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プロ翻訳者、翻訳関係者のためのフリートークルーム5月16日05時16分
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Re:第二外国語は、フランス語が有利?たけだ 15706/7-09:31
 記事番号1569へのコメント

南都隆幸さん


ヨーロッパ文化の基本は、ラテン語とギリシア語ですよね。
抽象的な名詞は、これらの二つの言語のどちらかが語源となっている場合が多いので、ヨー
ロッパの場合は、外国語の単語でも抽象概念なら母国語から推測できるんですね。
ずるい!と言いたいです。

フランス語は、まだまだ力があると思いますが旧植民地ではずいぶん地位は低下して、その
分英語が普及してきています。



第二外国語は、フランス語が有利?南都隆幸 email Web15696/6-18:41
 記事番号1563へのコメント

話題を外国語に限るとしたら、日本に住む日本語のネイティブスピー
カーである僕らが英語のあとに勉強すべき外国語としては、最近の経
済情勢などを考えると中国語が有利かもしれませんし、中国語を深く
知れば日本語がより深く理解できて便利でしょうね。

一方、ヨーロッパに少なくとも数百年にわたって君臨した歴史を持
ち、現代でもなおかつ主に文化の面で強い影響力を持ち続けるフラン
スの言語を勉強すると、得ですね。なんせ、ヨーロッパの大多数の言
語(たとえばルーマニア語・ロシア語・ポーランド語・英語・ドイツ
語)に、実にたくさんのフランス語が流入していますが、その影響の
深さは、いくら驚いても驚きが足りないくらいですね。

最近の僕は、たけださんのお勧めにしたがってクラシックバレエを少
しかじっていますが、(日本人の)バレエの先生がレッスン中にしゃ
べる日本語の半分は、(日本語なまりの)フランス語です。フランス
語をまるで知らなかったら、意味のないカタカナの連続に閉口すると
ころです。僕は、丸暗記が下手ですから、外来語が出てきたら、その
元の単語の綴りと意味を知らないと気がすまないですから。


年収2000万円の生活たけだ 15686/6-17:36
 記事番号1566へのコメント

Garfieldさん

>値下げは自分だけにとどまらずほかの翻訳者全体に影響を及ぼすこと
>だけに慎重にしてい
>ますが、先日、現状の仕事量の維持を条件についに1円単価を下げてし
>まいました。

特許翻訳は年収2000万円も夢ではない、とある雑誌に書いてありましたが、どんな生活にな
るんでしょうね。

家族との団らんも、趣味や旅行の時間ももてなくなるんじゃあないでしょうか。
それとも優秀な人は、これらを欠かすことなく2000万円稼げるのでしょうか?



Re:向上心だけの翻訳者は、淘汰される?おぺら 15676/6-17:30
 記事番号1565へのコメント

たけださん、Garfieldさん、刺激的なお話ありがとうございます。

仕事にはいつも、一期一会を感じます。

精魂込めた仕事には、それに応じた結果があり、
適当に手を抜いてしまった仕事には、その見返りがある。
(まあ、そう理屈どおりにいかないこともありますが…)

仕事を始めて長い年数がたっても、クライアントやエージェントとそれ
なりの信頼関係ができても、毎回初心者!の心構えで取り組まなければ
ならないなあとこのスレで再度実感しました。

Re:向上心だけの翻訳者は、淘汰される?Garfield 15666/6-17:29
 記事番号1565へのコメント

たけださん

ひとより翻訳速度が速いとか、後処理がまったく不要なほど訳文の精
度が高いとか、専門
分野が多いとか、年中無休で対応できるとか、特殊なファイルが扱え
るとか...
付加価値として考えられるものは多くあると思いますが、
付加価値を上げたから単価も上げられるものではないところにジレン
マがありますよね。
取引先からの単価交渉も最近は結構な頻度であるため、
「品質はそのままで単価はより安く」という潜在的なニーズは以前に
もまして高まってい
るのでしょうね。
値下げは自分だけにとどまらずほかの翻訳者全体に影響を及ぼすこと
だけに慎重にしてい
ますが、先日、現状の仕事量の維持を条件についに1円単価を下げてし
まいました。
厳しい世の中ですね。


