◆-向上心のない翻訳者は、淘汰される?- たけだ(6/2-18:42)No.1559 ┗Re:向上心のない翻訳者は、淘汰される?- Garfield(6/6-13:07)No.1564 ┗向上心だけの翻訳者は、淘汰される?- たけだ(6/6-13:40)No.1565 ┣Re:向上心だけの翻訳者は、淘汰される?- Garfield(6/6-17:29)No.1566 ┃┗年収2000万円の生活- たけだ(6/6-17:36)No.1568 ┃ ┗Re:年収2000万円の生活- Garfield(6/7-17:44)No.1571 ┃ ┗Re:年収2000万円の生活- サムライ(6/9-17:59)No.1572 ┃ ┗Re:年収2000万円の生活- たけだ(6/11-10:44)No.1573 ┃ ┗Re:年収2000万円の生活- Garfield(6/11-17:27)No.1574 ┃ ┗Re:年収2000万円の生活- サムライ(6/12-15:27)No.1575 ┃ ┗フリーランサーの老後- たけだ(6/12-16:05)No.1576 ┗Re:向上心だけの翻訳者は、淘汰される?- おぺら(6/6-17:30)No.1567
向上心のない翻訳者は、淘汰される? | たけだ | 1559 | 6/2-18:42 |
みなさま
私は医薬や特許関連は殆どやりませんが質の悪い翻訳者が存在するのは、医薬業界に限っ たことでないのは知っていますし、皆さんもご存知だと思います。 翻訳会社は淘汰されても能力の低い翻訳者は次から次へと生まれてきます。 帰国子女だ、xxxに留学していた、外国語で仕事がしたいなど様々な理由で人は翻訳者に 成ります(トライアルに受かれば翻訳者です)。 でもこうした人たちの全員の能力が低い訳ではないはずです。 能力が高くない翻訳者が淘汰されにくいのは、需要があるからではないでしょうか。 顧客のニーズは、多様で、ともかく一刻も早く『大体どんなことが書いてあるのか知りた い、専門用語はこちらがプロだから訳文の精度はあまり高くなくて良い』といった要求の 場合、翻訳会社の担当者も「値ごろ感のある」翻訳者を使いますよね。 このあたりのレベルで、自分を一人前の翻訳者と感じる連中が困ったチャンなのでは? プルーフリードを頼まれると4段階で評価してくれという指示が殆どですから、翻訳会社 は自社の翻訳者を四つのクラスに分けて使い分けているのではないでしょうか? 別の問題として、翻訳コーディネータの能力不足もよく指摘されます。 どのような経歴の方がコーディネータになるのかよくわかりませんが、個人的には彼ら/ 彼女らに助けてもらったり有益な助言をもらったことは殆どありません(残念ながら期待 もしていない)。 クライアント側にも色々問題はある訳で、文意が不明なところを尋ねると「そんあことプ ロならわかるだろう」といった反応をするクライアントを実際知っています。 質の悪いクライアントは多分地方に多いと思います。 最初から優秀な翻訳者というのはいないし、完全無欠の翻訳者も存在しないと思います。 要は、常に向上心を持つことだと思います。 知らないことをはっきり「知らない」ということができて、知らないことを悔しく感じ、 知らなかったことを積極的に身につける意志を持てば良いのです。 この意志を持てない人は、翻訳業界を去るべきだし、自然に淘汰されていくでしょう。 まとまりがないですが取り急ぎ。 |
Re:向上心のない翻訳者は、淘汰される? | Garfield | 1564 | 6/6-13:07 |
記事番号1559へのコメント たけださん、はじめまして。
