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プロ翻訳者、翻訳関係者のためのフリートークルーム5月17日22時55分
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翻訳者はだれと刺激しあう?たけだ 14905/1-17:17
 記事番号1489へのコメント

南都隆幸さん

いやいや、すごくはないです。好きで続けているだけですから(酒だって結構長期に飲ん
でます)。

いま、山岡洋一さんの翻訳通信5月分を斜め読みしました。
最近この掲示板で話題になった件と共通のことが書かれていました。

山岡さんが繰り返し述べていても翻訳をなめている翻訳者は、なくならないでしょう。
なぜならそういう人たちは、この手のものを読まないからです。

中学・高校生のころHRで意見を求められると「別に有りません」という生徒がいて、私は
この「別に」という言葉が大嫌いでした。
他人事ながら「お前の人生は、お前が決めていくのじゃないの」と考えていたからです。
こういう人たちは、今、『ガソリンの暫定税が復活しますけれどどう思いますか?』とい
う質問にも「別に・・・」と応えているのでしょうか?

話をタイトルに戻して、翻訳者と翻訳コーディネーターにもデュポンと観客のように刺激
し合うことができれば良いと思いますし、この掲示板がそういう場所であってほしいとも
願っています。



観客とダンサーとが刺激しあう南都隆幸 email Web14895/1-16:35
 記事番号1488へのコメント

たけださん

面白いお話をありがとうございます。しかも、30年にもわたってダン
スを鑑賞してこられたとは、すごい。

観客の拍手の仕方によって、Patrick Dupont が20センチも余計に高く
跳んだというお話は、とても象徴的ですね。なるほど。やっぱりそう
なんですね。人間は一人で生きているのではなく、アーチストも一人
で好きなことをやっているだけではなく、やはり相手がどのように反
応するかによって、パフォーマンスの出来栄えもぐんと違ってくるの
ですね。たぶんそうだろうと想像はしていましたが、まさか20センチ
も余計に跳んでしまうところまですごいとは、思いませんでした。

パリの観客と日本の観客 たけだ 14885/1-16:14
 記事番号1487へのコメント

クラシックバレエが中心ですが、ダンス鑑賞歴は30年以上になります。
東京で開催される世界バレエフェステバルの第一回目(1976年でしたか)も観てお
り、
ジョルジュ・ドンのボレロをライブで観ることができました。


興味深いのは、パトリック・デュポンの公演を東京とパリで観ているのですが、パリの観

が東京の観客より一枚上手なのでしょうが、拍手の力でデュポンを東京より20センチく

い高く飛ばせてしまうんです。

日本の観客の拍手にはメリハリがないといいますか、なんだか有り難がってばかりいるよ

です。拍手の強弱/大小で自分の評価を踊り手に伝えることも必要だと思います。

ただ、観客の一般的なマナーは30年前に比べると格段によくなりました。




Roland Petit le choreographe 南都隆幸 email Web14875/1-15:54
 記事番号1486へのコメント

たけださんは、私と違って、ダンスにとてもお詳しいようですね。素
晴らしいことです。私はダンスを見始めてからあまり年数が経ってお
らず、まだ何も知りませんが、仰るとおり、この Thais Pas de Deux
の振り付けは Roland Petit であるとこのビデオの冒頭に書いてあ
りますね。どの振付師のダンスがどういう特徴を持っているかについ
ては、まだ私にはわかりませんが、たけださんの仰るように、私もこ
の Pas de Deux には、フランス的な eroticisme を感じます。その証
拠に、他のクラシックバレエをいろいろ見ても、これと同じような
eroticisme はまるっきり感じられません。たとえば同じく
Meditation de Thais でも、

http://tinyurl.com/3z5mlb

という場所にあるダンスのビデオには、正直を言って私は退屈を感じ
ます。というか、Lucia Lacarra を振付けた Roland Petit による例
のダンスを見てしまった後は、その他のすべてのダンスが退屈きわま
りなくなってしまいました。

ところで、私はこの他のダンサーおよびそのパフォーマンスとして
は、次のものが好きです。

Rumba - Slavik Kryklyvyy & Elena Khvorova WSSDF 2007
http://tinyurl.com/3stfzj

Maxim Kozhevnikov & Yulia Zagoruychenko - Rumba
(I tentatively call this the "Angela performance")
http://tinyurl.com/3ljoqj

この他にも、hip-hop 系のダンサーだと思われる Usher のダンスと
か、bellydancer である Rachel Brice とか、いろいろなものが好き
です。そうそう、The Pussycat Dolls というアメリカの流行歌手グル
ープによる Beep という歌に合わせたダンスも最高だと感じます。

Pas de deuxたけだ 14865/1-15:31
 記事番号1484へのコメント

南都隆幸さん

レスありがとうございます。
ルチアのpas de deux早速観ました。
良いですね。
この曲の振り付けはRoland Petitでしたか。

そういえばルチアはどことなくジジ・ジャンメールに通じるところが有りますね。

プチ、昨年亡くなったベジャール、ロシアのモイセーエフの三人が同じ時期にパリオペラ座
に所属していたことがあるのですがその後の三者三様の人生が興味深いのですがプチの振り
付けにいかにもフランス的エロチシズムを感じるのは私だけでしょうか。




Re:黒酢とヨガピヨピヨ 14855/1-13:55
 記事番号1479へのコメント

サムライさんへ

黒酢ではないのですが、家にあったリンゴ酢を飲み始めて3日目、効果
が現れ始めました!

瞼の痙攣が気にならない程度にまで治まってきました!本当ですよ!

仕事のペースを落とさなければ治らないかな・・なんて思っていまし
たから本当に嬉しいです!!

