みなさんのお知恵拝借 5月7日05時01分

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◇┳高周波用磁性薄膜-投稿者:もつ(10/25-12:43)No.9390
 ┗┳Re:高周波用磁性薄膜-投稿者:NANASI(10/25-13:55)No.9391
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   ┗┳Re:高周波用磁性薄膜-投稿者:NANASI(10/25-17:39)No.9397
    ┗━Re:高周波用磁性薄膜-投稿者:もつ(10/25-18:08)No.9398


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高周波用磁性薄膜もつ 939010/25-12:43

「薄膜インダクタに用いる高周波用磁性薄膜」

とは、どんなものなのでしょうか。インダクタ(コイル?)は、通常うす膜
で形成されますか。高周波用磁性薄膜とは、薄膜が磁石になっているもので
それによってインダクタンスを帯びる、というものでしょうか。高周波用と
低周波用では構造は違うものでしょうか。

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Re:高周波用磁性薄膜NANASI 939110/25-13:55
 記事番号9390へのコメント

もつさんは No.9390「高周波用磁性薄膜」で書きました。
>「薄膜インダクタに用いる高周波用磁性薄膜」
>
>とは、どんなものなのでしょうか。インダクタ(コイル?)は、通常うす膜
>で形成されますか。

http://www.koaproducts.com/basic/inductor2.htm
積層インダクタ
エネルギー効率よりも、小型化や高周波特性が重要視される高周波回路用インダク
タでは、「巻く」という発想を捨てて、導体金属をシートや基板の上に印刷したコ
イルが登場しました。
  フェライトやセラミックス材料を薄いシート状に延ばしたグリーンシートに、数
分の 1 ターンのコイルを印刷します。これを何層も重ね合わせてコイルが完成しま
す。グリーンシートの薄層化や微細印刷技術、層間をビアで接続する技術の進歩に
よって、小型で高インダクタンスなコイルができるようになりました。(図 9 )

薄膜インダクタ
積層インダクタがスクリーン印刷によって巻線を印刷するのに対し、スパッタリン
グや蒸着技術を使って、印刷よりも更に薄い金属膜でコイルを形成したものが薄膜
インダクタと呼ばれます。半導体製造技術の応用によって、小型で高精度なインダ
クタが提供されています。(図 10 )

このようなもののようですが。


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Re:高周波用磁性薄膜もつ 939310/25-15:27
 記事番号9391へのコメント

NANASIさん

良いサイトのご紹介ありがとうございました。図も英語まであってずっとイメージしやす
くなりました。
高周波特性と小型化というのは、相関するものなのでしょうか。


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Re:高周波用磁性薄膜NANASI 939710/25-17:39
 記事番号9393へのコメント

もつさんは No.9393「Re:高周波用磁性薄膜」で書きました。
>NANASIさん
>
>良いサイトのご紹介ありがとうございました。図も英語まであってずっとイメージしやす
>くなりました。
>高周波特性と小型化というのは、相関するものなのでしょうか。


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B8%A6%E9%9B%BB%E6%B5%81%E6%90%8D
うず電流損は、鉄心の中に生じるうず電流によって生じる。
高周波になるほどうず電流損の比率が大きくなる。
うず電流を流れにくくするために、材料として、透磁率が高いが、導電率の低い材料を使ったり、
うず電流の大きさは板厚の2乗に比例するので、薄い材料を重ねて使うなどの方法がとられる。

高周波では、渦電流によるエネルギーのlossが大きくなり、
渦電流の大きさは板厚の2乗に比例するので、薄い材料にして小型化する。

ということのようです。


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Re:高周波用磁性薄膜もつ 939810/25-18:08
 記事番号9397へのコメント

NANASHIさん
わかりやすくご説明くださいまして、どうもありがとうございました。
がんばります!