法律系の翻訳をしておりますGarfieldと申します。 先日インドにてインド人の和訳者数名と作業をする機会があったので すが、 たけださんのおっしゃる、 >要は、常に向上心を持つことだと思います。 >知らないことをはっきり「知らない」ということができて、知らない ことを悔しく感じ、 >知らなかったことを積極的に身につける意志を持てば良いのです。 を痛感しました。 インドはまだまだこれからということもあり、ほとんどすべての国民 が意欲的にスキルアップに努めています。知らないことやわからない ことについては完全に理解できるまで徹底的に質問してきます。 翻訳をはじめたばかりのころの自分を見ているようで、 このところ漫然と仕事をし初心を忘れかかっていた自分を見直すよい 機会となりました。 定期的に仕事の依頼があり、一定の収入が確保できるようになると、 どうしても現状に満足しがちですが、ここで立ち止まったらすぐに彼 らに追い越されてしまいそうなそんなパワーが彼らにはあります。 力を失ったものが淘汰されていくのは万象に共通の摂理です。 翻訳者も決して例外ではないと思います。 「日本語はネイティブ以外には扱いにくい言語だから多言語ネイティ ブには参入しにくい」なんて甘い幻想はとっくになくなっているよう です。 |
向上心だけの翻訳者は、淘汰される? | たけだ | 1565 | 6/6-13:40 |
記事番号1564へのコメント Garfieldさんは
レスありがとうございます。 別の所で書きましたが、私は単価の点でインドの翻訳者に勝てなかった経験があります。 >定期的に仕事の依頼があり、一定の収入が確保できるようになると、 >どうしても現状に満足しがちですが、ここで立ち止まったらすぐに彼 >らに追い越されてしまいそうなそんなパワーが彼らにはあります。 そうでしょうねえ。 私は、工事現場などでも何度もインド人と仕事をしていますが、優秀な人は本当に凄いで す。 >力を失ったものが淘汰されていくのは万象に共通の摂理です。 >翻訳者も決して例外ではないと思います。 >「日本語はネイティブ以外には扱いにくい言語だから多言語ネイティ >ブには参入しにくい」なんて甘い幻想はとっくになくなっているよう >です。 別の掲示板でこの点は、実感しています。 嫌な言葉ですが、自分の「付加価値」をどうやって高めるかが大事ですね。 |
Re:向上心だけの翻訳者は、淘汰される? | Garfield | 1566 | 6/6-17:29 |
記事番号1565へのコメント たけださん
ひとより翻訳速度が速いとか、後処理がまったく不要なほど訳文の精 度が高いとか、専門 分野が多いとか、年中無休で対応できるとか、特殊なファイルが扱え るとか... 付加価値として考えられるものは多くあると思いますが、 付加価値を上げたから単価も上げられるものではないところにジレン マがありますよね。 取引先からの単価交渉も最近は結構な頻度であるため、 「品質はそのままで単価はより安く」という潜在的なニーズは以前に もまして高まってい るのでしょうね。 値下げは自分だけにとどまらずほかの翻訳者全体に影響を及ぼすこと だけに慎重にしてい ますが、先日、現状の仕事量の維持を条件についに1円単価を下げてし まいました。 厳しい世の中ですね。 たけださんは No.1565「向上心だけの翻訳者は、淘汰される?」で書 きました。 >嫌な言葉ですが、自分の「付加価値」をどうやって高めるかが大事で すね。 > > > |
年収2000万円の生活 | たけだ | 1568 | 6/6-17:36 |
記事番号1566へのコメント Garfieldさん
>値下げは自分だけにとどまらずほかの翻訳者全体に影響を及ぼすこと >だけに慎重にしてい >ますが、先日、現状の仕事量の維持を条件についに1円単価を下げてし >まいました。 特許翻訳は年収2000万円も夢ではない、とある雑誌に書いてありましたが、どんな生活にな るんでしょうね。 家族との団らんも、趣味や旅行の時間ももてなくなるんじゃあないでしょうか。 それとも優秀な人は、これらを欠かすことなく2000万円稼げるのでしょうか? |
Re:年収2000万円の生活 | Garfield | 1571 | 6/7-17:44 |
記事番号1568へのコメント たけださん
