6,000本の映画 !? | 南都隆幸 email Web | 1500 | 5/2-16:29 |
記事番号1498へのコメント たけださん、
いろいろなお話を伺いまして、本当に私にとってよい刺激になりま す。6,000本の映画をご覧になったのですね。それは本当に凄まじい。 映画にせよバレエにせよ、そこまでの深い教養や、徹底した純粋な好 奇心や愛情があればこそ、実務でも素晴らしい能力を発揮できるので しょう。う〜ん、うなってばかりいる私ですが、私も私なりに頑張っ ていきます。 バレエを習うのは、ダンスを習ったことのない50代の人間が今になっ て始めるのは絶対に不可能なだけでなく、先生や他の生徒にも迷惑が かかるだけだと思っていましたので、考えもしませんでした。第一、 いまさら両足を180度に広げて、股を完全に床の面に着けるなどという ことは、絶対に無理だろうし、その他の動きにしても、どう考えても 無理ではないかという気がしたのです。でも、たけださんのお話を聞 いて、少しだけそのことも考えてみることにしました。 |
Re:翻訳者はだれと刺激しあう? | たけだ | 1499 | 5/2-16:20 |
記事番号1496へのコメント サムライさん
貴重なお話ありがとうございました。 なるほどねえ。 私が紹介した某社の事情も会社側/翻訳者側双方に問題が有るのかも しれ ませんね。 ところでアラン・ドロンの『サムライ』という映画はご覧になってい ます か? |
Re:映画とかダンスとか | たけだ | 1498 | 5/2-16:13 |
記事番号1494へのコメント 南都隆幸さん
バレエはほぼ純粋の趣味ですが、最近は映画を観るときは時々翻訳者 の考えが頭をよぎります。 特にDVDが登場してからは、だめですね。 よっぽど面白い作品じゃないと最後まで一気に観ることができませ ん。日本語の字幕に「あれ?」と思うと英語の字幕で同じシーンを見 直したりしてしまいます。 私は多分日本映画を約3000本、外国映画もほぼ同数観ています。 この数字は映画館、テレビ、ビデオ、DVDすべて含めた数です。 当時は翻訳に関係する仕事をするなどとは全く思っていませんでした が、子供の頃映画の原題(『西部開拓史』:How the West was Won、 『偉大な生涯の物語』:The Greatest Story Ever Told)を知ったとき に wonやeverの使い方に「なるほど」と感心した記憶が有ります。 仕事がらみでは、裁判関連の翻訳をしたときに、納期に余裕が有った ので『評決のとき』や『12人の怒れる男』を見直したことも有りま す。 字幕では例の『指輪物語』の騒動が記憶に新しいですが(私もあの字 幕屋さんは好きではないです、品がない)、字幕の傑作の一つに You ain't heard nothin' yet!を「お楽しみはこれからだ!」と訳した例 があります。 http://gozenkyu.blog49.fc2.com/blog-entry-34.html DVDで不満なのは、日本で発売されている日本映画には日本語字幕がな い(宮崎駿の作品にはあるそうです)、フランスで発売されているフ ランス映画にはフランス語字幕がないことです。 聴覚障害者のためにも字幕はつけるべきだと思うのですが。 私自身はほとんど踊らない人間なので口幅ったいですが、チャンスが 有ればクラシックバレエのレッスンを受けることをお勧めします。 体全身(すべてのパーツ)を個別に意識すると当時にすべてを統合し て体を動かすための訓練ができます。 |
給料の安い翻訳の仕事 | 南都隆幸 email Web | 1497 | 5/2-13:18 |
記事番号1496へのコメント サムライさんのお話も、とても面白かったです。特に、サムライさん
みたいな優秀な方でさえ、8年前には月給15万ぽっちで雇いたいなどと 言われたというのは、これまた面白いというか、滑稽でさえあるよう なお話ですね。 そう言えば、月給15万とか20万くらいの低収入を覚悟すれば、世の中 にはいくらでも翻訳者としての道はあるみたいですね。私も、30歳の ときに翻訳会社に3ヶ月だけ雇ってもらってましたけど、そのときの月 給は、20万ぽっきり。保険などもないし、ボーナスもなし。それで、 思いっきり翻訳させられました。私がその会社を辞めると言い出す と、その他の社員も全員(と言っても、たったの6人ほどでしたが)、 辞めました。 そのあと、英語だけじゃなくてフランス語の翻訳もやりたいな、と思 って応募しようとして、電話で「月給はいくらくらいくれるのか」と 尋ねると、「まあ、20万くらいだと思います」と言われたので、さっ さとやめておきました。別に、報酬が少ないから仕事の内容までが悪 いとは言いませんが、私にはそのころ、もっとお金がどうしても必要 だったので、年収240万程度の仕事に就くわけには、どうしてもいかな かったのです。たとえその仕事によって、多くのことが学べるとして も、現実にもっと多くのお金が必要な人には、手が出せませんよね。 |
Re:翻訳者はだれと刺激しあう? | サムライ Web | 1496 | 5/2-12:55 |
