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プロ翻訳者、翻訳関係者のためのフリートークルーム4月20日05時22分
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訂正たけだ 16009/16-12:49
 記事番号1595へのコメント

>バレエ界では今reworkという言葉が注目されています。remakeではなくrework。
>具体的にはマッツ・エックなどの仕事を指します(ギエムが踊ったマッツ・エック版『ジ
>ゼル』は、面白かったです)。

すみません、ギエムではなくマリ・クロード・ピエトラガラでした。

contemporary versus classical南都隆幸 email Web15999/15-18:21
 記事番号1598へのコメント

ダンス関係のサイトを紹介してくださってありがとうございます。さ
っそく拾い読みを始めています。

contemporary dance と classical ballet などとの関係については、
よく理解できるような気がします。現に僕自身も、たとえば
plotless で背景も衣装も何もないダンスがいくら面白く作ってあった
としても、2分くらいしか集中力は持続しません。2分くらいでうまく
まとめてあったら僕は感動しますが、うまくまとまっていなかった
ら、たったの2分でさえ耐えられません。

そして、仮に素晴らしいダンスであったとしても、plotless で背景も
何もなかったら、1時間もそれを見続けることはできません。やはり、
たけださんの仰るように、物語があって初めて、何時間も見続けるこ
とができますね。

最初から単純であるのと、意識的に単純化したものとは大いに違う、
とのこと、よく理解できます。複雑なものがいくらでも作れるように
なった人が、わざと無駄をどんどん省いていって、その結果として意
識的に単純化した作品は、素晴らしいですね。

そういう意味で、ダンスにせよ何にせよ、複雑なものを作り続けた過
去の遺産をきちんと自分のものにして、その遺産を踏まえた上で、あ
らたに自分らしいものを作ること、それが大事なのですね。自分らし
いものが、たとえば過去のものと同じくらいに複雑なものかもしれな
いけど、極めて minimalistic なものかもしれない。それはともか
く、まずは伝統に立ち返ることが大事ですね。

そのためにも、たとえばダンスを自分のものにしたいと思う人は、ま
ずは、好むと好まざるとに関わらず、まずはあらゆるダンスの基礎と
いうか原点であるクラシックバレエを習うということは、とても有益
だと、素人ながら思います。


Re:Sylvie Guillemなどたけだ 15989/14-19:25
 記事番号1597へのコメント

ダンス関連の面白いサイトを一つご紹介します。

http://garbotalks.asablo.jp/blog/


Sylvie Guillemなどたけだ 15979/14-17:34
 記事番号1596へのコメント

南都隆幸さん

>僕は、舞台とか衣装とか音楽とかライティングとか舞台装置とかを極
>限まで単純化したものが好きなのです。そして、さらには3分以内にま
>とめたものが、僕にとっては理想。だから、コンテンポラリーダンス
>に興味を持っています。でも、それがうまくいったときには素晴らし
>いけど、うまくいかなかったら、まるで面白みのない退屈なものにな
>りさがってしまいます。

1970年前後では状況や風景というのが一種のキーワードで、1980年代の半ばごろから
「物語」論が流行ですね。大きい物語であれ小さな物語であれ、人は物語のないものにな
かなか耐えられないんですね。自民党の総裁選でもマスコミ各社は麻生物語や小池物語を
熱心に提供していて、聴視者はそれがうさん臭いと知りつつああだこうだと言っていま
す。
状況、風景、物語と言葉は違っていますがつまりは「制度」だと思います。
我々を庇護すると当時に変化への芽を摘み取ることで自分を守るのが制度だとするならば
わたしが芸術に惹かれるのは、芸術がこの制度を撃つもの、制度に揺さぶりをかけるも
の、あるいは制度の機能を明らかにするものだからです。
古典作品とは制度の機能ぶりを明らかにするものでしょうし、コンテンポラリーの作品は
制度が課す様々な装置を最小限にする事で、制度を逆照射するところに面白みが有るわけ
です。コンポラの形式だけまねをしても、夫々の装置の役割に関する理解が浅ければつま
らない作品になってしまうのではないでしょうか。
意識的に単純化する(ミロやクレーの絵)ことと単純である事(子供の絵)との差は大き
いです。





Mats Ek et Sylvie Guillem南都隆幸 email Web15969/14-11:52
 記事番号1595へのコメント

またも素晴らしいものを教えてくださいましたね。残念ながら Mats
Ek 版の Giselle を Sylvie Guillem が踊っているビデオをインター
ネットでは探し出せませんでした。でも、次のものは見つかりまし
た。

Sylvie Guillem - Wet Woman - Mats Ek
http://jp.youtube.com/watch?v=63oBG3TUaKU

これがかの有名な Guillem なんですね。すごいですね。ゾクゾクしま
した。まさにコンテンポラリーダンスっていう感じ。僕の好きなジャ
ンルです。こういうふうな、表情豊かで動きの躍動的なダンスで、し
かもプロットがなくて、短くて、裸足で、衣装も舞台装置もライティ
ングも単純なものが僕は好きです。こういうのも minimalism ってい
うんでしょうかね。

