多くの言語や多くの分野を手がけることの利点と欠点。
利点
物事を広い視野から立体的に眺められるようになる。たとえば、英語
だけを手がけていたときよりも、他の複数の言語を手がけると、さら
に英語が深く理解でき、国際社会や世界の歴史や人間の文化などを、
すべて大局的に眺められるようになる。さらに、分野についても同
じ。一つの分野だけを手がけているときよりも、複数の分野をまたい
だ方が、あらゆる物事を広い視野から見られるようになる。それだけ
でなく、複数の分野の中で使われている日本語や外国語の語彙や表現
をいろいろと覚えることにより、さらに言語そのものの知識も深ま
る。
欠点
一つの分野、一つの言語に絞っていたころに比べて、単位時間あたり
に稼げる収入が激減する。経済効果は悪い。さらに、悪い意味での何
でも屋になってしまうおそれもある。つまり、広いけど浅くなる。
ただし、ピヨピヨさんみたいに、すでにバイオの分野での専門知識と
ご経験が深く、さらに英語とドイツ語が(そして中国語も?)すでに
堪能でいらっしゃるように思える方については、すでに土台がしっか
りしているので、これからどんどん幅を広げても、上記のような欠点
は表面化せず、利点だけが膨らんでいくだろうと思います。
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