記事番号1490へのコメント 私も山岡さんの『翻訳通信』を毎月楽しみにしている読者の一人です。
『翻訳通信』は漏らさずに保存していますが、2002年の8月が『翻訳通 信』の第1号であり、爾来6年近くも毎月欠かさずに続けておられるわ けであり、本当に山岡さんの翻訳に対する姿勢には頭が下がります。特 に印象的だったのは一年ほど前に山岡さんが翻訳された『国富論』の出 版に至る経緯の話(『翻訳通信』200703.pdf参照)であり、その後に山 岡さんが訳された『国富論』を入手、拙宅にあった世界名著シリーズの 『国富論』(中央公論社)と較べて、格段に優れた翻訳であると思った ことでした。そのため、拙宅の書庫が狭かったこともあり、山岡さんの 『国富論』を入手してからは世界名著シリーズの『国富論』は捨てまし た。また、同じ筆者の『翻訳とは何か−職業としての翻訳』(山岡洋一 著 日外アソシエーツ)も、翻訳者を目指す人たちには必読の書である と思います。 さて、たけださんがお問い合わせの翻訳学校ですが… > 「優秀な」をすっとばして、修了者には云々の所だけ記憶してしまう > 翻訳家志望者が多いのでしょうか? 古い話で恐縮ですが、私は一部上場の電子部品メーカーを退職後、1999 年4月から2000年3月にかけて東京の某翻訳スクールに通ったことがあ ります。小生の通っていた翻訳学校も親会社が翻訳会社であったことか ら、入学当初から「修了者には仕事を斡旋します」と教師がよく話して いたものです。当時は7名程度の小人数のクラスでしたが、単に学校に 通い続けていれば黙っていても仕事を回してもらえるなどとは、一番若 かった二十代前半の女性も含め、誰も思っていなかったと思います。や がて一年コースも間もなく終了しようとする頃、私は“脈がある”と思わ れたのか親会社である翻訳会社の人事部に呼ばれ面接を受けました。話 はトントンと進み、終わり頃になって給与の話になりました。私は一年 前に退職した給料ほどはもらえないはずだから、スタートは一年前の年 収の三分の二程度で良いかと思い、三分の二の額にした給与額を述べた ところ、その人事部長は呆れたような顔をして、「それは高する。せい ぜい月15万円が相場です」と言ってきたものです。無論、そんな額で は家族を養っていけるわけがなく、その翻訳スクールの修了を待たずに 積極的に各翻訳会社のトライアルを受け、その他に様々な翻訳者や翻訳 志望者の集いに顔を出して情報収集に努める傍ら、積極的に翻訳業界で の人脈を築いたものです。こうした行動が翻訳者の卵であった当時の自 分には良かったようです。現在私は海外の経済誌などの記事の翻訳を時 々担当していますが、それも翻訳者の卵として駆け出しの頃、積極的に 顔を出していた某翻訳関連の勉強会で知り合った仲間からの紹介でし た。また、一年間だけでしたがJTF(日本翻訳連盟)の会員にもな り、大勢の翻訳者の仲間と知己になっただけではなく、その時に知り 合った某準大手の翻訳会社の社長さんとは今でも懇意にしていただいて おり、5月連休後に久しぶりに昼食を共にする予定です。そして、 JTFでは私の通っていた翻訳学校の親会社の社長とも幾度かお会いし ました。 ともあれ、翻訳スクールに通ったからといって、必ずしも翻訳者になれ るという保証は全くなく、あくまでも本人の努力や人脈などを含めた運 次第であると思います。 サムライ拝 |
Re:黒酢とヨガ | サムライ Web | 1495 | 5/2-12:47 |
記事番号1485へのコメント 目の痙攣が直ったとのこと、良かったですね。
ただ、本当に効く黒酢であれば、食後30分以内に飲んだとして、ものの 一時間もしない内に目の痙攣や目の疲労感がピタッと止まるはずです (と、私の師匠である“先輩”は仰せです。無論、個人差はあります が…)。だから、今回は本当にリンゴ酢のお陰か、たまたまピヨピヨさ んの眼が自然に回復したのかは何とも云えないのですが、そのリンゴ酢 の「栄養成分表示」に某成分が入っているかどうかで、そのあたりが直 ちに分かります。 先輩が教えてくれたのは目だけではなく色々とあります。ここで、その 先輩の正体を明かしますと、珪水さんという風水師です。私が関係して いる掲示板で珪水さんが主体になっているスレッドがありますので、ご 関心があれば一読ください。ただし、そのスレッドに書かれていること は、いきなり読んだ人には信じられないような内容のオンパレードだと 思いますので、そのつもりでお読みください。 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2491/1105279459/ また、私は珪水さんとは幾度もお会いしており、その都度健康や生活面 でアドバイスをしていただき、本当にお世話になっています。私の開設 している個人ブログ「教育の原点を考える」にも以下のように珪水さん (K師)とのある夕べについて書きました。 http://pro.cocolog-tcom.com/edu/2005/09/post_dbee.html 話は全く変わりますが、ピヨピヨさんは起業家を目指しておられるご様 子。私の人生の大先輩が『日本脱藩のすすめ』という本を書いており、 世界を舞台に活躍したいという日本の十代から二十代の若い人たちを対 象にしています。30年も前に発行され、絶版になってから久しい本で すが、今でも十分に通用する内容であると確信しております。幸い、著 者に快く承諾いただき数年前に電子化、拙ホームページにアップしまし た。ご関心がありましたら、この機会に一読していただければ幸いです。 http://www2.tba.t-com.ne.jp/dappan/fujiwara/library/dappan/dappan.html サムライ拝 |
