恭祐さんへ。
>例えば私が勤めていた特許事務所では8〜9割方は所内で翻訳してい
>ました。
ここは多分、日本人には英訳をさせず、ネイティブのみに
翻訳をさせる事務所だと推察します。この場合は日本語
担当者とネイティブとの内容の整合が必要でコストが掛
かる体制になっているかも知れません。このような事務所
は増えていくと思われますが現状では非常に少ないと思わ
れます。従って、このような事務所は財政が豊富な企業と
の取引が多いと推察します。
従って、日本人が明細書が書けて英訳できれば非常に
コスト的に効率が良くなります。
私は企業知財部に7年間在籍し、10程の事務所を見ました。
1社が外国出願専門事務所でここの英訳の質は合格レベル
でした。3事務所は弁理士さんが翻訳していて当方の修正
が非常に多く、他の6事務所は外に出していて質が余り良く
ありませんでした。
いずれにしても本気で特許翻訳で生きていこうとする場合
には日本語及び英文明細書が書ける能力が必要です。
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