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タイトル: Re:多くの言語、多くの分野を手がける利点と欠点
投稿者 : たけだ 
投稿時刻 : 2008年5月30日10時37分 
本文:
ピヨピヨさん

数年前に興味があって翻訳の国際入札に何度か参加したことがあります。
単価ではインドの翻訳者に歯が立ちませんでした。
入札は米ドルですが、円で話をしますと、日本人は、生活を考えると「10円/source
wordは切れないだろう」と思っていてもインドの翻訳者は平気で10円以下、時には7
−8円で入札してきました。

マルチリンガル翻訳者というのは、もう当たり前の時代に入っていると私は感じていま
す。
あとは、一人一人がどう考えるかです。
ある言語で既にフリーランスの翻訳者としての位置を確保しているのであればともかく、
オンサイト翻訳者などでまだ修行をしたいと考えている若い方にはぜひマルチリンガルに
挑戦していただきたいですね。

方法としては3種類あるのかなあと思います。

イタリア語、フランス語、スペイン語などラテン語から生まれた言語を網羅する、といっ
た方法と、欧米語の次は、中国語とかアラビア語とかインドヨーロッパ語ではない言語を
選ぶ方法。
もう一つは、徹底的にマイナーな言語を学びその言語での第一人者に成るという方法で
す。

翻訳して収入を得るという点を外れても、いずれも興味深い体験となることは間違いない
でしょう。




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