映画とかダンスとか | 南都隆幸 email Web | 1494 | 5/2-11:49 |
記事番号1493へのコメント たけださんは、バレエよりもさらに映画がお好きなのですね。何かの
ために役立つからその活動をするというのではなく、純粋に好きだか らそれを鑑賞するというのが、本当の鑑賞のあり方ですね。私などは ちょっと不純というんでしょうか。映画などは、言葉や文化の勉強に 役立つから必死でたくさんの(おそらくは1,000本か2,000本くらい の)映画を見まくりましたけど、あまり楽しんではいませんでしたか ね。 何せ、ろくに聴き取れない英語などの外国語を字幕なしで必死で見て るわけですから、ちょっとでも複雑な会話とか話題になると、荒筋さ えわからなくなります。たとえば、戦争映画やギャング映画は、おそ らくはスラングが多いことと、あまりにも日常からかけ離れた話題ば かりなので、外国語でそれを理解するのも難しくなります。第一、日 本の映画でさえ、戦争映画ややくざ映画は、聴き取りにくいですか ら。さらに、日本語とかタイ語など、私にとって語学の勉強にならな いような映画は、ほとんど見ては来ませんでした。 私もそろそろ、何かの役に立つからとか、語学の勉強のためだとかい うことは考えないで、純粋に好きなことにのめりこんでいきたいと思 っています。今のところ最も好きなのは、ダンスを踊ることです。バ レエ・ラテンダンス・ヒップホップ・ベリーダンス・ジャズダンス・ インドのダンスなど、あらゆる国のあらゆる種類のダンスを YouTube で見ていますが、それはすべて、どのようにすれば自分のダンスの中 にそれぞれのジャンルのダンスのよい部分を取り込むことができるか を考えるためです。 「お前なんかに、たとえばバレエを真似できるはずねえだろ」と言わ れそうですが、もちろん、そのまますべてを真似ようというのではあ りません。私が取り入れることのできそうな部分を見つけて、そのエ ッセンスみたいなものを取り込むだけであって、そっくりそのまま真 似るということではありません。 ちょうど、夏目漱石を読んだからと言って夏目漱石そっくりの文章を 書けるようになるわけじゃないけど、文章を書くのが好きな人は一生 懸命に夏目漱石を読むでしょう。漱石そっくりの文章が書けるように なるために彼の小説を読むのではなく、漱石のよい部分を自分なりに 自分の文章の中に何とか取り入れることができないだろうかと考えな がら、読むのです。それと同じような姿勢で、私はダンスのビデオを 見ています。 |
バレエ話 | たけだ | 1493 | 5/2-09:21 |
記事番号1491へのコメント おぺらさん
結構バレエファンはいるものですね。 こちらこそよろしく。 墓まで持っていきたいDVD? うーーーん、何かなあ、考えたこともありませんでした。 印象深い公演はいくつも有りますが、デュポン/ピエトラ・ガラの 『白鳥』などは、ベスト5に入りますね。 ピナ・バウシュの日本初公演も結構ショックが大きかったです。 告白しますと、バレエも好きですがもっと好きなのは映画なんです。 |
Re:黒酢とヨガ | おぺら | 1492 | 5/1-19:00 |
記事番号1485へのコメント まぶたの痙攣は乳酸不足?とか言いますよね。
ヤクルトを飲むと少し解決? ちゃかしてすみませーん。 私も黒酢のんでみます! |
Re:翻訳者はだれと刺激しあう? | おぺら | 1491 | 5/1-18:15 |
記事番号1490へのコメント パトリック・デュポン!素敵でしたよね〜
私はオペラ座ではイレールとヤン・ブリタールが好きでしたが、7-8年 近く前、渋谷のオーチャードホールでシャルル・ジュドの「牧神の午 後」を見て、絶句。飛ばない。回らない。目線と穏やかな身のこなしだ けでここまで魅せるとは…バレエを見る目が変わりました。 といっても、墓まで持って入りたいのはバリシニコフ & シンシア・ハ ーヴェイのドンキです。私がこれまで見た舞台芸術で、最高のエンター テイメントです。とても有名なのでご存じの方も多いと思いますが、も し機会があったらDVDにもなっていますのでぜひご覧ください。 ミーシャがいいのはもちろんですが、ドンキホーテの「夢」の終わりの 場面(キトリが演じる女王やキューピッドが名残を惜しんで消えていく ところ)では、いつも涙が出るんですよ。年とったのかな。 こんなところでバレエ話ができるとは!皆様今後ともよろしくお願いし ます(^^) |