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プロ翻訳者、翻訳関係者のためのフリートークルーム4月20日14時20分
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最高の経歴南都隆幸 15807/28-15:56
 記事番号1579へのコメント

もこもこさん
>電気メーカーのエンジニア→特許事務所→特許翻訳者
=========

素晴らしい経歴ですね。実務翻訳者としては、最高の経歴ではないか
と私などは思ってしまいます。そんな方なら、絶対に仕事にあぶれる
ことがないどころか、実務翻訳者としてはトップを走り続けられると
私は思います。

もこもこさんの今の状態は、単なる一時的なスランプ
でしかないと思いますけど、いかがでしょう? たったの二回ほどトラ
イアルに滑るなんてことは、僕みたいな人間にとってはごく普通のこ
とのように思えます。三回目あるいは五回目には、必ずよい会社に出
会うことでしょう。

Re:トライアル受験中もこもこ 15797/28-15:38
 記事番号1578へのコメント

そうです。
電気メーカーのエンジニア→特許事務所→特許翻訳者のルートで
きましたので、特許にしか手を出したことはありません。
他の分野にも手を広げた方がいいんでしょうか?
Tradosとか未経験なので、何となく面倒で・・・

Re:トライアル受験中たけだ 15787/25-19:56
 記事番号1577へのコメント

もこもこさん

仕事は特許のみですか?

トライアル受験中もこもこ 15777/25-15:40

フリー特許翻訳者をはじめて5年目の者です。
これまで特定の翻訳会社からコンスタント仕事をいただいてきましたが
産休明けで復帰したら依頼が減ってしまい、他社を開拓するべくトライアル
を受験しております。
ですが、今のところ2社不合格で・・以前は一発合格でトライアルに苦労
した経験はなく、今回もすぐに通ると(勝手に)思っていましたので、少々
凹んでいます。
で、不合格の理由を考えました。
以前は怖がらずに意訳することが多かったのですが、最近は翻訳会社からの
依頼で訳し漏れのないよう割と本文から離れずに訳すことが多かったので
そのクセがついたかなあ、と。
そして日々の勉強不足を痛感&後悔しています。
今はとにかく仕事が欲しいっ!このままじゃ廃業です。
諸先輩方、トライアル受験のコツとかあったらぜひ教えてください。

フリーランサーの老後たけだ 15766/12-16:05
 記事番号1575へのコメント

サムライさん
>たけださん、日本の年金制度についてですが、実質的には既に崩壊して
>いると言っても過言ではなく、現在は国民の血税を投入して辛うじて存
>続している有様だと思います。

私は、控えめに書きましたが実情はサムライさんの仰る通りだと思います。

今の日本は、一揆はともかく、イタリアやフランスだったらとっくに大規模なストライキ
が発生しているような状況ですねえ。

このような状況をもたらした自民党政権を支えて来たのが「後期高齢者医療制度という現
代版姥捨て山に置き去りにされた、今日の日本を築いた功労者とも云うべき75歳以上の
お年寄りたち」であったというのが何とも皮肉です(もちろん全員ではありませんが)。

>己れの翻訳技術を磨くこともさることながら、それ以外の“備え”もしな
>ければと痛切に思う今日この頃です。暗い、重たい話になって大変申し
>訳ありません。

まったく、翻訳者としての向上心だけでは世の中を渡っていけないようです。



Re:年収2000万円の生活サムライ Web15756/12-15:27
 記事番号1574へのコメント

たけださん、Grafieldさん


Grafieldさんが仰せのPC-Transorは、実際に使用した体験はないのです
が、知人である複数の翻訳者の評価も高いので気になっているソフトの
一つです。ただ、小生の場合は海外の翻訳会社との取引が多く、殆ど
(80%)の翻訳会社でTradosの使用が条件になっていますの
で、やむを得ずTradosを使用しているのに過ぎません。将来、
Tradosを使用しない取引先が増えたら検討してみたいと思います。

たけださん、日本の年金制度についてですが、実質的には既に崩壊して
いると言っても過言ではなく、現在は国民の血税を投入して辛うじて存
続している有様だと思います。詳しくは、『年金大崩壊』などを著した
岩瀬達哉さんの一連の著書を参考にしていただければ幸いです。私が岩
瀬さんの存在を知ったのは、岩瀬さんの指南役である某国際政治コメン
テーターに紹介していただいて以来であり、岩瀬さんの本で一番印象に
残るのが竹下登前首相を取り上げた『われ万死に値す』です。参考まで
に以下は岩瀬さんのインタビュー記事です。
http://jinjibu.jp/GuestIntvw.php?act=dtl&id=28


