みなさんのお知恵拝借

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◇┳字幕翻訳-投稿者:黄緑(5/20-04:04)No.8897
 ┣━Re:字幕翻訳-投稿者:TAO(5/21-05:34)No.8898
 ┣━Re:字幕翻訳-投稿者:たけだ(5/21-20:24)No.8899
 ┗━Re:字幕翻訳-投稿者:黄緑(5/22-06:01)No.8902


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字幕翻訳黄緑 88975/20-04:04

新米在宅翻訳者の黄緑と申します。 企業でビジネス系翻訳を手がけた経験がありますが、在宅では何もかもが初めてのことなので、行き詰ったときに皆さんのご意見、アドバイスがもらえれば幸いです。 よろしくお願いいたします

今回ビデオ制作のサブタイトル翻訳のプルーフリードを依頼されまし
た。 私は、この手の翻訳にくわしくないのですが、構成がナレータ
ー部分とどなたかのスピーチ部分に分かれているようです。 ここで
質問ですが、スピーチ部分は「です、ます」調になると思うのですが
(内容からして)、ナレーター部分は「ある」などで訳してもいいの
でしょうか? それとも、やはりスピーチ部分に合わせて「です、ま
す」にしたほうがいいのでしょうか? 字幕翻訳にはこれに関する規
則がありますか? 今回のこの仕事はプルーフリードですので、すで
に翻訳済み原稿をいただきました。 この翻訳者の方はナレーター部
分らしきところとスピーチ部分の文末を変えていらっしゃいますの
で、戸惑っています。 これはイギリスの会社のお仕事なので、担当
者の方にきいてもあまりよくわかっていないようで、皆さんのアドバ
イスをいただければと思います。 よろしくお願いいたします。 

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Re:字幕翻訳TAO 88985/21-05:34
 記事番号8897へのコメント

TAOと申します。私の最近の仕事の構成は、産業翻訳8割、映画の字幕翻訳を含むビジネス翻訳2割(英日・日英)です。黄緑さんの文面だけでは、どのような内容のビデオか推測できないので断定はできませんが、基本的には映画
などの字幕翻訳と同じように考えて良いのではないでしょうか。黄緑さんは、「この翻訳者の方はナレーター部分らしきところとスピーチ部分の文末を変えていらっしゃいますので、戸惑っています」と書いていますが、ナレーター部
分とスピーチ部分は異なって当たり前です。英日翻訳の場合であれば、スピーチ部分は普段私たちが話している自然な口語体の日本語、ナレーター部分は説明調の文語体の日本語が一般的であると思います。

蛇足ながら、今後も字幕翻訳の仕事を承る可能性が高いのであれば、アルクが出している『映画で覚える英会話』シリーズなどを一度手にすると良いと思います。私は『カサブランカ』が好きでして、『映画で覚える英会話』シリーズ
の『カサブランカ』を片手にDVDの「カサブランカ」を楽しみながら、同時に字幕翻訳のノウハウを吸収できるわけですから、一石二鳥です。

TAO拝


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Re:字幕翻訳たけだ 88995/21-20:24
 記事番号8897へのコメント

私は、テレビのインタビューの翻訳は経験が有りますが字幕翻訳の経験は有りません。
ですから「映画ファン」としての意見です。
ナレーションには、スピーチや台詞とは異なる機能を付されている事が多いので、その場合は当然文体は、異なって来ます。
例えば、キューブリックの「バリー・リンドン」等をご覧になればお解りになるでしょう。
また所謂「フィルムノワール」の作品はナレーション(多くの場合主人公のモノローグですが)が説話構造上重要な役割を担っていますがこの場合の文体は台詞と殆ど一緒です。
フランスのヌーベルバーグの作品もナレーションやvoice-overを多用していました。
訳の文体を変えるかどうかは、その作品でナレーションがどのような役割を担っているか判断すれば自ずと結論が出ると思います。


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Re:字幕翻訳黄緑 89025/22-06:01
 記事番号8897へのコメント

TAOさん、たけださん、返答のほうありがとうございます。 私は、もともと字幕などのほうの翻訳をしようと思っていたわけではないのですが、今回、短い翻訳だからと頼まれまして、このプルーフリードを引き受けました。 これは
私のメッセージにも書いたように、ビデオの字幕になりますが、内容は、最初に歴史人物についての説明があり、その後その人物についてどなたかのスピーチが来るという形式です。 人物についての説明部分がナレーション部分にな
りますが、基本的には、「です、ます」調であってもそうでなくてもいいかなと思いました。 でも、こういった字幕の翻訳経験がないので、この分野の規則などがわからず、アドバイスをいただければと思ったしだいです。 ありがと
うございました。