特許翻訳の世界で有名な水野麻子さんのように、1日当たり7000ワード こなすすごい方もいら っしゃるようですが、 主に明細書の翻訳を手がてている和訳者は、1日4000〜5000ワード(こ のワード数は新規に訳 出すべきワード数で、再利用可能な既存の訳文にかかる原文のワード 数は除かれる)ペース で月20日稼働(月8万から10万ワード)という現状だと聞いたことがあ ります。 この処理量で単価が15円/wordならば、月120万から150万の売上げにな るので、年間でも 1,440万から1,800万の売上げで、そこから経費を引けば2,000万には届 きませんね。 「1日4000〜5000ワードペースで月20日稼働」という状態は「週末以外 (訳出以外に見直しの ための時間を週1日確保するとすれば土日のどちらか以外)は常に翻 訳」という状態なので、 あまり楽しい生活とは言えませんね。少なくとも私は嫌です。 しかも単価の切り下げ圧力が厳しい現状では15円/wordの単価を維持で きる翻訳者はそう多く ないと思います。 なので、外注を一切行わず自分1人で売上2,000万を達成するのは、不 可能ではないにしろ極 めて実現しがたいと思います。 私も一時期処理量を増やして売上を上げようと、 1日4000ワード位の訳出ペース(休日は日曜のみ)で半年間頑張ってみ たことがありました。 おかげで売上は確かに増えましたが、家族との団らんも、趣味や旅行 の時間もほとんど持て なくなり、たぶん長くは続けられないなと思いました。 ただ最初に書いた水野麻子さんのような独自のノウハウがあれば、人 として普通の生活を保 ちながら売上を上げることは可能かもしれません。 まとまりのないコメントですみません。 たけださんは No.1568「年収2000万円の生活」で書きました。 >Garfieldさん > >>値下げは自分だけにとどまらずほかの翻訳者全体に影響を及ぼすこ と >>だけに慎重にしてい >>ますが、先日、現状の仕事量の維持を条件についに1円単価を下げて し >>まいました。 > >特許翻訳は年収2000万円も夢ではない、とある雑誌に書いてありまし たが、どんな生活にな >るんでしょうね。 > >家族との団らんも、趣味や旅行の時間ももてなくなるんじゃあないで しょうか。 >それとも優秀な人は、これらを欠かすことなく2000万円稼げるのでし ょうか? > > > |
Re:年収2000万円の生活 | サムライ Web | 1572 | 6/9-17:59 |
記事番号1571へのコメント たけださん、Garfieldさん、サムライです。
最初にたけださん、過日は薄謝協会のやり取りあたりから、愚生の本業 の方で忙しくなり大変失礼しました。おかげさまでやっと峠を越えたよ うです。また、今回は面白いスレッドを立ち上げていただき有り難うご ざいました。 Grafieldさん、 > 特許翻訳の世界で有名な水野麻子さんのように、1日当たり7000ワー ド> こなすすごい方もいら > っしゃるようですが、 > 主に明細書の翻訳を手がてている和訳者は、1日4000〜5000ワード(こ > のワード数は新規に訳 > 出すべきワード数で、再利用可能な既存の訳文にかかる原文のワード > 数は除かれる)ペース > で月20日稼働(月8万から10万ワード)という現状だと聞いたことがあ > ります。 小生は水野さんのテクニックの結晶であるCTを購入し、実際に翻訳作 業に反映させています。CTの購入に至った詳細は個人ブログ【教育の 原点を考える】に書きましたので参照願います。 http://pro.cocolog-tcom.com/edu/2005/07/post_6ee1.html それにしても、新規で1日4000〜5000ワードを訳せるとは凄いですね。 私は翻訳者の組織に所属していますが、英語→外国語 (日本語、ヨーロッパ諸国語、その他)で2500ワードというのが殆どの 翻訳者の自己申告です。私も新規の場合、2500〜3000ワードが普段のス ピードなだけに、1日4000〜5000ワードというスピードには驚きまし た。ただ、英語が平易なマニュアルタイプの原稿なら、私でも1日 4000〜5000ワードも可能かもしれませんね。 その他、「再利用可能な既存の訳文」というのであれば、取説(マニュ アル)に多いパターンであり、この場合はTradosなどを使って翻訳作業 をしています。その場合は一ヶ月あたり10万ワードを超える月がよくあ ります。 > 「1日4000〜5000ワードペースで月20日稼働」という状態は「週末以外 > (訳出以外に見直しの > ための時間を週1日確保するとすれば土日のどちらか以外)は常に翻 > 訳」という状態なので、 > あまり楽しい生活とは言えませんね。