◆-京都再訪- モームおじさん(7/13-12:50)No.1639 ┗Re:京都再訪- 徒然草(7/23-14:39)No.1641
京都再訪 | モームおじさん | 1639 | 7/13-12:50 |
先日、京都に行ってまいりました。京都は人の良いところだと感じまし
た。市民のみなさんが「おいでやす」という感じで、暖かく旅行者を出 迎えてくれます。この点、東京とはえらい違いです。東京だと、「お 前、何しに東京に出てきたんだ。早く田舎に帰れ」という雰囲気がいっ ぱいありました。無論お客さんには親切だけど、大体において地方から 出てきた学生とか求職者に対しては冷淡で、「東京の秩序を荒すよそ 者」という扱いですね。 京都はなぜ、人に優しいのか? それは文化遺産があって、それで食っ ていけるからですね。いわば、日本全体の大家さんみたいなもので、寝 ていても人が来て金を落として帰ってくれるからでしょう。言うなれ ば、日本版ローマというところでしょうか。本当にいたるところに賽銭 箱とか寄付を求める看板があって、結構旅行者がその中にお金を入れて いくんですね。道理で愛想がよくなるはずです。しかも、政治とか経済 の中心ではないから、一旗あげてやろうという連中も寄り付かないの で、町全体が落ち着いた雰囲気です。 タクシーなども横断歩道の前でじっと歩行者が通り過ぎるのを待ってく れます。私、広島に住んでいるんですが、広島の車の運転は結構怖いで すよ。そんなに余裕はありませんね。 やはり、人でもそうですけど、都市でも働かないで食っていけるものを 持っている人は強いし、やさしいですね。スペインなんか全然国際舞台 には出てきませんけど、豊かな国だと思います。やはり南米全体(ほ ぼ)を持っているというのがでかい! |
Re:京都再訪 | 徒然草 | 1641 | 7/23-14:39 |
記事番号1639へのコメント モームおじさん
短期間の京都訪問のあいだに、ずいぶんといろんなことを観察し洞察 してこられたのですね。 物をたくさん持っている人や地域は、やはり余裕があって、人に優し くできるというのは、語弊はあるかもしれないけど、やはり本当のこ とでしょうね。あるいは逆に、もともと広い心を持った人たちだった からこそ、人から愛され、いろんな機会に恵まれ、その結果として多 くの物を持つに至ったという場合も多いでしょうね。 いやあ、でも私のような、物を持たないためにあくせくと生きてきた 人間にとっては、羨ましい限りです。当人たちは、当人たち特有の大 変な苦労があったんでしょうけど。 |