たけださんは No.1565「向上心だけの翻訳者は、淘汰される?」で書
きました。

>嫌な言葉ですが、自分の「付加価値」をどうやって高めるかが大事で
すね。
>
>
>

向上心だけの翻訳者は、淘汰される?たけだ 15656/6-13:40
 記事番号1564へのコメント

Garfieldさんは

レスありがとうございます。
別の所で書きましたが、私は単価の点でインドの翻訳者に勝てなかった経験があります。

>定期的に仕事の依頼があり、一定の収入が確保できるようになると、
>どうしても現状に満足しがちですが、ここで立ち止まったらすぐに彼
>らに追い越されてしまいそうなそんなパワーが彼らにはあります。

そうでしょうねえ。
私は、工事現場などでも何度もインド人と仕事をしていますが、優秀な人は本当に凄いで
す。

>力を失ったものが淘汰されていくのは万象に共通の摂理です。
>翻訳者も決して例外ではないと思います。
>「日本語はネイティブ以外には扱いにくい言語だから多言語ネイティ
>ブには参入しにくい」なんて甘い幻想はとっくになくなっているよう
>です。

別の掲示板でこの点は、実感しています。
嫌な言葉ですが、自分の「付加価値」をどうやって高めるかが大事ですね。



Re:向上心のない翻訳者は、淘汰される?Garfield 15646/6-13:07
 記事番号1559へのコメント

たけださん、はじめまして。
法律系の翻訳をしておりますGarfieldと申します。

先日インドにてインド人の和訳者数名と作業をする機会があったので
すが、
たけださんのおっしゃる、
>要は、常に向上心を持つことだと思います。
>知らないことをはっきり「知らない」ということができて、知らない
ことを悔しく感じ、
>知らなかったことを積極的に身につける意志を持てば良いのです。
を痛感しました。
インドはまだまだこれからということもあり、ほとんどすべての国民
が意欲的にスキルアップに努めています。知らないことやわからない
ことについては完全に理解できるまで徹底的に質問してきます。
翻訳をはじめたばかりのころの自分を見ているようで、
このところ漫然と仕事をし初心を忘れかかっていた自分を見直すよい
機会となりました。
定期的に仕事の依頼があり、一定の収入が確保できるようになると、
どうしても現状に満足しがちですが、ここで立ち止まったらすぐに彼
らに追い越されてしまいそうなそんなパワーが彼らにはあります。
力を失ったものが淘汰されていくのは万象に共通の摂理です。
翻訳者も決して例外ではないと思います。
「日本語はネイティブ以外には扱いにくい言語だから多言語ネイティ
ブには参入しにくい」なんて甘い幻想はとっくになくなっているよう
です。

何にでもマルチの良さがあるたけだ 15636/5-10:58
 記事番号1562へのコメント

南都隆幸さん

熱いレスありがとうございます。

複数の言語を学び/使うことと複数の分野で翻訳/通訳することには似たようなメリット

あると思います。

物事を理解するには、分析と統合が必要ですが、これらは、常にペアで行うものだし、ど
ちらかだけに重点を置きすぎるのはまずいと思います。

分析/統合のための材料はやっぱりある程度以上の量が必要ですから、私はこれからも複
数の言語複数の分野で仕事をしたいと思います。




ルーマニア語(その2)南都隆幸 email Web15626/4-16:25
 記事番号1561へのコメント

(その1からの続き)
フランス語の翻訳については、全部で百万円くらいしか稼ぎませんで
した。ルーマニア語についても、全部で20万円くらいだったと思いま
す。

さて、そういうふうに何でもかじってきた結果として、本当によかっ
たと思ったことがあります。それは、次のような体験でした。

ルーマニア語で書かれた医学論文(仕上がりの和訳原稿で、400字 x
15枚くらい)と、法律文書(仕上がりの和訳原稿で、400字 x 45ペー
ジくらい)と、それから、食品関係の日本語のパンフレットをルーマ
ニア語に訳すという仕事(仕上がりで 300語くらい)というものでし
た。

