ららさん、はじめまして。
先行きが見えている人なんて決していないし、
そう思っている人がいるとしたら超ド級の勘違いです。
私は今年でフリーランス3年目になりますが、
独立したてのころは、ららさんと同じ不安に苛まされました。
3日途切れただけでも不安に思うくちで、
常に納品の目安がつく数日前には担当者に連絡して
仕事をアサインしてもらってました。
で、ある日、
私にはオーバーフローするぐらいがちょうどよいのかな、
とそのとき気づいたんです。仕事が溢れて死にそうなとき、
「これって、ないときとどっちがつらいかな。。。」
と自問自答した結果、あるだけ「まし!」という結論に達したので。
他人からは、よく「体壊さないでくださいね」
って言われるんですが、
私としてはそれほどがんばってるつもりはなくて、
それが、自分なりのバランス感覚なんです。
仕事のペースって人それぞれ想像以上に違うんですね。
それまでは、私も翻訳会社に勤めていたので、
周囲のメトリックスの中で生きていました。
それは、仕事に限ったことではありません。
私の人生にも通じるところがあります。
何かに属していることが当たり前となっていたので、
フリーという感覚は衝撃的で、情けないことに、
最初は糸の切れた凧のようなものでした。
でも、そういう不安を重ねていくうちに今は、
自分流の泳ぎ方を少しは覚えたかなと思えるようになりました。
それは、かっこよくいえば、自分らしさの追求なのかも
しれませんが、実際は、仕事の方法、パソコンの修理から
将来設計や自分自身の健康管理、老後のこと、そういうものすべてを
ひっくるめた、自立した考え方を身につける、ということかもしれません。
>>某翻訳会社に登録し、その一社のみからコンスタントに受注
それでOKです。
最初から何社も掛け持ちするよりは、その一社に対して
ららさんの誠意と存在感を示すほうが先決です。
掛け持ちすると、どうしてもスケジュールに
隙間ができるし(A社の納期の直後にB社のハンドオフがある、
なんてことは少ないですから)、オーバーフローしたときに
あれこれ断る理由を考えたりしなければならなくて非効率です
(他の翻訳会社の仕事が入っているのでできません!
とは普通なかなか言えませんからね)。
ららさんがいなくなったら困る、と相手に思わせることが大事、
と私は思います。
先行きが見えなくて当たり前だし、
仕事がなくなったら..と悩むことは大切なことだと思います。
きっと、そこから自分のスタイルが生まれてくるのではないでしょうか。
不安や不満がなければ仕事も人間としても成長できないというのが私の持論
です。
過去に投下され,もう回収できなくなった費用(時間や設備)」のことを
「サンクコスト」いうらしいです。
リターンの見込めない問題に時間を費やすよりも...ってこととも通じます
ね。
頑張ってくださいね。
パトラッシュ
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