでは「lure」も「bride」も「ごほうび」という意味ではなく、イヌか
>ら望み通りの反応を引き出すための「撒き餌」「見せ金」(うう...言い言葉が浮
>かばない...)的なニュアンスで使われているんですよね。これを上品(?)に言
>い換えることができないか...。引き続き考えてみます。
>

lure、bribeは両方とも「褒美」ではないでしょうか。この褒美はcommand-(promp)-
response-rewardのrewardに相当するもので、散歩であったり、おやつであったり、頭
をなでてあげることでしょう。訓練師(複数)はこれらを全て「ごほうび」と呼んでま
した。


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Re:有り難うございましたねいろ 733711/15-04:22
 記事番号7336へのコメント

全然根拠はありませんが、犬を飼った経験上「動機づけ」などという言葉が浮かびまし
た。

ねいろ


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Re:有り難うございましたTakane 734011/15-16:58
 記事番号7337へのコメント


↓は動物愛護センターのサイトにある「犬のしつけ方」からの引用です。
(このサイトは昨日の夕方からアクセスできません。月曜になれば大丈夫かな?)

http://www.pref.miyagi.jp/doubutuaigo/about_dog_3.htm
<引用開始>
4号令のかけ方
まず、しっかりと犬の注目を自分に向けさせてから、ごほうびで行動(例えば「オスワ
リ」。詳しくは後述)を誘導し、それができたらウ〜ンとほめながらごほうびをあげま
す。
最初は号令をかけません。
何度もごほうびを使い誘導しながら、オスワリができるようにします。
確実にできるようになってから、犬のおしりが床についた時に、すかさず「オスワリ」
と言葉をかけ、ごほうびをあげます。
要は、最初に行動を無言で教え、その行動ができるようになってから号令をかけます。

<<中略>>

6オスワリ
犬の鼻先にごほうびを持っていき、犬に手の中にあるごほうびに集中させます。
そして、ごほうびをゆっくりと犬の頭をなでるように上に持っていきます。
犬はごほうびに集中していますので、鼻で追っていきます。
すると鼻の高さでごほうびが移動していますのでお尻がペタンと床につきます。
この瞬間にごほうびをあげます。
この行動がしっかりできた時に初めて「オスワリ」と号令をかけてください。
ごほうびも最初は座れば毎回あげますが、数日間トレーニングしてオスワリができるよ
うになってくれば、ごほうびも2〜3回に1回の割合であげるようにします。
犬にとってみれば「今回はごほうびをもらえなかったけど、次はもらえるかもしれない
ゾ」と思い、号令に集中します。
最終的には食べ物のごほうびをなくし、飼い主であるあなたのほめ言葉や笑顔で満足で
きる犬に育てていきましょう。
<引用終わり>

ここでは、promptには「誘導」がぴったりしそうです。

また、英文中、promptが不要になった段階の説明である
>and then command-response-reward trials with the
>recyclable rewards, don't use lures of any kind.

の recylable rewardsは、「飼い主であるあなたのほめ言葉や笑顔」や「なでてあげ
る」ことをいっているように思います。

Takane


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Re:改めて有り難うございましたNutsMeg 734311/16-13:36
 記事番号7340へのコメント

貴重なアドバイスや有益サイトのご紹介に感謝、感謝です。まとめてのお礼を申し上げ
ることをお許しください。

筆者は、例えば「食べ物はrewardにもprompt(あるいはlure/enticement)にもなる」と
いうような論旨を展開しているため、「ごほうび」に対して、イヌから期待通りの反応
を引き出すための手段をどう訳すか、という点が苦労のタネでした。原文が軽妙洒脱な
文体なので、できれば気の利いた訳を...と思っていたのですが、ここは皆様からいただ
いたヒントを参考に、地道に行きたいと思います。

私もdog ownerではあるのですが訓練とは無縁でして、今回は色々と勉強しつつ仕事をさ
せてもらっています。

またうかがうことになるかもしれませんが、そのときもどうぞ宜しくお願いいたしま
す。

改めて、有り難うございました。