無償でも仕事を続ける !? | 南都隆幸 email Web | 1440 | 3/5-12:57 |
記事番号1439へのコメント ピヨピヨさん
>>> 無償でも仕事を続ける覚悟を決めています。新聞配達でもなんで もやりながら(中略)> >翻訳会社を介さずに直接仕事を受ける場合は尚更で、まずは無償で仕 事をします。 ============= そこまで覚悟を決めてらっしゃるのですね。恐れ入りました。そこま でこのお仕事がお好きだということが、何よりも素晴らしい。そうい う心意気を持った人が成功するのは、ほんとに自然なことだし、そう いう人もいらっしゃるのだと思うだけでも、僕にとっては励みになり ます。 僕は、正直を言って、翻訳そのものが好きなわけではなく、あくまで 言葉が好きなんです。そして、どうせ仕事をしないといけないのな ら、言葉を追っかけてばかりいられる仕事しかしたくない。そうなる と、学者・著述家・翻訳家くらいしかありません。そして僕の適性と か能力の及ぶ範囲でたどり着けたのは、産業翻訳でした。 ピヨピヨさんほどの迫力ある生き方はしておりませんが、僕自身も、 産業翻訳には石にかじりついてでも留まりたいと思います。でも、干 されたらどうするか? う〜ん、どうしよう? |
Re:深い専門知識を持つ人の強み | ピヨピヨ | 1439 | 3/5-12:46 |
記事番号1438へのコメント 南都隆幸さんへ
コメントありがとう御座います。 好きならなんとかなると思っています。 最悪、完全に干された場合でも、無償でも仕事を続ける覚悟を決めて います。新聞配達でもなんでもやりながら 「私は無償で仕事をしますが、本来の担当翻訳者の訳文と比較して、 私の訳文の方が良ければ私の訳文をお客さんに提供して下さい。」 これくらいは言うと思います。 翻訳会社を介さずに直接仕事を受ける場合は尚更で、まずは無償で仕 事をします。 風向きは変わります。 |
深い専門知識を持つ人の強み | 南都隆幸 email Web | 1438 | 3/4-20:46 |
記事番号1437へのコメント ピヨピヨさんの success story は、凄まじいくらいのお話ですね。最
初は、「こんな自慢話には、誰もコメントはつけないだろう」と思い ましたけど、みなさんけっこう素直にピヨピヨさんのお話 を聞いておられるのですね。 ピヨピヨさんが成功されているのは、深い専門知識があるので、しご く当然だと思います。バイオの研究をしておられた、と確か仰ってま したね。そういう人で、しかも外国語と日本語に強ければ、仕事がわ んさか来ても当然だと思います。ほんとによかったですね。 僕などは、いつ仕事を干されても不思議はないような、専門分野を持 たない無知蒙昧な人間です。でも、言葉が好きでたまらず、どうして もこの世界でしか生きていけないという感じがするので、21年間、フ リーランサーとして産業翻訳に携わってきました。ピヨピヨさんみた いに稼いではおりませんが、生活に困ったことは、今のところありま せんでした。ラッキーです。 とは言いながら、何とか法律・経済・政治などの社会科学、文学・哲 学などの人文科学、さらには工学・医学などの自然科学に明るくな ろうと躍起になり、多くの言語を習得しようと必死になり、さらには 実用英語や技術関係の英語や、さらには古代の英語に至るまで、あら ゆる知識を得ようとして、そりゃあもう、命がけで勉強はしてきまし たけどね。勉強したからと言って身についたとは限らないけど、必死 でした。 |
Re:私が干された訳 | ピヨピヨ | 1437 | 3/4-18:05 |
記事番号1436へのコメント 干物にならなかった人さんへ
貴重な実体験を聞かせて頂けたと感謝しております。 ありがとう御座います。 「なくてはならない存在」 私もこれは常に意識しております。下請けでは大して問題にはならな いかもしれませんが、直接取引の場合、特に担当者と直接会える場合 など、何年かお付き合いさせて頂いていると、翻訳以外の会社のいろ んな実情が分かってきます。具体例を挙げるのは避けますが、相手の ニーズがいろんな形で分かってくるのです。そうなると翻訳業=サー ビス業の側面が充実してきます。「表現にブレがありません」とか、 その程度のレベルじゃないんですね。真に「なくてはならない存在」 になるためにはそれなりのプロセスが必要だと思っています。 「感謝の気持ち」 いつも持っていますよ。でもね、ここの読者には言うまでもないと思 いますが、ずるい事を考える輩もいます。商売人としての側面を強く 出しすぎて異臭を放つ輩もいます。思うように行かなければ相手の邪 魔をしたりする輩もいる。戦うべき時は戦うべきだと思います。産業 翻訳の業界は自由競争ですから。また、今後、1人の翻訳者の処理可能 枚数が飛躍的に増えるでしょうから、市場が拡大しなければ「喰うか 喰われるか」になります。 干物にならなかった人さんのコメントには考えることが色々ありまし た。ありがとう御座います。 |
私が干された訳 | 干物にならなかった人 | 1436 | 3/4-11:04 |
記事番号1434へのコメント お二人のやり取りを拝見していて感ずるところがありましたので,駄
