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タイトル: Re:多くの言語、多くの分野を手がける利点と欠点
投稿者 : ピヨピヨ 
投稿時刻 : 2008年5月30日14時43分 
本文:
たけださん コメントありがとう御座います。

>入札は米ドルですが、円で話をしますと、日本人は、生活を考えると
「10円/source
>wordは切れないだろう」と思っていてもインドの翻訳者は平気で10
円以下、時には7
>−8円で入札してきました。

私の住む町は繊維産業で有名な土地だったのですが、安い労働力を武
器にした中国産に押されて、完全に斜陽化しています。翻訳業界でも
安い労働力により斜陽化する分野が出てくるかもしれませんね。い
や、既に出てきているのかも・・。先日、翻訳者ディレクトリの求人
欄でマルチリンガルの市場調査を行いましたが、中国語と韓国語は応
募者多数で募集停止と書かれてありました・・。ネイティブじゃなか
ろうか・・需給バランスが既に壊れかけているのかも・・・


>方法としては3種類あるのかなあと思います。
>
>イタリア語、フランス語、スペイン語などラテン語から生まれた言語
を網羅する、といっ
>た方法と、欧米語の次は、中国語とかアラビア語とかインドヨーロッ
パ語ではない言語を
>選ぶ方法。
>もう一つは、徹底的にマイナーな言語を学びその言語での第一人者に
成るという方法で
>す。

私は今、岐路に立たされています。翻訳のアカデミックな側面を強調
すべきか、若しくはサービス業としての側面を強調すべきか・・・。
前者であれば、私の専門分野(分子生物)を掘り下げ、また英文学を
勉強すべきでしょう。後者であれば、医薬バイオ関連の多様なニーズ
に対応できるように努力すべきでしょう。ニーズは本当に多様です。
以前、直接取引している会社からスペイン語の文献翻訳を打診されま
した。当然、無理・・・。先方としては、「翻訳業を掲げるのならで
きるかも・・」と考えたのでしょうね。力不足を感じました。マルチ
リンガルを考えているのはこのためです。サービス業としての側面の
強化が目的です。



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