駆け出しの翻訳者です。

二三ヶ月前、突然ある会社から投資顧問契約書の翻訳を依頼され応じ
ました。翻訳の内容は、某国金融会社から多額の融資を受ける内容で
した。一回限りの翻訳だと思い、契約に至った経緯など聞きませんで
した。ところが、相手方の対応が遅く、契約不履行がしばしば生じ、
電話督促まで依頼されるようになりました。

住所は契約上、登記上の住所とは異なりますし、事務所はあり、社員
も数人見かけますが、看板はありません。

某国金融会社との間には、日系人と称する人や、ブローカーと称する
人々が登場し、電話通訳とメールの翻訳に翻弄されるようになりまし
た。某国金融会社もよくわからない会社で、電話はいつも携帯電話で
す。ビジネスで移動するとのことで、国も変わることから携帯電話の
番号もしょっちゅう変わります。

危険を感じたため、念書（覚書）を交わして、責任を問われないよう
にはしましたが、異様な感じは消えませんでした。

それで、先日、「他の仕事で忙しい」という理由できっぱりお断りし
ました。

こんな商取引というのはあるのでしょうか。今でも、狐につままれた
ような気持ちです。

この道の専門家がいらしたら教えてください。