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タイトル: フィットネス依存症候群(その2)
投稿者 :南都隆幸  <email> <Web>
投稿時刻 : 2008年5月28日10時00分 
本文:
(その1からの続き)

ピヨピヨさんが、出会いを求めてらっしゃる。フィットネスを追求す
るピヨピヨさんなら、ぜひともこのようなフィットネスクラブに入れ
ば、いくらでも出会いはありそうです。健康な(あるいは健康になろ
うとしている)老若男女がたくさん来ます。とても魅力的な男女もち
らほら見かけます。その気になれば、いくらでも話し相手はできま
す。

ついでに、トレーナーと称する、トレーニングの専門家たちがあちこ
ちにおられるので、いくらでもトレーニングの仕方を質問できるし、
ついでに世間話の相手にもなってくれます。それどころか、進んで向
こうの方からにこやかに話しかけてくれます。コンシエルジュ
(concierge) という、僕から言わせれば仰々しいフランス語のタイト
ルを持つ受付の人たちも、実ににこやか。

運動好きの人だけでなく、運動嫌いの人にも、お奨め。僕は汗をかく
ことは嫌いではなく、特にダンスとか徒歩やストレッチは、進んで行
います。でも、そんな僕でも、筋力トレーニングだけは、「健康増進
のために仕方なくやる苦行」でしかなかった。でも、フィットネスク
ラブでのスタジオレッスンとして行われるいろんな種類の筋力トレー
ニングは、まったく別。

45分ほど、満面に微笑をたたえた健康美あふるる若い男女のトレーナ
ーの、これまたリズミカルかつ音楽的とも思えるくらいの美しい声で
元気よく号令をかけてもらいながらステップ(一段だけ高くなった土
台)の上に立ったり降りたりしながら、バーベルを上げ下げしている
と、汗が吹き出て体中が疲れまくっているはずなのに、回りの20人ほ
どの生徒と一緒にやっていると、45分という苦行があっという間に終
わる。まさに、筋力トレーニングでさえ、娯楽という感じ。大発見で
す。

ダンスやエアロビクスや筋力トレーニングの先生なども、みんなにこ
やかで愛想がよく、いくらでも話し相手になってくれます。

三日坊主の僕のことですから、せっかく通い始めたダンス学校やフィ
ットネスクラブにも、すぐに飽きるかもしれず、またもや以前のよう
な、語学に明け暮れる毎日に戻ってしまうかもしれません。でも、フ
ィットネス依存症が続くかもしれないとも思います。

在宅翻訳者を初めとする、あらゆる現代人、そして、よい意味での出
会いを求める人たちに、フィットネスクラブをお奨めします。なお、
いきなり入会せず、通えるクラブがいくつかあれば、それらすべてを
まずはぜひ見学してください。それから、一日だけ、そのクラブを体
験的に使わせてくれて、それでいて、たったの1,000円ほど払えばい
い、というシステムもあるはずなので、まずは一日だけ体験してみ
て、そのあとに入会するかどうかを決めてみてはいかがでしょう?

以上、フィットネス依存症候群の患者からの惨めな病床生活の報告で
した。

南都隆幸
Takayuki Nanto


親記事コメント
フィットネス依存症候群(その1)-投稿者:南都隆幸 体を無理せずに上手く動かす-投稿者:たけだ

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