本当にありがとう御座いました。

海外経験のことなど南都隆幸 email Web14845/1-13:36
 記事番号1483へのコメント

たけださんは、海外経験が豊富なのですね。大変だったでしょうけ
ど、語学オタクの私としては、とても羨ましいような気もします。私
がイラクの建設現場で2年6ヶ月ほど働いていたとき、たくさんの中国
人やアラブ人と話をする機会があったので、夜は必死で中国語とアラ
ビア語の勉強に専念し、昼間は彼らと、それぞれの言語でしゃべりま
くっていました。海外での日本人社会で働くのは、私にとっては精神
的にとても辛いものがあり、二度とああいう経験はしたくありません
が、語学の習得と外国の情勢や風土を知るという点では、とてもよい
勉強になりました。

ところで、たけださんはダンスを鑑賞されるのですね。それは素晴ら
しい。私も、数年前からダンスを見るのが好きになりました。
Patrick Dupont のダンスを YouTube 上でさっそく見ようとしました
が、1本くらいしか彼のダンスを紹介したビデオがありませんね。ち
ょっと残念です。私の目をいま奪っているダンサーとそのパフォーマ
ンスは、次のものです。これほど美しいものを見たことはありませ
ん。

Classical ballet, "Meditation de Thais,"
by Lucia Lacarra and Cyrill Pierre
http://tinyurl.com/3wcn64

Re:学校は、机と椅子を提供たけだ 14835/1-12:47
 記事番号1482へのコメント

南都隆幸さん

私はフルタイムの翻訳家では有りませんが翻訳でお金をいただくことも多いのは事実で
す。
若い頃に翻訳家になりたいと思っていた訳ではありません。

仕事の関係で20代から海外赴任が多く、英語とフランス語はほとんど現場で修行しまし
た。

海外の経験を10年ほど積んだ頃から仕事上必要だったので、仕様書や契約書の翻訳をす
るようになり、そのなかで若い社員や外注した翻訳者が誤訳を連発することに気がつきま
したが、この頃は「知識や経験が足りないから誤訳するのだな」と考えていました。

その後、15年ほど前から本格的に、翻訳の世界と関係を持つようになりました。、
そして、プルーフリーディングのようなこと(有償だったり無償だったり)もやるように
なり、「これで金もらうの」という訳文にいやというほどお目にかかりました。

知識や経験を重ねることでは解消できない「根性の卑しさ」みたいなものを感じてしまっ
たのです。
こういう訳文に出会うと気持ちが暗くなります。

そんなときの気晴らしは、スカッとする映画(ハワード・ホークスなど)を観たり、ダン
スを鑑賞したり(パトリック・デュポンが好きでした)、音楽(アラブの歌謡曲など)を
聴いたりします。

学校は、机と椅子を提供南都隆幸 email Web14825/1-11:47
 記事番号1481へのコメント

ジュラ紀か白亜紀のころから、私はいつも思っていました。「学校と
いうところは、机と椅子を提供するに過ぎない」たとえば私は、外国
語大学の英米学科に行きました。外大の英米学科に行けば英語がペラ
ペラになって通訳になれるとかいう迷信を信じている人が後を絶ちま
せん。フランスに2年ほど行ってそこの学校に通えば、フランス語の通
訳になれると思い込んでいる人もわんさかいます。

学校は、所詮は机と椅子のあるだけの場所。そこで気が狂う寸前まで
勉強した人だけがそこでの専攻科目で飯が食えるようになるんですよ
ね。具体的に何をどれくらい勉強すればいいかは、それぞれの先達た
ちが書いている本を読めばすぐにわかりますよね。たとえば松本亨
(まつもととおる)という人が「英語と私」の中で、若いころの凄ま
じい勉強振りを具体的に紹介してくれています。彼が晩年に「私は今
までに英語で書かれた洋書を2,000冊しか読んでいない。5,000冊ほど
読むべきだった」と言っていたそうです。私は松本亨の真似をして頑
張りましたけど、足元にも及びませんでした。でも私なりに頑張りは
しました。

今でも私は堅く信じています。どこの学校へ行っても、どの国に留学
しても同じ。そこで何をどれくらいやるかによって、すべては決まる
と思います。もちろん、実力のある人は、通常はその人の能力に適し
たレベルや種類の学校や国に自然と行ってしまうでしょう。たとえば
実力の有り余っている人なら、ぼうっとしていても東大とかハーバー
ドに入ってしまうでしょう。

翻訳スクールの利用価値たけだ 14814/30-16:38

みなさま

プロになるための手段の一つとして翻訳スクールがあります。
役に立つか?というのは愚問で、どうゆう風に役に立てるかというの
が正しい設問だろうとおもいます。

ところが、情報がちょっと古いのですが(約2年前)、大手の、翻訳
会社であり翻訳スクールも経営している某社の関係者から聞いた所に
よるとこの会社が使っている翻訳者には、この会社が経営している翻
訳スクール出身者はいないとのこと。

私自身は翻訳スクールに通ったことはないのですがとある事情で、こ
の会社のデモレッスンは一度受けたことがあります。
そのときにスクール側は、優秀な修了者には、翻訳の仕事をまわすこ
ともあります、と言っておりました。

「優秀な」をすっとばして、修了者には云々の所だけ記憶してしまう
翻訳家志望者が多いのでしょうか?

医学大学を卒業しても医者になれるとは限らないように、翻訳スクー
ルを終了しても翻訳者になれるかどうか解らないというのは自明のこ
とに思うのですが。

ちなみにデモレッスンを受けたのは7−8人でしたが半分は中年以上
の方で、一番若い方で20代半ばででした。




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