三つとも、僕にとってとても新鮮な体験でした。医学論文にしても法
律文書にしても、僕はこの21年間のフリーランサー生活とその前の社
内翻訳4年間のあいだに、いくらかやったことがありました。だから、
それほど難しいものでなければ、英語ならかなり正確に訳せる自信は
ありました。そしてルーマニア語については、たったの5年ほど独学で
勉強しただけでした。そういうふうな経験不足と知識不足をきちんと
クライアントに伝えました。「もし専門的に正確な翻訳をご希望な
ら、私にはこのお仕事はできません。でも、もしこのお仕事をいただ
けるのなら、私なりに精一杯やらせていただきます。私でよければ、
どうぞご用命ください」

その上で、このようなお仕事を頂き、精一杯にやりました。その結
果、顧客はけっこう喜んでくださいました。私にとって、とてもうれ
しい体験でした。ルーマニア語などというマイナーな言語の翻訳者で
ありながら、しかも医学とか法律の専門的な知識をかなり持ち合わせ
た人なんて、おそらくはとても少ないはずです。だから、私のように
専門知識の薄い人間でも、お役に立てることがあったわけです。とは
いえ、もし私が医学論文とか法律文書なんてまるで読んだことのない
人間だったら、お断りしていたでしょう。私が何でも屋だったから
こそ、このようなお仕事が来ても、恐れることがなかったと言えると
思います。

ルーマニア語は、たったの6年だけ、しかも独学で勉強しただけのもの
でした。でも、少なくとも最初の3年ほどは、命がけだったと言っても
いいくらいの意気込みで勉強していました。ルーマニア語の学習に打
ち込むことなしには、僕はもう死ぬしかないとさえ思い込んでいまし
た。そのころは、いろいろな意味で僕は涙の谷をさ迷っていたので
す。ルーマニア語の学習が、僕の命を存続させていたのです。

というわけで、何でも屋であっても、よい意味での何でも屋になる努
力さえしていれば、それなりに世間の役に立てるときがあるだろうと
僕は楽観しています。そして、ほんのわずかながらも、僕だって世間
の役に立ってきたに違いないと自負しています。
(その2の終わり)

ルーマニア語による医学論文と法律文書を翻訳したとき南都隆幸 email Web15616/4-16:24
 記事番号1560へのコメント

たけださん

心温まる文章を書いてくださいました。うれしいです。僕も何でも屋
です。でも、悪い意味での何でも屋ではなく、よい意味での何でも屋
になろうと、数十年にわたって努力を続けてきました。

専門分野において、多くの分野を手がけてきました。21年前に僕が在
宅フリー翻訳者になったとき、僕はいつも言っていました。「私はゼ
ネコンで働いていましたから、建築・土木・機械・電気・貿易につい
ては、少しはわかります。でも、その他の分野については無知です。
特に電子やコンピュータについては、まるでわかりません」

でも、その当時は建築土木のお仕事はほとんどなく、私の知らない自
動車・音響機器・電子・コンピュータ、その他いろいろな機械に関す
るお仕事が多かったのです。おまけに、先端技術のいろんな新聞記事
みたいなものの英訳の仕事もたくさん来ました。医学論文のお仕事も
来ました。私がいくら断っても、そういう仕事があとからあとから来
ました。何でも見てみたいという好奇心から、僕はそのうち、断るの
が面倒になって、頂けるお仕事はすべてやらせて頂きました。ただ
し、いつもクライアントには言っていました。「私には専門はありま
せん。何も知りません。でも、できるだけ勉強はしています。そし
て、語学については命を賭けています」

何でも屋としていろんな分野を手がけてきただけでなく、語学につい
ても何でも屋でした。英語・フランス語・中国語・ルーマニア語とい
う四ヶ国語での翻訳でお金をもらったことがあります。ただし、英語
に比べると、他の言語ではほんの少ししか稼いだことはありません。
中国語に至っては、一件の仕事しか請け負ったことがありません。合
計9,000円だけ。クライアントにははっきりと言っておきました。「僕
は中国語がそれほど得意なわけではありません。でも、今回の手紙文
の和訳については、きちんと訳せる自信があります」
(その 2 に続く)


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