数日前に秋葉原で悲惨な事件がありました。遺族の方々のお気持ちを思
うと居た堪れない気持ちになります。

それはともかく、今回の事件の引き金にもなった未来に希望を持てない
大勢の若者たち、後期高齢者医療制度という現代版姥捨て山に置き去り
にされた、今日の日本を築いた功労者とも云うべき75歳以上のお年寄
りたち、また、若者やお年寄りだけでなく我々社会人も沢山の重荷を背
負わされています。斯様に、本来なら一揆が勃発しても可笑しくない状
況に今日の日本はあると云えるのではないでしょうか。

己れの翻訳技術を磨くこともさることながら、それ以外の“備え”もしな
ければと痛切に思う今日この頃です。暗い、重たい話になって大変申し
訳ありません。


サムライ拝

Re:年収2000万円の生活Garfield 15746/11-17:27
 記事番号1573へのコメント

たけださん、サムライさん

>訳者は、老後に備えた準備を考えなくてはなりませんが、一番のポイ
ントは『作業の効率化
>による純益増大』→収入アップ(老後資金確保)でしょうか。

Trados等の既存の訳文を再利用するタイプのツール(いわゆる翻訳支
援ツール)は、翻訳会
社やクライアントによっては100%マッチを0円(又は通常レートより安
いレート)と判断する
ところもあるので、「全体が5万ワードで100%マッチが4万5千ワードあ
り訳出対象が5千ワー
ドしかない」ような案件ても、その5千ワードを訳出するのに100%マッ
チ部分を一読して内容
を把握しなければならないような場合には極めてコストパフォーマン
スが落ちます。

それに比べ、一定の前処理をすれば新規訳出箇所にも使用できる翻訳
ソフトは割と導入する
メリットがあると思います。ソフトによって癖があるので、使いこな
すにはそれなりに苦労
が要りますが、ある程度の用語集とデータベースができ、辞書が整備
できてしまえば、簡単
な契約書の和訳なら、手入力に比べ1/3位の労力で済むようになり、全
体的な処理量を底上げ
しつつ収入も上げることができるのではないでしょうか。

翻訳ソフトも、それなりのものだと、Trados等と同じ価格なので、各
製品のHPからダウンロ
ードできる試用版でその機能をある程度確かめてから購入なさるとよ
いかと思います。
ちなみに私はクロスランゲージ社のPC-Transor 翻訳スタジオを使って
います。



たけださんは No.1573「Re:年収2000万円の生活」で書きました。
>Garfieldさん、サムライさん
>
>お二人の興味深いお話に感謝いたします。
>
>水野麻子さんのサイトは私も見たことがあります。
>彼女の名前は雑誌『通訳翻訳ジャーナル』でだいぶ前から目にしてい
ましたがそんなに稼ぐ
>方とは知りませんでした。
>
>年金制度は、今より悪くなることはあっても良くなることは考えにく
いのでフリーランス翻
>訳者は、老後に備えた準備を考えなくてはなりませんが、一番のポイ
ントは『作業の効率化
>による純益増大』→収入アップ(老後資金確保)でしょうか。
>
>
>

Re:年収2000万円の生活たけだ 15736/11-10:44
 記事番号1572へのコメント

Garfieldさん、サムライさん

お二人の興味深いお話に感謝いたします。

水野麻子さんのサイトは私も見たことがあります。
彼女の名前は雑誌『通訳翻訳ジャーナル』でだいぶ前から目にしていましたがそんなに稼ぐ
方とは知りませんでした。

年金制度は、今より悪くなることはあっても良くなることは考えにくいのでフリーランス翻
訳者は、老後に備えた準備を考えなくてはなりませんが、一番のポイントは『作業の効率化
による純益増大』→収入アップ(老後資金確保)でしょうか。



Re:年収2000万円の生活サムライ Web15726/9-17:59
 記事番号1571へのコメント

たけださん、Garfieldさん、サムライです。

最初にたけださん、過日は薄謝協会のやり取りあたりから、愚生の本業
の方で忙しくなり大変失礼しました。おかげさまでやっと峠を越えたよ
うです。また、今回は面白いスレッドを立ち上げていただき有り難うご
ざいました。

Grafieldさん、
> 特許翻訳の世界で有名な水野麻子さんのように、1日当たり7000ワー
ド> こなすすごい方もいら
> っしゃるようですが、
> 主に明細書の翻訳を手がてている和訳者は、1日4000〜5000ワード(こ
> のワード数は新規に訳
> 出すべきワード数で、再利用可能な既存の訳文にかかる原文のワード
> 数は除かれる)ペース
> で月20日稼働(月8万から10万ワード)という現状だと聞いたことがあ
> ります。

小生は水野さんのテクニックの結晶であるCTを購入し、実際に翻訳作
業に反映させています。CTの購入に至った詳細は個人ブログ【教育の
原点を考える】に書きましたので参照願います。
http://pro.cocolog-tcom.com/edu/2005/07/post_6ee1.html

