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タイトル: 何でも屋は学問をなめているのか?
投稿者 : たけだ 
投稿時刻 : 2008年6月4日10時41分 
本文:
みなさま

何でも屋は学問をなめているのか?
この設問には、なめている何でも屋もいるでしょうし、そうでない何でも屋もいる、とい
う常識的な答えしか私には見つけられません。

何でも屋はいけないことか?
いいえ、いけないことではありません。

良識ある何でも屋は、
自分の力量を知っています
知らないこと、できないことをはっきりとエージェント/顧客に言います
そのときの仕事に可能な限り注力します
自尊心をもっていますが、他からの意見を傾聴する謙虚さも持っています

特許関連も含めた産業翻訳業界に入った文科系出身の翻訳者の殆どは、専門分野を持ちま
せんので何でも屋にならざるを得ませんし、理系出身で専門分野を持つ翻訳者もその専門
分野だけで食べていける人はそう多くないと思います。
従って複数の分野で仕事をするのは、ごく当たり前のことだと思います。
「何でも屋」といのは言葉の綾で、実際にやっている分野の数は片手で間に合う程度の翻
訳者が多いのではないでしょうか。


翻訳に限らず、仕事人の理想であるgeneralistかつspecialistに少しでも近づきたいと思い
ます。





親記事コメント
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