少なくとも私は嫌です。 同感です。家族と過ごす時間は大切ですね。愚生もン千万円稼ぐために 家庭を犠牲にする気持ちは毛頭ありません。 > しかも単価の切り下げ圧力が厳しい現状では15円/wordの単価を維持で > きる翻訳者はそう多く > ないと思います。 仰せのとおり、国内の翻訳会社からの値下げ要求が出てきています。そ うした対策には色々とあると思いますが、私の場合は国外、殊にヨー ロッパの翻訳会社との取引を増やすことにしています(アメリカの翻訳 会社はドルベースのため、弱いドルの現在では余り取引をしたくな い…。$1ドル=120円に戻れば再考します…)。ともあれ、値下げを要求 してくる国内の翻訳会社との付き合いは自然に切れつつあるのが現状です。 > ただ最初に書いた水野麻子さんのような独自のノウハウがあれば、人 > として普通の生活を保 > ちながら売上を上げることは可能かもしれません。 水野さんの開発したCTはズバリ特許翻訳者向けですが、私のように特 許以外の技術系の翻訳を主にする翻訳者にも大変役に立ちました。た だ、最近はTradosの使用を条件とする海外の翻訳者との取引が増えつつ あるため、CTを使う機会が減りつつあるのは残念です。個人の好みで 言えば、Tradosより、CTを使って作業をした方が楽しいのに、残念です。 サムライ拝 |
Re:年収2000万円の生活 | たけだ | 1573 | 6/11-10:44 |
記事番号1572へのコメント Garfieldさん、サムライさん
お二人の興味深いお話に感謝いたします。 水野麻子さんのサイトは私も見たことがあります。 彼女の名前は雑誌『通訳翻訳ジャーナル』でだいぶ前から目にしていましたがそんなに稼ぐ 方とは知りませんでした。 年金制度は、今より悪くなることはあっても良くなることは考えにくいのでフリーランス翻 訳者は、老後に備えた準備を考えなくてはなりませんが、一番のポイントは『作業の効率化 による純益増大』→収入アップ(老後資金確保)でしょうか。 |
Re:年収2000万円の生活 | Garfield | 1574 | 6/11-17:27 |
記事番号1573へのコメント たけださん、サムライさん
>訳者は、老後に備えた準備を考えなくてはなりませんが、一番のポイ ントは『作業の効率化 >による純益増大』→収入アップ(老後資金確保)でしょうか。 Trados等の既存の訳文を再利用するタイプのツール(いわゆる翻訳支 援ツール)は、翻訳会 社やクライアントによっては100%マッチを0円(又は通常レートより安 いレート)と判断する ところもあるので、「全体が5万ワードで100%マッチが4万5千ワードあ り訳出対象が5千ワー ドしかない」ような案件ても、その5千ワードを訳出するのに100%マッ チ部分を一読して内容 を把握しなければならないような場合には極めてコストパフォーマン スが落ちます。 それに比べ、一定の前処理をすれば新規訳出箇所にも使用できる翻訳 ソフトは割と導入する メリットがあると思います。ソフトによって癖があるので、使いこな すにはそれなりに苦労 が要りますが、ある程度の用語集とデータベースができ、辞書が整備 できてしまえば、簡単 な契約書の和訳なら、手入力に比べ1/3位の労力で済むようになり、全 体的な処理量を底上げ しつつ収入も上げることができるのではないでしょうか。 翻訳ソフトも、それなりのものだと、Trados等と同じ価格なので、各 製品のHPからダウンロ ードできる試用版でその機能をある程度確かめてから購入なさるとよ いかと思います。 ちなみに私はクロスランゲージ社のPC-Transor 翻訳スタジオを使って います。 たけださんは No.1573「Re:年収2000万円の生活」で書きました。 >Garfieldさん、サムライさん > >お二人の興味深いお話に感謝いたします。 > >水野麻子さんのサイトは私も見たことがあります。 >彼女の名前は雑誌『通訳翻訳ジャーナル』でだいぶ前から目にしてい ましたがそんなに稼ぐ >方とは知りませんでした。 > >年金制度は、今より悪くなることはあっても良くなることは考えにく いのでフリーランス翻 >訳者は、老後に備えた準備を考えなくてはなりませんが、一番のポイ ントは『作業の効率化 >による純益増大』→収入アップ(老後資金確保)でしょうか。 > > > |