僕は、舞台とか衣装とか音楽とかライティングとか舞台装置とかを極
限まで単純化したものが好きなのです。そして、さらには3分以内にま
とめたものが、僕にとっては理想。だから、コンテンポラリーダンス
に興味を持っています。でも、それがうまくいったときには素晴らし
いけど、うまくいかなかったら、まるで面白みのない退屈なものにな
りさがってしまいます。

Re:バレエコンサートたけだ 15959/12-20:40
 記事番号1594へのコメント

南都隆幸さん

>それから、「バフチサライの泉」は、男主体のバレエで、僕にとって
>は新鮮でした。バレエと言えば女性が主流で、男はあくまで付け足し
>でしかないと思っていたのに、このバレエでは、男が主役。とはい
>え、僕が一番好きなのは、今のところはやはり「白鳥の湖」。
「バフチサライ」とは珍しい作品を御覧になりましたねえ。
私はまだ生では観た事がありません。

>それから、コンテンポラリーダンスをほんの少し見ましたけど、とて
>も面白い。バレエをきちんと習ったあとに、遠い将来、いつか短いコ
>ンテンポラリーダンスを踊ってみたいと思います。
バレエ界では今reworkという言葉が注目されています。remakeではなくrework。
具体的にはマッツ・エックなどの仕事を指します(ギエムが踊ったマッツ・エック版『ジ
ゼル』は、面白かったです)。
古典バレエの現代的な読み直しという事なんでしょうが、コンテンポラリーの代表者と思
われたピナ・バウシュも最近はrework的な仕事をしています。



バレエコンサート南都隆幸 email Web15949/12-20:22
 記事番号1593へのコメント

この4ヶ月ほどの間に、バレエ以外のダンスのコンサートや発表会は4
本くらい、バレエそのものは、たぶん8本か10本くらい見たと思いま
す。

僕が今まで見たバレエのコンサートや発表会の中では、

   ジゼル
   白鳥の湖

の二つがとても感動的でした。涙が乾いているときが少ないくらいで
した。涙を流させるからと言ってよいバレエとは限らず、涙を流させ
ないものが実はよいバレエなのかもしれないけど、ともかくこの二つ
には感動しました。「パキータ」の一部も見ましたが、とても壮麗で
感動的でした。

それから、「バフチサライの泉」は、男主体のバレエで、僕にとって
は新鮮でした。バレエと言えば女性が主流で、男はあくまで付け足し
でしかないと思っていたのに、このバレエでは、男が主役。とはい
え、僕が一番好きなのは、今のところはやはり「白鳥の湖」。

それから、コンテンポラリーダンスをほんの少し見ましたけど、とて
も面白い。バレエをきちんと習ったあとに、遠い将来、いつか短いコ
ンテンポラリーダンスを踊ってみたいと思います。

映画やダンスコンサートたけだ 15939/12-20:08
 記事番号1592へのコメント

南都隆幸さん
>
>フランスでさえ上映されることの少ない映画が、神戸でまとめて上映
>されるとは、すごいですね。それにしても、かつてはフランス語とフ
>ランス文化を勉強するために必死でフランス映画を見ていましたが、
>10年くらい前から、ほとんど見なくなりました。

今回の上映作品は、ヌーベルヴァーグ以降の小難しい作品は殆ど含まれていません。
ある意味で「安心して」見ることができます。

>今は、ダンスコンサートをよく観に行きます。バレエがほとんどで
>す。海外の有名なものは、ずいぶん前から予約せねばならず、その日
>に行けるかどうかわからないので、今のところは有名なものは見てい
>ません。
有名どころでも当日劇場に行ってみると見られなくなった人がチケットを会場前で売って
いたりしますので時間があればダメもとで行ってみるのも手ですよ。
私は今年観たのはベジャールの『バレエ・フォー・ライフ』くらいですねえ。



映画やダンスコンサート南都隆幸 email Web15929/12-14:27
 記事番号1591へのコメント

たけださん

フランスでさえ上映されることの少ない映画が、神戸でまとめて上映
されるとは、すごいですね。それにしても、かつてはフランス語とフ
ランス文化を勉強するために必死でフランス映画を見ていましたが、
10年くらい前から、ほとんど見なくなりました。

今は、ダンスコンサートをよく観に行きます。バレエがほとんどで
す。海外の有名なものは、ずいぶん前から予約せねばならず、その日
に行けるかどうかわからないので、今のところは有名なものは見てい
ません。その日に当日券を何とか買えるようなコンサートや発表会だ
けを今のところは見ています。この4ヶ月ほどのあいだに、10本ほど見
たでしょうかね。あるいは13本くらいかな。

フランス映画の秘宝たけだ 15919/10-19:58
 記事番号1590へのコメント

南都隆幸さん

話題を変えて上映会のご案内です。

http://www.asahi.com/event/fr/index.html

大阪では上映がないようですが神戸では上映されます。
サッシャ・ギトリ、ジャン・グレミヨンあたりの作品はパリでもあまり観る機会は有りませ
んのでおすすめです(残念ながらダンスに関係ありそうな作品は見当たりませんが)。




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