文をしたためます.ツリー元のお尋ねの答えにはなっていませんがご 容赦. 私は翻訳関係のオンサイトの仕事を長年続けていました. 自分でいうのもなんですが,成績優秀で,勤務先の会社にかなり貢献 していました.自分の下に若い人材を部下として抱えて指導し,育て ていく役割も担うにようになります. そんな状況で,自分はこの会社になくてはならない人材であって,自 分の立場は絶対的に約束されたものだ思い込むようになっていきまし た. そんな絶頂期に病に倒れたのです.なんども入退院を繰り返す生活に なりました.オンサイトの仕事は,若い部下に託してきましたが,や はり急造の代理では十分な仕事ができず,オンサイトの職場にかなり 迷惑をかけてしまったようです. それからも数回入退院を繰り返して,1年後にようやく,社会復帰を 果たしたころには,オンサイトの職場には見知らぬ人が入っていて, もう私の居場所はありませんでした.そのときは,ずいぶんと元の勤 務先の担当者を憎悪したものです.あんなに貢献してやったのに自分 を切り捨てるとはなにごとだと.恥ずかしながら,激情のあまり, 悪態をついたりもしました. その後,完全に社会復帰を果たし,新しい仕事も軌道に乗った現在, 当時のことを振り返ることがあります. すべてが順調に思えた絶頂期でしたが,その時点で報酬が同じ仕事を する若い人の2倍近くになっていました.自分の実績にあまえて,強 引にわがままな要求を通したりしていたのです.これだけ貢献して やっているのだから,このくらいは当然だという,今思えばあつかま しい考え方をするようになっていました.勤務先の担当者も表にこそ は出しませんが,内心,嫌なやつだと苦々しく思っていたに違いあり ません. 一時的な業績低下を厭わず,私のような人材を,組織から追い出すこ とを「膿を出す」というそうです.特定個人の力に大きく頼った組織 構造では組織全体が成長できないんですね.その人物の存在に弊害が 付きまとう場合はなお更です.そうして脱皮を繰り返しながら企業組 織は発展していきます. 結局,何が言いたいのかというと… 仕事を請ける人間は,常に謙虚な姿勢を保ち,仕事をさせていただけ ることに感謝の気持ちを表し続けることこそが大切なのでないでしょ うか. もちろん,中には非常識な御客様もいるかもしれません.そういう場 合は,ことさら丁重に取引を辞退申し上げて,将来に禍根を残さない ことこそがプロとしての嗜み,流行の言葉を借りると「品格」という ことではないでしょうかね. |
Re:翻訳者の貯蓄 | ピヨピヨ | 1435 | 3/3-16:14 |
記事番号1434へのコメント けだるい人さんへ
>思うに、 >私が大手翻訳会社からほされた理由を考えてみますと、 >とくにトラブルがあったわけでもなく、気付かないうちに >さあっと波が引いていくように来なくなったんです。 こんなことあるんですね・・。辞退する仕事も多い自分には、ちょっ と、分かりにくい状況ですが・・・ >心当たりがあるとすれば、「私は翻訳支援ツールは使わない」 >と言い張っていたことぐらいかな。私はTradosやTransitがキライ >なので、避けていました。うん、これが最大の原因でしょうな。 IT関連の翻訳者だったのでしょうか?分野によってはあるのかも知れ ません。 一斉にいなくなるというのは・・・翻訳者の悪い噂を流す社長は知っ ていますが・・・彼にはそれなりの報いを受けて頂きます。 |
Re:翻訳者の貯蓄 | けだるい人 Web | 1434 | 3/2-12:36 |
記事番号1433へのコメント 思うに、
私が大手翻訳会社からほされた理由を考えてみますと、 とくにトラブルがあったわけでもなく、気付かないうちに さあっと波が引いていくように来なくなったんです。 心当たりがあるとすれば、「私は翻訳支援ツールは使わない」 と言い張っていたことぐらいかな。私はTradosやTransitがキライ なので、避けていました。うん、これが最大の原因でしょうな。 まあ、今となってはむかしのことです。 |
Re:翻訳者の貯蓄 | ピヨピヨ | 1433 | 3/2-12:10 |
記事番号1432へのコメント 追伸
あと、翻訳会社は横のつながりで連絡を取り合っているケースがあり ます。 1社ともめると、他の会社に悪評をばら撒く陰湿社長もいます。 私も1人知っています。返り討ち |
Re:翻訳者の貯蓄 | ピヨピヨ | 1432 | 3/2-10:56 |
記事番号1431へのコメント けだるい人さん お返事ありがとう御座います。
翻訳廃業ですか・・・ けだるい人さんのようなケース、有りうることですよね。 いつまでも下請けに甘んじることなく、自分で直接仕事を獲得すれば 済むことじゃないでしょうか? 私の場合、バイオの研究をやっていた関係で、バイオベンチャー企業 に勤めている知人がかなりいます。あと、身内にも大学で研究してい る連中がいます。周囲の様子を見ながら、力を蓄えながら、直接取引 へのシフトを考えています。 私の地元には製薬会社やバイオ企業はありませんが、臨床検査の会社 や畜産関連の会社にサンプル持参で営業に行き、仕事を獲得したこと があります。行動力次第で新たな可能性は開けます。 低レベルな翻訳会社に頭を下げ続けるのは馬鹿らしいです。 |
Re:翻訳者の貯蓄 | けだるい人 Web | 1431 | 3/2-09:21 |
記事番号1429へのコメント フリー4年目で1200万円の貯蓄をされたピヨピヨさん、
うらやましい限りです。 私は10年続いた大手翻訳会社から理由もなく昨年完全 に仕事をほされてしまったため、翻訳は廃業しました。 こんなこともあろうかと、数年前から準備してきたコンサル タントの世界に思い切って飛び込んだのですが、この春は 英語力を活かした業務を受託し、3か月間で約250万円 の所得を見込んでいます。中年の素人コンサルタントとし ては、まずまず好調な出だしといったところでしょうか。 翻訳にはピヨピヨさんのように飛ぶ鳥を落とす勢いで収入を 増やす人もいれば、私みたいに翻訳から離れてはじめて、 少ないながらも心が踊る所得を手にできそうな者もおります。 世の中、皮肉なもんです。 |