Re:年収2000万円の生活 | サムライ Web | 1575 | 6/12-15:27 |
記事番号1574へのコメント たけださん、Grafieldさん
Grafieldさんが仰せのPC-Transorは、実際に使用した体験はないのです が、知人である複数の翻訳者の評価も高いので気になっているソフトの 一つです。ただ、小生の場合は海外の翻訳会社との取引が多く、殆ど (80%)の翻訳会社でTradosの使用が条件になっていますの で、やむを得ずTradosを使用しているのに過ぎません。将来、 Tradosを使用しない取引先が増えたら検討してみたいと思います。 たけださん、日本の年金制度についてですが、実質的には既に崩壊して いると言っても過言ではなく、現在は国民の血税を投入して辛うじて存 続している有様だと思います。詳しくは、『年金大崩壊』などを著した 岩瀬達哉さんの一連の著書を参考にしていただければ幸いです。私が岩 瀬さんの存在を知ったのは、岩瀬さんの指南役である某国際政治コメン テーターに紹介していただいて以来であり、岩瀬さんの本で一番印象に 残るのが竹下登前首相を取り上げた『われ万死に値す』です。参考まで に以下は岩瀬さんのインタビュー記事です。 http://jinjibu.jp/GuestIntvw.php?act=dtl&id=28 数日前に秋葉原で悲惨な事件がありました。遺族の方々のお気持ちを思 うと居た堪れない気持ちになります。 それはともかく、今回の事件の引き金にもなった未来に希望を持てない 大勢の若者たち、後期高齢者医療制度という現代版姥捨て山に置き去り にされた、今日の日本を築いた功労者とも云うべき75歳以上のお年寄 りたち、また、若者やお年寄りだけでなく我々社会人も沢山の重荷を背 負わされています。斯様に、本来なら一揆が勃発しても可笑しくない状 況に今日の日本はあると云えるのではないでしょうか。 己れの翻訳技術を磨くこともさることながら、それ以外の“備え”もしな ければと痛切に思う今日この頃です。暗い、重たい話になって大変申し 訳ありません。 サムライ拝 |
フリーランサーの老後 | たけだ | 1576 | 6/12-16:05 |
記事番号1575へのコメント サムライさん
>たけださん、日本の年金制度についてですが、実質的には既に崩壊して >いると言っても過言ではなく、現在は国民の血税を投入して辛うじて存 >続している有様だと思います。 私は、控えめに書きましたが実情はサムライさんの仰る通りだと思います。 今の日本は、一揆はともかく、イタリアやフランスだったらとっくに大規模なストライキ が発生しているような状況ですねえ。 このような状況をもたらした自民党政権を支えて来たのが「後期高齢者医療制度という現 代版姥捨て山に置き去りにされた、今日の日本を築いた功労者とも云うべき75歳以上の お年寄りたち」であったというのが何とも皮肉です(もちろん全員ではありませんが)。 >己れの翻訳技術を磨くこともさることながら、それ以外の“備え”もしな >ければと痛切に思う今日この頃です。暗い、重たい話になって大変申し >訳ありません。 まったく、翻訳者としての向上心だけでは世の中を渡っていけないようです。 |
Re:向上心だけの翻訳者は、淘汰される? | おぺら | 1567 | 6/6-17:30 |
記事番号1565へのコメント たけださん、Garfieldさん、刺激的なお話ありがとうございます。
仕事にはいつも、一期一会を感じます。 精魂込めた仕事には、それに応じた結果があり、 適当に手を抜いてしまった仕事には、その見返りがある。 (まあ、そう理屈どおりにいかないこともありますが…) 仕事を始めて長い年数がたっても、クライアントやエージェントとそれ なりの信頼関係ができても、毎回初心者!の心構えで取り組まなければ ならないなあとこのスレで再度実感しました。 |