それにしても、新規で1日4000〜5000ワードを訳せるとは凄いですね。
私は翻訳者の組織に所属していますが、英語→外国語
(日本語、ヨーロッパ諸国語、その他)で2500ワードというのが殆どの
翻訳者の自己申告です。私も新規の場合、2500〜3000ワードが普段のス
ピードなだけに、1日4000〜5000ワードというスピードには驚きまし
た。ただ、英語が平易なマニュアルタイプの原稿なら、私でも1日
4000〜5000ワードも可能かもしれませんね。

その他、「再利用可能な既存の訳文」というのであれば、取説(マニュ
アル)に多いパターンであり、この場合はTradosなどを使って翻訳作業
をしています。その場合は一ヶ月あたり10万ワードを超える月がよくあ
ります。



> 「1日4000〜5000ワードペースで月20日稼働」という状態は「週末以外
> (訳出以外に見直しの
> ための時間を週1日確保するとすれば土日のどちらか以外)は常に翻
> 訳」という状態なので、
> あまり楽しい生活とは言えませんね。少なくとも私は嫌です。

同感です。家族と過ごす時間は大切ですね。愚生もン千万円稼ぐために
家庭を犠牲にする気持ちは毛頭ありません。



> しかも単価の切り下げ圧力が厳しい現状では15円/wordの単価を維持で
> きる翻訳者はそう多く
> ないと思います。

仰せのとおり、国内の翻訳会社からの値下げ要求が出てきています。そ
うした対策には色々とあると思いますが、私の場合は国外、殊にヨー
ロッパの翻訳会社との取引を増やすことにしています(アメリカの翻訳
会社はドルベースのため、弱いドルの現在では余り取引をしたくな
い…。$1ドル=120円に戻れば再考します…)。ともあれ、値下げを要求
してくる国内の翻訳会社との付き合いは自然に切れつつあるのが現状です。



> ただ最初に書いた水野麻子さんのような独自のノウハウがあれば、人
> として普通の生活を保
> ちながら売上を上げることは可能かもしれません。

水野さんの開発したCTはズバリ特許翻訳者向けですが、私のように特
許以外の技術系の翻訳を主にする翻訳者にも大変役に立ちました。た
だ、最近はTradosの使用を条件とする海外の翻訳者との取引が増えつつ
あるため、CTを使う機会が減りつつあるのは残念です。個人の好みで
言えば、Tradosより、CTを使って作業をした方が楽しいのに、残念です。



サムライ拝

Re:年収2000万円の生活Garfield 15716/7-17:44
 記事番号1568へのコメント

たけださん

特許翻訳の世界で有名な水野麻子さんのように、1日当たり7000ワード
こなすすごい方もいら
っしゃるようですが、
主に明細書の翻訳を手がてている和訳者は、1日4000〜5000ワード(こ
のワード数は新規に訳
出すべきワード数で、再利用可能な既存の訳文にかかる原文のワード
数は除かれる)ペース
で月20日稼働(月8万から10万ワード)という現状だと聞いたことがあ
ります。
この処理量で単価が15円/wordならば、月120万から150万の売上げにな
るので、年間でも
1,440万から1,800万の売上げで、そこから経費を引けば2,000万には届
きませんね。
「1日4000〜5000ワードペースで月20日稼働」という状態は「週末以外
(訳出以外に見直しの
ための時間を週1日確保するとすれば土日のどちらか以外)は常に翻
訳」という状態なので、
あまり楽しい生活とは言えませんね。少なくとも私は嫌です。

しかも単価の切り下げ圧力が厳しい現状では15円/wordの単価を維持で
きる翻訳者はそう多く
ないと思います。
なので、外注を一切行わず自分1人で売上2,000万を達成するのは、不
可能ではないにしろ極
めて実現しがたいと思います。
私も一時期処理量を増やして売上を上げようと、
1日4000ワード位の訳出ペース(休日は日曜のみ)で半年間頑張ってみ
たことがありました。
おかげで売上は確かに増えましたが、家族との団らんも、趣味や旅行
の時間もほとんど持て
なくなり、たぶん長くは続けられないなと思いました。

ただ最初に書いた水野麻子さんのような独自のノウハウがあれば、人
として普通の生活を保
ちながら売上を上げることは可能かもしれません。

まとまりのないコメントですみません。


たけださんは No.1568「年収2000万円の生活」で書きました。
>Garfieldさん
>
>>値下げは自分だけにとどまらずほかの翻訳者全体に影響を及ぼすこ

>>だけに慎重にしてい
>>ますが、先日、現状の仕事量の維持を条件についに1円単価を下げて

>>まいました。
>
>特許翻訳は年収2000万円も夢ではない、とある雑誌に書いてありまし
たが、どんな生活にな
>るんでしょうね。
>
>家族との団らんも、趣味や旅行の時間ももてなくなるんじゃあないで
しょうか。
>それとも優秀な人は、これらを欠かすことなく2000万円稼げるのでし
ょうか?
>
>
>


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